看護は甘くない
昨日ムメカンと飲んだ。
相変わらず、臨床とアカデミックの場に熱いやつで、おれを現場に戻すといって聞かない。
それは、とても光栄なことだけど、当面現場に戻る気はない。
というか。
戻れるほど甘くない。
現場は、そんなに甘いもんじゃない。
バイト感覚で戻れる場所だとは思っていない。
そして、おれはバイト感覚で戻ってきた看護師に自分や家族をみてもらいたいなんて、みじんも思わない。
願い下げだ。
だから、おれは戻れない。
もし..もしも現場に戻るなら、その時は現場一本にして、今やってる仕事は全て閉める。
そのくらい看護は厳しい。
だから....だからこそ、現場の看護師にはもっと対価を。と思う。
夜間は確実に体に悪いし、日勤をしていたら夕飯を食べられてるのは21-22時だ。
今の看護師は、続ければ続けるほど体に悪い。
でも、看護が好きだから、看護師が好きだから続けるんだ。
そんな奇特な存在を失望させないでくれ。
僕たちみたいな存在を増やさないでくれ。
僕たちは、僕たちなりになんとかやっていくよ。
大丈夫。生きていける。
だから、今いる看護師を、どうか大事にしてほしい。
人はそんなに強くないのだから。
...おわり。
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