コミュ障ぼっち、マ○チ疑惑のあるクレープパーティにいきなり参加させられた休日

私は長らく友達のいないぼっち生活を送っておりました。

どのくらいぼっちなのかというと、大学卒業後新しい友達は一人もできず、
数少ない大学の友達とも卒業後一切連絡を取ることはなくなり、
高校までの友達2~3人とは何年も会っておらず、
年に1回LINEが来たり来なかったり、もう繋がりがあるのかないのか分からんくらいの関係性しかない

そのくらいのぼっちでありました。

そんなぼっちでも、以前までは付き合いの長い恋人がおり、
この人がいるから友達いなくてもいいや~と現状に甘んじていた部分があったのですが、
その恋人ともお別れして本格的なぼっちになってしまいました。

そこで精神的にふさぎ込みがちになってしまい、
この状況をどげんかせんといかん!というわけで友達作りプロジェクトを開始したわけです。


ですが友達の作り方なんて分からないコミュ障ぼっちな私、
とりあえずネットの力を頼って、友達募集ができる「地元の掲示板」とやらで投稿していた近くに住む人と会ってみることにしました。


そこで出会った男性と今日2回目会ってきて、
コミュ障で大人数が大の苦手にもかかわらず
なぜだか総勢10名もいる大所帯のクレープパーティに参加させられてしまう羽目になったのです…


その男性は割と行動的で、多趣味で、わざわざ怪しい掲示板(失礼)を使って友達を探さなくてもよさそうな人でした。
それに、「尊敬している人がいる」「その人が持っているセカンドハウスでよく飲んでいる」「自分の店を出す夢がある」「仲間内でよくBBQやサバゲーをやる」などという、なんとも怪しい発言が見られました。


この発言でピンとこない方もいるとは思いますが、
ネットの出会いだと副業勧誘などの裏目的がある場合も多く、
特にマルチ商法の勧誘では、尊敬している先輩がいると言って
マルチの親玉(?)を紹介されたり
自分には大きな夢がある!などというスケールの大きい話を語って
相手の興味を引くということがあるあるらしいので

この人は何らかの勧誘目的なのではないか…
この人の仲間というのはマルチ繋がりなのではないだろうか…
という疑いが晴れませんでした。
BBQやサバゲーというのも、何も知らない人を誘い込むための餌なのではないか?と思ってしまいました。

とはいえ、マルチだとしてもそれはそれで面白いし、マルチ勧誘には屈しないという自負があったので、
その男性の仲間の正体がなんたるかを知るためにも継続して会ってみることにしました。

前回はカフェで1対1で会ったのですが、今回はカフェに仲間が何人か集まるとのことで、そこに誘ってもらいました。

私はコミュ障なので、知らない人が何人もいる集まりにいきなり参加することを不安に思い、どんな人が参加するか教えて欲しいとお願いしたところ
開始時間より少し早く合流して教えてくれるとのことでした。

私は前の予定があってすでにそのカフェがある駅にいたので、
男性がわざわざ時間を作って早めに来てくれたのです。
なかなかに親切!!!
でも裏目的のための親切かも…

そんなことを思いながら男性とカフェで合流。

そこでなぜだか予定が変更になり、カフェではなく
クレープパーティ in 尊敬している人のセカンドハウス
が開催されることを知らされました。
いきなり何なんだそれは…
意味が分からないですが、ここまで来たら行くしかない…

さらに、その男性が話を始めて5分ほどで知らない人2人が私たちに話しかけてきました…
他に人来るなんて聞いてないよ!?


その人たちは一人が若くて人当たりの良い女性、もう一人が50歳ほどの男性でした。
そしてその中年男性こそが、前述の彼が「尊敬している人」であり
クレープパーティ開催地である「セカンドハウス」の所有者のようでした。
(男性が増えて分かりにくいので中年男性を「教祖」とします)

女性も男性も教祖に一目置いているようで、
話す素振りからしてとても気を遣って持ち上げているように感じました。
私からしたら全然知らないおじさんにいきなり会わされて、
なぜかその人が持ち上げられてる空気感に付き合わないといけないことに不快感を覚えました。
こいつ何者なんだよ。

それに、この状況……
私、囲い込まれてない?
まさに今、マルチの親玉を紹介されてない?
マルチの親玉だけでなく人当たりの良い女性も連れてくることで、
ターゲットを安心させるという狙いがあるのでは??

そう考えざるを得ませんでした。
だって、この状況不自然じゃん…
私が持っていたマルチの事前情報とも合致するし。

そんなことを考えていると、
また後で♪と言い残し2人は去っていきました。
(※後で=クレープパーティで)

あれ?特に何も勧誘されなかったなあ…
思っていた流れと違って拍子抜けしましたが
とりあえず嵐が去ってくれたことに安堵しました。


………ここで、話の途中なのですが
書くことにも考えることにも疲れてきました。
もうお風呂入って寝る時間だし。
本来であればこの流れのまま、最後まで話を続けるべきところですが。

でも、この文章もただの自己満でどこかに発散したいだけなので、
好きに書かせてもらおうと思います。
人が見るところで文章を書くのに慣れてなくて、
最初の方で気合入れすぎてガス欠状態です。


伝えたかった結論は、
たいして美味しくもないクレープをちょっとしか食べてないのに700円も材料費を取られて最悪だったということ、その一点のみです。
700円もあれば、クリームもりもりでアイスも乗ってるお店で一番高いクレープ買えたのに。

それだけを言いたかったのに、
文章をまとめる能力がなくてこんなにも長ったらしくなってしまった。

そのクレープパーティの参加者も、すでに打ち解けた人たちというよりは
初参加だったり知らない人同士の参加が多かったようで、
なんとも言えない空気感で特に盛り上がることもなく終わりました。


この集まりは一体なんだったのだろうか?

そして、もしここまで読んでくれた方がいたら一番気になっているであろう
この教祖率いる謎コミュニティの正体ですが………
結局よくわかりませんでした。笑


ですが、どうやら「ア○ウェ○」だの「環○」だのといったマルチ団体では無いようでした。
こんなにも怪しかったのに……!!!

この教祖様は、若い頃から色々な経験をしてきた優秀な人だそうで、
30代ですでに不労所得で生きていけるほどになり、
今は若者向けにセミナーをやったり色々な場所に旅行に行ったりと
好きなことに時間を使って人生を謳歌しているようでした。
なんて羨ましい。

そんな教祖様の話を聞きたい人や、
教祖様にビジネスや人生について相談したい人、
教祖様の趣味であるサバゲーに参加したいだけの人など
色々な人が集まって、この謎コミュニティが形成されているようでした。
とても不思議だ…
あまりこのようなコミュニティを見たことがない…

というか、知ってる人がこれを見たら特定されそうだな…
でも良いか。


あのクレープに700円も払わされて、とても悔しい気持ちでしたが
普通に生きてるとあまり遭遇できないような不思議な状況を味わうことができて、まあ経験としてはよかったのかなと思いました。

そんな変な休日を過ごしたっていう報告です。

この集まりに誘ってくれた男性とはクレープ作りを通じて前回よりも仲良くなり、また飲み会などの集まりに誘ってくれるそうなので
面白いことがあったらまた報告します。


それではまた。







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