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衝撃を与える一枚の写真@東北ターンLab.【振り返り:しゅんすけ】

みなさんこんにちは!
宮城の大学生の早坂峻輔です。

僕は好奇心がとても旺盛で、心がワクワクするかどうかが行動基準という、とても単純な人物です(笑)
昨年はハタチになり、心機一転というわけでもなく、例年のごとく、興味の赴くままに生きる自分らしさ全開の年でした。振り返るとたくさんのことに手をつけたなーと半分呆れた気持ちになっていますが、その中で取り組んだ一つに東北ターンLab.というものがありました。

3月のある日、尊敬してやまないNPO法人底上げ代表の矢部さんから一本の電話が。普段はメッセージでしかやり取りをしない矢部さんから電話が来るなんて、相当な大事に違いない。そんな想いで電話にでました。

「東北の面白いやつらを集めるんだけど、しゅんすけもどう?」

返答は、もちろんYesです。ちょうど、この数週間前に”矢部の犬”こときっかけ食堂事務局長のこうせいさんから「行動はメッセージ」という矢部さんの名言?について熱く語られていたせいもあるでしょう。

そんなきっかけで参加したターンLab.には、今まで関わったことのなかった「東北の面白いやつら」がいて、たくさんの刺激をもらいながら日々の生活を送ることができました。

ターンLab.では、デザインの仕方や思いを伝える写真、気仙沼のイマなどについて学びました。どの学びもとても新鮮で、ターンLab.に参加しなければ、得ることができなかった貴重な学びでした。その中でも特に印象に残っているのは、写真講座です。
もともと写真を撮ることが好きで、趣味は何?と聞かれた時には写真撮影と答えていました。でも昨年は、相棒のカメラにホコリが積もってしまうくらいには写真を撮っていなかったので久しぶりに写真を撮る機会をつくりたいと思い受講しました。(実際は、ターンLab.の活動にあまり関われておらず、この講座しか選択肢がなかったというのはここだけのヒ・ミ・ツ笑)

そんなよこしまな動機で参加したにもかかわらず、写真家の平井慶祐さんによる4回の講座で、僕は写真が持つ可能性について再考させられることになりました。この講座で特に印象的だった学びは、写真には、見るだけで様々な情報を得ることができるという特徴がある一方で、目に見えるものしか分からないということです。

そこで僕は、見る人自身に考えてもらうため、写真の色を全てモノクロにするという試みをしました。

モノクロ写真作品の一例を紹介します。

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この写真に移っている木は、赤や黄色に染まった木もあれば、薄い緑色、濃い緑色の木もあり、全ての木の色が異なっていて、それが池に反射している様子が印象的な写真となっています。当初、私は池に反射している様子に焦点を当てた「2つの世界」というタイトルを付けました。すると慶祐さんから「『紅葉』という名前にしたら?」というフィードバックが返ってきました。その瞬間、自分自身のこの写真の見え方が大きく変わりました。タイトルを変えるだけで、見る側の想像力の膨らみ具合が大きく異なることに気が付いたのです。どんな写真をどういう風に相手に提示するか。写真の魅せ方に対する考え方が大きく変わった瞬間でした。

それから、写真を見てくれたメンバーの1人が「どうしても感想が言いたくなった」と言って、写真を見て受けた衝撃を伝えてくれたのです。僕の写真を見た人に、感情を外に発散させるほどの衝撃を与えたい。僕が目指しているのはこれなんだと気付くことができました。今まで持っていた想いの形がはっきりした気がします。

今年はそんな想いを叶える一歩、そして慶祐さんからの学びをアウトプットする機会として、今まであまり動かしてこなかったinstagramに写真をたくさん投稿していきたいなーと思います。僕の写真を見て、居ても立っても居られなくなるような衝撃を何人に与えられるか。これを今年の目標にしていきたいと思います。
よければ僕のinstagramのアカウント(@shunnoshasin)をフォローして、僕の挑戦を暖かく見守ってください。

最後に、1年間の東北ターンLab.の活動を通して、多くの仲間と出会い、たくさん心がワクワクする瞬間を体験することができました。この活動に参加することができたことをとても嬉しく思い、このような機会を与えてくださった東北ターンLab.事務局のみなさん、支援をしてくださった企業さんへ感謝の気持ちでいっぱいです。これからもここで出会った仲間と一緒に、ワクワクすることをたくさん行っていきたいと思います。



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