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7月7日。七夕の日に、クラウドファウンディングはじめました。
2019年に飾られた「七夕飾り」をアップサイクル。
【 TANABATA PAPER 】を届けたい!
2017年に出会って以来一緒に活動してきた「NOZOMI PAPER Factory」さんと、七夕の今日、新たなプロジェクトを生みました。それが「TANABATA PAPER」プロジェクトです。
同工房は、宮城県南三陸町の福祉施設。全国から届く牛乳パックや新聞紙を溶かし、紙漉きをして、チャーミングなポストカードを手仕事で作っています。
そのアナログな手間暇のかけ方に魅了され、東北スタンダードマーケットでは、NOZOMIさんと共に様々なものづくりを行ってきました。
伝統工芸の中で欠かせない「手間暇」の工程が、利便性と共に失われていくことに共通の課題を感じ、「手仕事」と「福祉」をつなげないかと模索してきました。
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2019年の夏にご縁があって、「仙台七夕まつり」で飾られた和紙を「鳴海屋紙商事株式会社」さんから譲っていただきました。美しい仙台の七夕飾りですが、木枠や針金を手作業でバラすことに膨大な手間暇がかかるため、リサイクルが難しい問題を伺いました。
お話を聞き、「NOZOMI PAPER Factoryの皆さんならリサイクル可能かもしれない」と思いご紹介させていただき、一年をかけて分別・紙漉きして、やっと「TANABATA PAPER」の試作が完成。
手間暇がかかる仕事が失われていくのは、リサイクルでも、伝統工芸の業界でも共通の課題です。
和紙職人が漉いた紙が、七夕職人によって形作られ、それをもう一度NOZOMIの皆さんが漉いて形にしたことは、手仕事による「新しい産業」が生まれた瞬間だなぁと感動しました。
しかし、新型コロナウイルスの影響によって今年の仙台七夕まつりは中止に。お披露目の場を失ってしまいました。
見る七夕から「触って・感じる」七夕に生まれ変わったこの紙を、全国に届けたい。そして来年の活動につなげたいという想いから、クラファン形式でのお披露目となりました。
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しかも、山形鋳物の鋳心ノ工房さんにご協力いただいて、風鈴の下に「TANABATA PAPER」の短冊がぶら下がったスペシャルな「TANABATA FOORIN」もできました。
「これは実際に飾っているところを見ていただきたい」ということで、8月7日の夜には実際に風鈴と短冊を数百枚飾って、仙台市から「YouTubeライブ」で風流をお届けします。
祈りを込めて飾った「TANABATA PAPER」を回収して、リターンとして9月頃お届けさせていただきます。
2019年・2020年と時を経て姿を変えて、全国に届く「TANABATA PAPER」に、来年の願いごとをお書きいただきたい。こんな状況だからこそ、私たち一人一人が前向きな気持ちになるきっかけとなればと思い、この企画を立ち上げました。
ぜひ、プロジェクトページをご覧いただけると嬉しいです。応援、よろしくお願いします!
▼プロジェクトページはこちらから
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