2023年3月7日放送の「オモウマい店」絶対観てくれよな！～東北おじさん、深夜に勝手に番宣気取り

中京テレビ（愛知県の日本テレビ系ローカル局）制作の「ヒューマングルメンタリーオモウマい店」。

テレビの前の皆さーん！この番組を毎週楽しみに楽しみにしており、しっかりと録画して、録画してるのに何故かついついTverで観ることが多い、テレビっ子東北おじさんこと長谷川誠です。

ヒューマングルメンタリー オモウマい店

ホント、勢いが凄いですよね「オモウマ」。テレビ離れが叫ばれて久しい昨今ですが、周囲の声を聞いてみても、久しぶりに老若男女世代層を問わず大人気な番組なのではないでしょうか。

しかし、この番組が「地方ローカル局制作」というのも、現在の疲弊して凝り固まった地上波テレビのバラエティ番組の状況が透けて見えるようです。

ちょっと視聴率が良ければ二番煎じ、三番煎じ、十番煎じぐらいまで同じようなフォーマットで擦り倒しながら制作されている昨今のバラエティ番組。

ちょっと番組内容を冒険しようものなら、良識ある素晴らしいノイジーマイノリティの紳士淑女の皆々様からお叱りの声が届くもんだから、どんどん萎縮して凝り固まっていっているように見えていました（「水曜日のダウンタウン」は例外ですが笑）

そんな状況の中にあって「オモウマ」は凄い。中京テレビ番組制作スタッフの熱量が凄いというのもあるんでしょうが、昨今のバラエティ番組のルールから大きく逸脱しているというか、ルールを気にしていないというか。その独自性が番組の強烈な「個性」になっているように感じます。

安くてボリュームたっぷりで個性のある店主がいるお店を紹介するだけだったら、日曜日の午後にでも放送していそうなテレビ東京制作のありきたりなバラエティ番組なんですが…。

尋常ではない数の飲食店へのアプローチ、ここぞ！と思ったお店には断られても断られても通い続け、時には宿泊までさせてもらいながら、最終的にはお店の人達の「家族」や「孫」や「弟子」にまでなりながら密着取材。

今までのバラエティ番組では見せていなかった（或いはヤラセや仕込みが絡むため見せられなかった）途中経過や過程、その全てを隠すところなくオープンにしているんですね。

一見無駄に見える、途中経過や過程、面倒なスタッフの個人的コダワリに焦点を当てて制作されたVTRは、スタジオでヒロミさんや敬愛するコトゥーゲさんに散々ツッコまれていますが、それを笑いながら見ていると不思議なことに、どんどん紹介されているお店とスタッフに対する愛着が湧いてくるんです。

当事者意識が芽生えるとでも言うんでしょうか。感情移入の度合いが高くなるんですね。ちょっと前にメタバースだなんだとデジタル的な疑似没入空間がもてはやされていましたが（そう言えば最近流行が去ったのかあまり聞かなくなりましたけども）、そんな手法を使わずとも、テレビというメディアが既に持っている力を使うだけで、ここまでの没入感が生み出せるのだ！と改めて証明してくれている番組のように思います。

まぁ、そんな面白く個性的な「オモウマ」が流行したため、結局南極大冒険。「地方ローカル局に番組を制作させるぞ！」という、これまた懲りない二番煎じな番組制作の方向性が強くなっていることも先日のネットニュースで知りましたけれども。それだけ「オモウマ」が「当たった」ってことなんでしょうねぇ。はい。

と、熱く語りましたが。

何故に突然「オモウマ」について語りだしたのかと言いますと、ペチペチとキーボードを打っております現在2023年3月、日付変わりまして7日（火）。宮城県のお店が紹介されるんです。

「オモウマ」ファンの方にしてみれば、「え？今まで何件も宮城県のお店紹介されてたじゃん」と思うかもしれませんが、7日の放送は個人的に特別なんです。

なぜならば。

以前ワタクシが記事書いたお店だから。思い入れのある、あのお店だから。

宮城県登米市にある、温かい人柄の店主さんが印象的だった「スイートショップおの」さん。レトロでステキなお店だから、もっともっと賑わってほしいなぁと思っていただけに、全国ネットの番組、しかもあの「オモウマ」で紹介されるなんて…番宣CMを見た時に感動して「あっ！！！」って大声出しちゃいましたもの(笑)

はい。そんなこんなで東北おじさん一人深夜に興奮しておりますが

「ヒューマングルメンタリーオモウマい店」
2023年3月7日（火）19:00～日本テレビ系列にて放送

是非是非皆さん観て下さい！

「スイートショップおの」さんがどんなお店なのか観て下さい。何なら「スイートショップおの」さんに行ってみて下さい。近くに石ノ森章太郎先生の生まれた家とかありますから。お米が美味しい所ですから。ね。ね。

以上、番宣効果がほとんどない弱小noteの片隅で叫んでみる夜、で御座いました。