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【東北情報】実家がフェス会場の近隣おじさん、行ってもいないのに山形芋煮フェスを語る

シルバーウィーク、愛娘を連れて山形の実家からこにゃにゃちわ。

switchを仙台宅に忘れてきてしまったため、期せずして据え置き機ゲームデトックスの東北おじさん長谷川誠です。

デトックスで言えば、背アブラデトックス、牛丼デトックス中でもありますよ。え?何でもかんでも自粛してたり、ちょいご無沙汰だったらデトックスって言うのが意識高いんじゃないんでしたっけ?ってか、何だよデジタルデトックスって。人間の脳内は電気的な信号で管理(デジタル的)されてるっちゅーの(実家でこっそり”だっちゅーの”ポーズで)

はい。久方ぶりの実家で自身の黒歴史が思い起こされるような悪ふざけは置いておいてですね、ちょうどこのシルバーウィーク。山形県山形市内の実家に帰省していたわけです。

そして、本日

我が山形県の名物であらせられる『日本一の芋煮会フェスティバル』が粛々と開催されたわけであります!はい、拍手!

え?芋煮会って何?という方々もいらっしゃるかと思います。ご存じない方ですと「えぇ…何、その『マンガ日本昔話』にでも出てきそうな田舎風っぽいヤツ…」といったイメージかもしれません。

芋煮会(いもにかい)とは、日本の山形県や宮城県など東北地方各地で行われる季節行事で、秋に河川敷などの野外にグループで集まり、サトイモを使った鍋料理などを作って食べる行事である。バーベキューと併行して行われることが多い。(中略)
芋煮会は、親睦を深める行事として、家族・友人・地域・学校・職場などのグループで行われている。山形県、宮城県では特に盛んに行われ、秋の風物詩となっている。また、新潟県や関東地方では、地域イベントを中心に芋煮会が行われている。芋煮会を開催する人々にとっては野外での宴会(またはお楽しみ会)のひとつであり、春の花見・秋の芋煮会として双璧をなす。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

はい。要は山形、宮城には「秋に河川敷で芋を煮て喰らう文化」があるってことでして…。ちなみに山形民は宮城の芋煮を芋煮と認めておらず、宮城民は山形の芋煮を芋煮と認めていないという文化的な軋轢もございます(笑)

ワタクシも敬虔な山形民ですから、幼少の頃であれば学校行事や地区の芋煮会に動員され、成人後は会社や同級生との酒席の場として芋煮会に動員されてきたわけでありまして。

そこまで刷り込まれていますと、やっぱりフとした拍子に「嗚呼、芋煮(山形の)喰いてぇなぁ…」と思うんですね。

そうそう。こんな感じの醤油ベースで牛肉の入った…※画像はイメージです(笑)

で、ちょうどこのタイミングで『日本一の芋煮会フェス』が開催。直径6.5mという大鍋で重機(建築現場で使われるクレーン等)を使ってイッキに調理するという、芋煮愛はわかるけど誰も止めなかったのだろうか…という奇祭レベルのフェスが開催されているわけですよ。

しかも開催場所は、実家から徒歩で30分、自転車なら15分程度。小・中・高時代にイヤイヤ参加させられた学校行事(マラソン)のコースでもあった河川敷なわけですよ。

これは…

行くのか、行かないのか、どっちなんだい!と脳内のきんに君が激しく煽っってきました…

いー-------

かないっ!!!!(ハッ!←笑顔)

はい。満場一致で行きませんでしたよ。

いや、だって、山形県民、日々家でも芋煮喰ってるし、わざわざ最高気温32℃という残暑の中いかに近隣であると言えども、観光客の皆さんで芋洗い場みたいに(芋煮だけに)なっている河川敷に行くのはちょっと…と。

実家の両親も同じ気持ちだったらしく、でも芋煮が食べたくなったらしく、本日の長谷川家の晩御飯は、父が腕を振るった芋煮だったわけなんですけれども。結局芋煮を喰らうという、山形民の性(サガ)から逃れられなかった日で御座います。

旨かったです。残りは明日の朝食べます。合掌。

※あくまで個人の感想です。芋煮フェスは良いフェスです(笑)

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