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大腸憩室炎で入院しました

今年は新年早々、入院してしまいました。

昨年末から、腸の具合があまりよくなくて、ほんの少しですが出血も見られたりしていたのですが、1月3日あたりから夕方、微熱が出るようになりました。
でも、胃腸の弱さは子供のころからですし、さして気にも留めていなかったので、6日は予定通り、朝からある企業さんでのストレングスファインダーの説明会をリアルでさせていただきました。

あっ、そうそう、私、アメリカGallup社の認定ストレングスコーチなんです。

Gallup認定の公式ロゴ

で、説明会は午前中で終わったのですが、すでにその時には予報通り雪が舞い始めていて、そんな中、帰宅しました。
家に着くと、急におなかが痛くなり、さらにものすごくダル重くなってきて動くこともしんどいので、ベッドで横になりました。

その時、頭をよぎっていたのは、明日のゴルフのこと。
7日は、昭島市にある昭和の森ゴルフコースでの新春初打ちの予定で、さらに終了後、立川駅前のイタリアンレストランでの新年会も予定していました。
しかしこの雪ではクローズになるだろうと思いながら体温計で計測すると、37.3℃、下痢もしているし体も重い、早くクローズの決定をしてくれないかなと思いながらHPで確認すると、明日の朝6時半に決定するとのことで、一応行く準備だけして眠りにつきました。

翌朝は早くに起きて検温すると37.4℃で、朝からこれかと思いつつHPでゴルフ場のクローズを確認し、病院に行くことに。

病院では血液検査とCTを撮って診察を受けたところ、医師が言うには
「血液検査の結果、CRPが 9.57 という非常に高い数値を示していて、体内にひどい炎症箇所があることを示しています。CTの画像からも大腸憩室炎に間違いないと思われるので、このまま入院して下さい。」

えっ!入院⁈

確かに下腹部を押されるともの凄い痛みを感じましたが、私的には、よく効く胃腸薬をもらいに来た程度にしか考えていなかったので、入院という一言に驚いてしまいました。

「CRPの基準値は0から0.3で、9.57というのは相当ひどい炎症が起きていると考えてください。このまま自宅で療養ということも選択肢としてはありますが、悪化すると腸壁がただれて破れてしまい大出血に至ることもあります。私としては入院を強くお勧めします。」

私は過去の大腸カメラの経験から、私の腸内にたくさんの憩室があることは知っていました。

にしむら内科クリニックのHPから

大腸に写真のような「くぼみ」があって、そこが細菌などによって炎症を起こしてしまうと、大腸憩室炎となるそうです。

同友会グループのHPから

医師の指示に従おうと素直に思い、そこから5日間の入院生活が始まりました。

治療法はいたって単調で、絶食しながら栄養剤と抗生物質の点滴のみ。
左腕に針を刺したまま、4日間点滴を続けました。

その病院はとても古く、全体のシステムが昭和の時代から一歩も出ていないと言った感じで、何が困ったと言って、病棟にWi-Fiが飛んでいないということでした。

コロナ下だということもあって、外来等との接触は一切できなかったため、家族が着替えや本などを持ってきてもらっても、受付に預けるだけで会うことができません。
話し相手が看護師さんしかいないために、本ばかり読んで過ごしましたが、まあこれも仕方がないと、あきらめました。

私は「運命思考」という資質を上位に持っていて、どんなことが起きても
「これは偶然ではない、きっと何らかの意味があることなのだ」
と思えるタイプで、今回のことも神様が、ゆっくり休みなさいと時間を与えてくれたものだと、解釈しました。

もしあの日、雪が降らずに快晴の天気だったら、間違いなくゴルフに行っていたでしょうし、プレー後の会食でも、乾いたのどを潤すために大量のビールを飲んでいたことでしょう。
全く大雪のお陰で助かりました。

さて、順調に回復、といっても、ただただ点滴しながら本を読むだけに時間でしたが、退院間近になって看護師さんからこう言われました。
「大腸に憩室がある人は、ビオフェルミンを毎日飲むといいわよ。これ、お薬というよりもサプリメントだと思って常用して大丈夫だから。」

ということで、退院後すぐに薬局で購入し、現在まで飲み続けていますが、これが何と、この3日間、快便まっしぐらなのです(笑)。

もっと早くから飲んでおくんだった、と思わせるほど、腸の様子がばっちりよくなっています。
そのうえうれしいことに、2㎏痩せて体も軽くなりました。

いろんな病気がありますよね。
でも、少しでも異変に気付いたら、すぐに病院に行くことです。

今週金曜日には、京橋の行きつけのお店を予約してあり、1月3日以来の美味しいお酒にありつけます。
楽しみです。

何しろ体調は万全なので(笑)。

皆さんに大腸憩室炎という、意外に恐ろしい病気があるということを知っていただきたくて書きました。
皆さんも気をつけてくださいね。


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