遠野物語118

紅皿欠皿(べにざらかけざら)の話も遠野郷で語られる。ただ欠皿の方はその名をヌカボという。ヌカボは空穂(うつぼ)のことである。継母に憎まれたけれど神の恵があって、ついに長者の妻となるという話である。エピソードにはいろいろの美しき絵様がある。機会があれば詳しく書き記そう。

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