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11/21の日記

 火曜日は週の始まりの日だ。光の戦士にとっては。

 ファイナルファンタジーXIVでは、ウィークリーミッションが火曜日にリセットされる。ワールドワイドだからだ。日付変更線の向こうでは月曜日にリセットされている。
 週に一回しか報酬を得られないコンテンツは火曜日がリセット日となる。だいたい火曜日か水曜日あたりに同じメンバーと集まって遊び、週一の報酬を仁義なきダイスバトルで奪い合っている。私の場合は、このメンバーの集まりがなかったら「友人と話す、交流する」というイベントが皆無になる恐れがある、というか皆無になるだろう。

 誰とも話さずにいるとどうなるか。発声できなくなる。
 病気で家に閉じこもり、あらゆる交流を遮断していた時期があった。少しよくなってようやく外に出たとき、コンビニ店員さんの問いかけに答えられなくなっていることに気づいた。

「あたためますか?」
「……ぁ……あ……」

 出ないのだ。声が。
 幸いにして首があったので、首を横に振ることで事なきを得た。
 人と楽しく交流していないと、最低限の社会性も損なわれる。非常にしんどいことだが、私にとってはこれが真実であった。一人では生きていけそうにない。
 
 私にとってFF14は、楽しんでいるゲームのひとつであり、ライフラインでもある。健康のためにやっているといっても過言ではない。FF14で人と遊んで心の健康を保ち、零式に挑んで認知症リスクを減らしている(※)。
 今日もパンデモニウム天獄編零式の消化に行く予定だ。「渦なす生命の色、七つの扉開き、力の塔の天に至らん」。この詠唱がめちゃくちゃ好きなので、聞くと元気が出る。初出はFFTだが、内容はしっかりFF2に由来しているというところがとても好きだ。パンデモニウムはFF2のラストダンジョンの名前でもあるので、これほど相応しい履行技もないだろう……といったことを早口で喋るとオタク心も満ちる。
 問題は、今週もちゃんとクリアできるのかということである。なるべくミスがないように頑張ります。カロリックセオリー2回目の足元範囲捨て終わるまでスターダイバーは撃ちません。

※零式の攻略が認知症リスクを減らすことについてもちろんエビデンスはないが、相当な脳トレを要求されるので、そんな気がしている。


 

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