春のにおい

春ですね！

暖かい日差しを感じるとウキウキしてきます。あんなにたくさんあった雪もすっかり溶けて、除雪にあくせくしていた１カ月前がウソのようです。

四季の移り変わりを感じ取れる当麻町。春の訪れを感じるものと言えば、暖かな日差し、心地よい風、鳥たちの唄声、芽吹きだす植物たち…。そんな中で自分が一番｢春が来たなぁ…｣と感じるのは土の香りです。

夏でも秋でも雨が降ると土の香りがするのですが、春の土の香りは全く違います。新鮮というか…泥っぽさがないというか…。この時期にしか嗅ぐことのできない香りだと思っています。

ポカポカと暖かい日差しの下、ザクザクと少し残った雪の音を感じながら、パリパリと昨年の落葉を踏みしめ、チョロチョロと流れる雪解け水をみて、新鮮な土の香りを楽しむ。４月上旬にだけ楽しめる贅沢なひと時です。

あんなに良い香りがするのはきっと、雪の中で眠っていた土が、雪解けとともに起きてきて、｢春だぁー！｣と元気に声を上げているからでしょうね。この香りを嗅ぐと自分も元気が湧いてきます。