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死神ヒーラー*  第1章『死神の真実』

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第1章『死神の真実』 第1話~第25話
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死神ヒーラー* 第1話「キミを救いたい!」

第1章『死神の真実』第1話「キミを救いたい!」 ―――とある天守の最上階 展望の間 ZZz…

死神ヒーラー* 第2話「魔法、反転!?」

第1章『死神の真実』第2話「魔法、反転!?」 ジュ~~~~~~ッ……  立ち込める煙と微か…

死神ヒーラー* 第3話「上級魔族、襲来」

第1章『死神の真実』第3話「上級魔族、襲来」 グリィ~~ズ!!  突如として現れた大型の獣…

死神ヒーラー* 第4話「死神降臨」

第1章『死神の真実』第4話「死神降臨」  ……自称、上級魔族が空から降ってきて、砂埃が舞い…

死神ヒーラー*  第5話「そうだ、偽名を名乗ろう!」

第1章『死神の真実』第5話「そうだ、偽名を名乗ろう!」 ―――商業都市ロパンドを望む丘  …

死神ヒーラー*  第6話「最後の希望」

第1章『死神の真実』第6話「最後の希望」 「またな、セバス!」  この世界で初めてできた友…

死神ヒーラー*  第7話「キミのことはオレが守る!」

第1章『死神の真実』第7話「キミのことはオレが守る!」  セバコタロー、もといセバスは、一世一代の大勝負に勝利した。ポックルの実のお陰で、その後は、普通に美少女と意思疎通が成り立つ。もはや、軽々しくポックルの実とは呼べない。これからは、“大精霊の森の恵(仮)”と呼ばせていただこう。 「ワタシ、ポックルの実が大好きなんです。小さい頃によく頂いていて、それで。」  美少女から『大好きです。』と云われると、少しドキッとする。ただ、残念ながら、その言葉は、自分に向けられたもので

死神ヒーラー*  第8話「ケルベロスに続いて現れたのは……。」

第1章『死神の真実』第8話「ケルベロスに続いて現れたのは……。」 ―――北西の森への道中 …

死神ヒーラー*  第9話「はじめてのヒール」

第1章『死神の真実』第9話「はじめてのヒール」  ……その後、自分は、まだ放心状態といった…

死神ヒーラー*  第10話「傭兵セバス」

第1章『死神の真実』第10話「傭兵セバス」 「……もうこんな時間かぁ。」  部屋の時計を見…

死神ヒーラー*  第11話「開院記念日」

第1章『死神の真実』第11話「開院記念日」 ―――翌日  孤児院への距離も近いことから、こ…

死神ヒーラー*  第12話「今夜は花金」

第1章『死神の真実』第12話「今夜は花金」 ―――孤児院訪問から、時が流れること数週間  …

死神ヒーラー*  第13話「突然の呼び出し」

第1章『死神の真実』第13話「突然の呼び出し」 ―――ロパンド西通り 「やぁ、参ったよ、今…

死神ヒーラー*  第14話「親の責務」

第1章『死神の真実』第14話「親の責務」 ―――ロパンド市庁舎 治安部 「ん~っ、今噂の傭兵セバスですかぁ。一方で、カルネラに現れた死神の名前がセバコタローと。……で、その傭兵は一体どういった容姿なんですか?」  丸眼鏡をかけた如何にも役人面の男が部下に問いかける。 「はい、治安部長。ホシは、黒髪、目元にクマのある不愛想な顔、長身で手足は鎌のように長く、普段は黒のローブを身に纏っております。」 「なるほどぉ。すんごい匂いますねぇ、プンプンと。」  上官の男は眼鏡の