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岸田不況と五公五民と現代日本政治について思うところなど

またぞろ思いついたことを書き殴ってしまいました。
いや待てこれPCで書いてるからキーパンチ‥‥うん、殴っとるな。
というかなんでこんな駄文ばっかり書いちまうんだ、我ながらまったく‥‥。

ま、それはさておき。

1/岸田のせいで生じる不況感

岸田首相の先日の演説について、一部の野党はキーキーと猿みたいにやかましいわけですが、まあ事実として悪夢の民主党政権によって日本は本当にドン底まで落とされましたからね。あの鳩ポッポ・バ菅・ブルドッグの民主党クソオブクソ政権があと1年長く続いていたら本当にヤバかったんじゃないですかね。

で、その日本をなんとかドン底から引っ張り上げようと奮闘していたのが安倍元首相と、その後を継いだ菅前首相だったわけですが‥‥おい、キッシー。正座じゃ。お前何をしとんねん。
前進の10年って言うけどお前はせっかく進んだ分まで後退させとるやんけ!と。
お前の新たな一歩は崖の方を向いとるやんけ!と。
ほんまこいつ、と怒ればいいやら呆れればいいやら。

で、経済オンチな岸田が新たな一歩を踏み出していく先の景気動向、1月時点ですがこんな感じ。

このインフレ圧のかかるご時世で、電力会社には庶民のためだ値上げするなと言い、一方で庶民にかかる諸々の負担や税金は上げようとする。物価は上がり続けるし企業だって賃上げしなきゃ人員が持たない足りない、それがわかってるだろうに減税も財政出動も大規模な景気対策もなし、となるとそりゃもうね、不況感が出るのは当然ですよ。
それもこれもだいたい岸田の無為無策のせいです。ウラで糸引いてるのは財務省なんで財務省不況と言ってもいい気はしますが責任者は岸田なんでね。

2/歴史に学ばないのはアホのやること

現状、庶民にとって一番の問題は生活費負担や税金が上がることです。

どんな名目や理屈を並べ立てようとも、財布から金が出ていくなら同じことです。実質五公五民なんかやってて景気が好転していくわけがない。それどころか先の日本への禍根を残すことになるでしょう。
さて、それまでの四公六民から五公五民へと切り替えた緊縮財政の元祖・享保の改革が後世、つまり現代でどう言われているかというとこんな感じ。

幕府財政を安定させたという点が評価され、その後に同じく緊縮財政を機軸とした寛政の改革、天保の改革の手本ともなった。だが、一方で年貢増徴など農民に負担を強いる政策が行われたこと、幕府創業時あるいは5代将軍綱吉時代初期を範と考える余りに現実の社会の流れに一部で逆行する政策が見られたこと、享保年間中期以後に財政再建や物価対策を急ぐ余り「一時凌ぎ」的な法令を濫発したことなどは、却って幕府・将軍の権威を弱め、社会的な矛盾を後々に残す結果となった。

享保の改革 – Wikipedia

個人的にはWikipediaって正確性(編集者の偏向を排除できない可能性)の問題があるんであんまりソースには使いたくないんですが、ことここに関しては大筋だけで十分。要するに「財政再建ばっか気にしてたから幕府滅びる遠因になったんやぞ?おおん?」ということです。
しかし‥‥官僚ってエリートのはずですよね?政治家って選良のはずですよね?なんでこの歴史から何も学んどらんのですかね?一流大学出てもアホはアホってことなんですかね?
今の日本政府が江戸幕府の轍を踏まないようにしたいなら、全力挙げて財務省筋を潰して減税と経済優先に舵を切っていくべきなんですよ、本当は。非常に残念ながらそうなっていないのが現実ですが。

3/決定力不足(サッカーよりひどい)

いつも流し読んでるWedgeの記事、奇しくも2月末の同日に「必要な覚悟」と題された記事が2つ上がっていたわけですが、日本のどんな場所でも足りてないと思うんですよね。覚悟が。
とくに政治家に関しては、なんというかこう‥‥覚悟というか気骨が、根性がない。

そもそも勝負なんていつだって水ものです。
勝利という明確なビジョン、それを実現する戦略、一手一手確実に打つ戦術、勝つ算段を整えるだけ整えて人事を尽くして天命を待つ、それが勝負ってもんですよ。
確実に勝てる(という結果が見えている)勝負しかしないってのはね、勝負じゃなくてただの作業です。その心根は慎重じゃなくて臆病って言うんですよ。臆する病と書いて臆病。いやもう本当に病気です。
まあ失敗を過剰にあげつらうばかりのマスメディアと、それに引きずられて正当に評価できなくなってる有権者も悪いんですが。

4/山椒は小粒でもぴりりと辛い

安倍元首相以降、与野党問わず政治家はどうにも小粒なやつばっかりだなぁという印象ですが、その中で 「わりとまともな政治家枠」に浮上してきたのが国民民主党の玉木代表ですかね。

予算案反対の他にも、ツイッターで「岸田総理のキーウ訪問については、野党も事後報告を認めるべきです。国益に叶う判断が必要です」と言っていたり、まあとにかく旧民主党から現立憲民主党までずっと続いてる妄想ファンタスティック路線から現実路線に舵を切っているのがポイント高いです。
こういう「山椒は小粒でもぴりりと辛い」的な野党が頑張ってくれると、与党サイドも「へっ、どうせ数で押し切れるから審議なんていい加減でいいだろ」とは言えず、野党に配慮せざるをえなくなるわけで、落とし所を探ったり妥協して妥結したり、結果としてちゃんとした仕事になるわけですから、頑張っていただきたいところですね。

思うに、思想優先で誇大妄想ばかりで現実が見えてないカッスい奴ばっかりなくせに一定数の支持者がいるせいで潰れない立憲民主党が野党第一党である限り、自民党は安泰なんですよ。国会審議も選挙も全部流れ作業で終わるから。
なので現代日本をダメにした一番の戦犯は、やっぱり立憲民主党だと思う次第です、はい。

5/国会はマジメにやれ

しかし最近の国会はひどいもんですねぇ。外には中露の軍事的・経済的圧迫があり、内には引き続き不安定な経済状況と電力状況があり、またコロナ禍もまだまだ終わったとは言えません。
だのに同性婚だのLGBTだのコオロギ食だのガーシーに謝罪させるだの、アホかと。
そんなんどうでもいいんですよ。そういうのは平和になってから思う存分やりゃいいんですよ。
今はただ、この現状を打破するために粛々と重要な議題を集中的にやってもらいたいものです。特に重要かつ喫緊の課題はこの3点でしょう。

・減税
これはもう言わなくてもわかるでしょう、不況に対する最大の対策は減税ですよ。だからさっさとやれって話ですよ。大規模に財政出動して金を回せってことです。金は天下の回りもの、金を回さなきゃ天下は動かんのですよ。
それに金が回るようになれば結果的に税収も上がり、予算編成に汲々することもなくなるわけです。
え?予算編成で権力振るいたいから意図的に不況を作ってる財務省がいる?そんな国賊は一族郎党永蟄居でいいですよ、ええ。

・防衛
自衛隊の強化だけでなく、サプライチェーンから関係各法まで整理しなければなりません。
それこそ先に上げた記事(「有事」に無力な日本の電波法ドローン活用に必要な覚悟)の通り、手を付けなきゃいけないところは山程ありますからね。

・公金使途の監査
過去記事(colabo問題とNPO悪用防止と一般社団法人改革について思うところなど)でも言及しましたが、いくら俺氏が財政出動を是とするといっても、むやみな垂れ流しは許しませんよ。
よって、出した金がちゃんと回っているか、使途通りに活用されているかを監査する体制を作る必要があります。それがテロ対策やスパイ活動の阻止に繋がるというならなおさらです。
公金による業務委託を受けておいて、貸借が対照してない変な表出してきたり、あまつさえ保護するべき少女たちを引き連れて同盟国軍の妨害行為を行いに沖縄まで行くとか、そういったことは許されないわけです。
Colabo、お前らのことだぞ。

6/統治なんて、いわば御恩と奉公のシーソーゲーム

国という大きな権力が民を保証し守る。その代わりに民は税を納め、国の維持に務める。
御恩と奉公に限らず、国ってのはおおむねそういうもんでしょう。

それが放漫支出の末に「いや~運転資金に乏しくってw」なんて理由で税は上げられ、そのくせ民の身は守られないとなると、まあだいたいろくでもない結果にしかなりません。というかこの流れを日本、あるいは人類はあと何度繰り返せばいいんでしょうかね。

まあ最終的に強いのは民のほうです。個々がどれだけ弱くとも、従う民が居ないと国は成立しえないんですからね。だからみんなで堂々と言っていきましょう。

おいコラ御恩が足りてねーぞ!!オラッ、減税!!