バイト中のクレームから学んだこと
私が幼かった頃、保育園でよくS君と遊んでいた。三輪車がお気に入りでふたりで競争していたのを覚えている。当時のことを母に聞くとS君のお母さんから「仲良くしてくれてありがとう」とすごく感謝されたと話す。私としては何も感謝されるような覚えはないのだが、褒めてもらえるのはうれしいものだ。S君がダウン症という「障がい」を持った子であると認識したのはしばらく経ってからである。S君のお母さんは不安だったのかもしれないが、子どもにしてみれば 一緒に遊んで楽しければそれでいいという感覚なのだ