うんこの香り!?トンチキ香水をご紹介【世界は広い】
世の中には、1000種類以上もの香水があるといわれる。
同じ香料を使っていても、細かい配合の差によって無限の香りが生まれる。
フローラル、シトラス、オリエンタル、マリンなど、人によって好きな系統は様々だ。
では「うんこの香り」の香水はどうだろう。
ここで体調が悪くなった方はブラウザバックをおすすめする。
あと虫がめちゃくちゃ苦手という方も(一応強めにぼかしてあるが)。
驚くべきことだが、「うんこの香水」は実在する。
今回はそれを紹介していこうと思う。
うんこの香水
「糞」。
あまりにも潔い商品名だ。
開発者はうんこを知らないのだろうか。
値段がわりと高いのも個人的にはツボだ。
そしてこの「糞」、紹介文も素晴らしいのである。
かなり面白い。
特に締め方が天才だ。
噛めば噛むほど面白い。うんこ香水界の堅あげポテトだ。
うんこの香水のイメージイラスト
ところで、この香水を販売しているのは「ORTO PARISI」というブランドである。
このブランドの特徴の一つとして、「香水の種類ごとにイメージイラストが載っている」点が挙げられる。
「ブルータス」という香水を例に出そう。
ブルータスとは言わずと知れたユリウス・カエサル暗殺の首謀者(と言われる人物)である。
おしゃれ。
そして可愛い。
クマ4頭に囲まれているにもかかわらず真顔を貫き通すこの人物がブルータスなのかは誰も知らない(たぶん違う)。
ブルータスに限らず、このブランドの香水は名前から香りを予想することができないという点において、とてもミステリアスで魅力的と言えるだろう。
これを踏まえて、「糞」のイメージイラストを見てみよう。
虫が苦手な人は要注意だ。
ぼかすことによって何かが強調されてしまった感は否めないが、グロすぎる。
画像は見えづらいので、私から文字で状況を説明させてもらう。
まず中央に大きなゴキブリ。その下に甲虫が3匹群がっている。
そしてなんとゴキブリが手を伸ばした先にあるのが、直腸である。
なんと前衛的なのだろうか。
神秘さえ感じる。
もう1枚、「糞」をPRするための写真がある。そちらも紹介させていただきたい。
最初は上から見た頭皮かなんかかなと思っていたのだが、よく見たら動物(多分馬かな?)のケツだった。直接的。
このブランドは他にも様々なヤバい(もちろんいい意味で)の香水を販売しているようなので、興味のある方はぜひ覗いてみてほしい。↓
うんこの香水はどんな匂い?
ここまで読んだ人はこう思うかもしれない。
「もしかして『糞』はうんこにインスピレーションを得ただけであって、本当にうんこの香りがするわけでは無いんじゃないか」
私もそう思う。
水を差すようで申し訳ないが。
ネット上にある「糞」にまつわる感想文を読んでみると、「土っぽい香り」「線香」「イメージしていた匂いと全然違った」という、私が期待していたものとは正反対のコメントが多く寄せられていた。
普段使いしても、まったく問題ない匂いらしい。
…
……ちょっと残念じゃない!?そんなことない!?!?(だいぶ失礼)
おわりに
ということで、今回は「糞」という名前の香水を紹介させてもらった。
物凄くインパクトのある香水だったが、「糞」に興味がある方、そして財政的に余裕のある方は、買い求めてみたらどうだろうか。
それでは、ただひたすらに正直な。
【紹介した商品】
(表紙の引用元:漫画『一本包丁満太郎』の存在しないコマ)
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