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『知行合一』という考え方

今回は活動報告ではなく情報発信をしてみようと思います。

『知行合一』という言葉を聞いたことはありますか?実は僕の目指す姿勢はこの言葉から来ていて、僕にとってはとても大切な言葉です。この記事ではあなた自身が陥っているかもしれない勘違いに聞いてただしい努力ができるようにこの言葉に沿った考え方をお伝えしようと思います。

意味

ちこうごういつ【知行合一】
知識と行為は一体だということ。真の知識は実践によって裏づけられていなければならないということ。

goo辞書

(原文の和訳)
「知識は行為の目的であり、行為は知識の修行でもある。知識は行為の始まりであり、行為は知識の完成である」

何と読む?座右の銘としてもよく使われる言葉「知行合一」の意味と正しい使い方

このように意味は文字のままで、大して難しいものではありません。ここではこの言葉をもとにした考え方などを中心に扱うので、語源などの詳しい情報が知りたい方は引用元の記事をご覧ください。

例えば、「このアイデアが成功することはわかっていたが行動に移せなかった」と主張している人がいたとします。これを行動しない奴の負け惜しみだと捉える方は多いでしょう。その場合の考え方を「知っていたがやらなかった、故に自分は今成功していない」だとします。そして、『知行合一』という考え方ではこれを「やらなかった、故に知らなかった」と捉えます。なぜならこの言葉に沿って考えると、知ってはいたがやらなかったという状態そのものがあり得ない訳です。

もう一つの例として、意識高い系という言葉があります。この表現はしばしば「行動はしていなくても知識を付ける向上心の高い人」に対して使われていました。しかし『知行合一』的に考えれば知識だけつけるなんてことはできないんです。どれだけ本を買ったり、セミナーにいったり、解説動画を見たりしていたとしても、そこに行為が存在しなければそもそも知識にはなっていないことになります。

厳しい現実

これまでにお伝えしたように、もしあなたが知識だけを求めて行動していないならあなたは行動力だけでなく知識も0です。敢えて極端に言っているので厳しいように感じるかもしれませんが、勉強して知識はついているはずなのに行動ができないと思っている方は根本的な勘違いに気づくチャンスかもしれません。

かく言う僕も最初から行動を起こせていた訳ではありません。僕がこの言葉を知ったのは高校生の時で、バイト先でお世話になっていた方に教えて頂きました。行動力がなかった僕にとってはショックだったのと同時に、「知りたいから行動する」という思考回路ができるきっかけになった大切な出来事です。あれからもう5年ほどたちますが、この言葉と真剣に向き合い、行動を起こせるようになったのはほんの1,2年前のことです。

この記事で僕が一番伝えたいことは努力の仕方を間違えてはいけないということです。本や話から得られる情報は大切ですが、それらは全て行動のためにあって動き始めるその時まで知識にすらなりません。知識は付いているはずなのに成果が上がらないと感じている方は、是非この考え方を活かして実際に行動を起こしてみてもらいたいと思います。一緒に頑張りましょう!


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