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【出産レポ】無痛分娩の全て。実際、無痛分娩を経験して無痛分娩をおすすめするか?!★前編★

こんにちは。
私は33歳で妊娠、出産を経験しました。
今回は日本ではまだまだ情報が少ない無痛分娩について、出産方法を悩まれている方の助けになればいいなと思って経験談をシェアしたいと思ってこの記事を書いています。


無痛分娩って実際どう?おすすめ?

日本ではまだまだ主流ではない無痛分娩。
私も、家族や知人に『無痛分娩にします』と言ったら賛否両論でした。
しかし、結論から言うと、大いにお勧めします!

アメリカでは70%以上、フランスでは80%以上の人が無痛分娩で産みます。
日本はまだまだ根性論みたいなのが根付いていますよね。
『お腹を痛めて産まないと母性が生まれない』なんていう人もいます。

しかし、そんなのは真っ赤な嘘

実際、無痛分娩での出産を経験した私が保証します!無痛で産んでも自分の子供が可愛くて仕方なく、母性は溢れ出ています。

無痛分娩のメリット、デメリットは簡単にインターネットで調べれば出てくるのでここでは割愛します。

無痛分娩ってどんな感じなの?と詳しい内容を知りたい方のために
私が経験した実際の無痛分娩の流れをシェアしていきます!
今悩んでる妊婦さんが、この記事で無痛分娩のイメージがついて、出産の選択肢を増やすことができたら嬉しいです。

無痛分娩には大きく分けて2種類ある。どんな無痛分娩にした?

私が行ったのは【計画無痛分娩】です。
陣痛が来ていない状態で事前に決めていた入院日に産院に行って出産をするという出産方法です。
私は今回が初産で私の産院では、初産の場合入院日は39週以降と決められていました。
この計画無痛分娩をするには、麻酔医が常時待機していないといけないので、どこの産院でもできるというわけではなく、ご自身が出産する産院に確認が必要です。
もう一つの無痛分娩は、計画的に入院するのではなく、陣痛がきてから産院に向かい、無痛分娩の処置をするというものです。

計画無痛分娩の流れ(細かい時間別のスケジュールあり)

【入院当日】(妊娠39週0日)
12:00
産院に到着。診察と内診をして異常がないことを確認。この時子宮口はギリギリ1㎝開いている状況だが子宮口は柔らかくなってきている。子宮口を開けるためバルーン挿入。(バルーンを膨らませる時にズーンといった軽い生理痛のような痛みあり)※処置自体は5分程度で終了

12:30
入院する部屋に入室。ショーツ以外は脱ぎ、産院で用意されていたパジャマに着替える。

12:35
お腹の張り(陣痛を感知する)センサーと赤ちゃんの心拍を確認するモニターをつける。
バルーンを入れることによる感染を防ぐために抗生剤(シプロフロキサシン)を1錠服用する。

(私の場合はお腹が張ったタイミングで赤ちゃんの心拍が弱まることが続き、モニター装着後から15分〜30分おきに看護師さんがモニターのチェックにきていました。)

14:00
陣痛促進剤(プロスタグランジン)1錠目服用する。
経産婦さんはこの内服薬で陣痛が来て入院日に出産になることが多いそうだが、初産の場合は1日目に出産となることは少ないらしい。

14:30
バルーンを入れているところが少し痛む。(軽い生理痛程度)

15:00
陣痛促進剤2錠目服用する。

16:00
通常であれば、陣痛促進剤3錠目服用のタイミングだが、赤ちゃんの心配が弱まることがあるので服用をスキップすることになる。

16:15
軽い陣痛のような痛みあり。

16:25
医師の内診。お腹の張り(子宮の収縮)によって赤ちゃんの心拍が弱まることが継続していて、赤ちゃんへの負担が大きい可能性があるので子宮への刺激になっているバルーンの水を少し抜いて経過観察する。
(医師によると、臍の緒の場所が悪く、子宮の収縮が起きた際に臍の緒が圧迫されて赤ちゃんへの酸素や血液の供給が少なくなり心拍が弱まっている可能性があったようです。これは全員に起こることではないらしい。)

17:15
軽い陣痛のような痛みは継続。バルーンの水を抜いた後も赤ちゃんの心拍が弱まるのも継続。
このまま陣痛が起こって出産になるのかも?とドキドキしていました。

17:45
夕食を食べる。食欲は普通にあり、いつも通り食べられた。

18:45
医師の内診。子宮口は3㎝開いている。4㎝位開くまで入れていることが多いが、バルーンが抜けそうなので抜くことになる。おしるしがあり、子宮の内膜はぷくっと膨らんできているので、順調に出産へと進んでいる。※子宮の内膜が膨らんできて、弾けたら破水となる。

19:40
シャワーを浴びる。
通常であれば、ここでモニターを外し、就寝時にはモニターをつけずに過ごすが、私の場合は子宮収縮時の赤ちゃんの心拍の弱まりが継続していたのでシャワーごすぐにモニターを再装着した。

20:00
医師がお部屋に来て、少しお話しする。
子宮口が全然開かず、バルーンを入院1日目に抜けないことも多いので、1日目でバルーンが抜けたのは順調らしい。

20:30
お腹の張りのモニターと赤ちゃんの心拍のモニター装着。
通常であれば、シャワーをする際にモニターを外し、そのまま再装着せずに就寝するが、私の場合は子宮収縮時の赤ちゃんの心拍の弱まりが継続していた為、再度装着した。

20:50
抗生物質(シプロフロキサシン)1錠服用する。時々痛みが出るが、16時ごろに感じていた程の痛みではない。

21:30
軽い陣痛のような痛みあり。

23:50
引き続き赤ちゃんの心拍の弱まりがあるので何かあった時のための血管確保も兼ねて点滴開始。(ソルラクト)
この時点で陣痛のような痛みはほぼない。

24:00
肋間神経痛あり。

入院1日目を過ごして感じたこと。

入院1日目はこのような流れでした。
私の産院は旦那の宿泊が可能だったのでこの日は旦那も一緒に宿泊しました。初産ということもあり、不安な気持ちがあったので旦那が宿泊してくれたのはとても心強かったです。(旦那には心地の良くないソファーベッドで寝てもらうことになりますが、宿泊してもらうのはかなりおすすめです!

私の場合は、モニターがずれたり、赤ちゃんの心拍が弱まるたびに助産師さんが様子を見に来るので、うとうとすることはあってもゆっくり眠ることはなかったです。
赤ちゃんの心拍の弱まりが心配な気持ちで、あまり落ち着かない入院1日目でした。

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