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越前東郷グローバル化研究会

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越前東郷に日本人のお客様はもちろん、 海外からも訪れていただきたい。 そのために何をしたら良いか?何から始めたらいいのか? そんなことを模索研究し、実行していこうという研究会です…
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#日記

微住畑(食す楽しみその3)

微住畑でこんもり茂っている大葉(青紫蘇)をシロップにしてみた。普段は赤紫蘇を使って色を楽しむのだが、青紫蘇は香りが豊かで琥珀色となることがわかった。 水や炭酸で割って、リンゴ酢やレモン汁をちょい足しして楽しむのも良さそう! シロップを作った後の葉の利用法はないかと思い、ふりかけにすることを思いついた。おりしも外は38度近い炎天下。風もある。なんて完璧なパリパリ日和なの! ザルと綿棒を使って粗めに砕いた葉に塩とゴマをプラスしたら、これまたいい感じのふりかけの出来上がり。芯の

微住畑(梅雨明け後)

北陸地方の梅雨明けは例年より9日遅い8月2日となった。それまでは水やりの必要もなく時々様子を見に行くだけでよかった微住畑。 梅雨が明けて、水やりのついでに観察をしていると実に様々なことに気づき感動する毎日。太陽の光を浴びてぐんぐん成長する枝葉。そっとひっくり返してみると、きらきらと美しい卵たち。 近づくとバッタが跳ね、小さな蝶がひらひらと逃げていく。アブラムシを食べてくれるテントウムシもいる。当初は草も生えてこないと心配していたが、雑草が生え、名前も知らない虫たちも集まり始

東郷微住スタッフ日記7/25-1

3日目の朝は少しゆったり。みんなで話し合いながら今日のスケジュールを組み立てていく。 昨日書いた「微本」をちゃんと売れるものにするために製本作業をする時間を取りたい。東郷の歴史についてもっと詳しくお話を聞きたい。微住の受け入れをしている大野の荒島旅舎も見学しにミニ旅行したい。 夜はまた東郷の人たちが集まり、作品の発表や懇親会が予定されているため、大野行きはあきらめることにした。 トンデモ図書室伊藤堂の室長から製本のアドバイスを受け、作品を印刷する作業をしているとあっという間

東郷微住スタッフ日記7/24-2

まち歩きを終え、ひね足で有名なトックリ軒で昼食をとることにした。田中くんが東郷に来ると必ず食べるのがオムライスだと紹介すると、全員がオムライスを選択。ひね足をばらしたものをみんなでつまみながらトックリ軒のお母さんとも話が弾む。 午後はトンデモ図書室伊藤堂にて「微本」づくり。室長の伊藤ゆかさんから微住中に本を作って、自分で製本して出版してみませんか?と微本について説明をうける。 参加者はこれまで東郷でインプットしてきたことを文字やイラストでアウトプットする作業をはじめた。周囲

東郷微住スタッフ日記7/24-1

東郷微住二日目の朝、杵と臼を訪ねると、一緒に泊まった人間交差点辻岡くんがパパになっていた。今回杵と臼は素泊まりで予約したのだが、オーナーの岩佐武彦さんがサービスで自慢のコーヒーを淹れに来てくださったとのこと。杵と臼の開店準備をするオーナーご夫婦の代わりに辻岡くんが子守りを買って出たようだ。 お世話になった杵と臼のスタッフの方たちにお礼を告げると、荷物を持って微住発祥の地佐々木家へ移動。東郷ふるさとおこし協議会会長を7期務められた平本さんと待ち合わせをしていた。お天気が良

東郷微住スタッフ日記7/23-1

東郷微住(7/23-26)初日の待ち合わせは、正午にふるさと茶屋杵と臼。まずはランチをいただきながらの顔合わせ。 今回の微住はコロナ禍であることを考慮して福井県内の方に限定した。 参加者は越前町からの山下さんと越前市からの上田さんと堺さん。少し緊張した面持ちでの自己紹介。スタッフは微住に期待していること、何に興味があり何をしたいかをリサーチしながらスケジュールを組み立てる。 出てきた空き家・古民家・微住の受け入れ・まちづくり・東郷の歴史などのキーワードに合わせ、まずは杵と

微住の始まり~微住発祥の地東郷の場合~

2020年の現在、一部の人たちからは「微住の聖地、東郷」と呼ばれるようになっています。なぜ、飛行機も新幹線も何もない秘境とも言われている福井県のしかも東郷地区という小さなコミュニティーで始まったのでしょうか? 全ては福井出身の田中佑典さんと東郷の佐々木教幸さんとの出会いから始まりました。 その微住が生まれる前からの様子を佐々木教幸さんの作品で振り返ってみましょう。何年もの間、行ったり来たり、商品開発なども進めながら大切に関係を築き上げてきたことが見て取れます。 言ってみれ