望むものを望む形で

訪問26日目。今日はがっつり一時間訪問4件こなしてきました!

新規の自分が担当する方の初回訪問や
入浴介助、久しぶりの点滴、日常生活の介助…

受け身だった仕事の姿勢とか

自分の仕事の進め方と相手の仕事の進め方のギャップで起こる摩擦とか

相手と摩擦が生じた時は意地を張らずに素直に至らない点は謝罪して

相手に気づかせてくれたことへの感謝を相手が受け取りやすいように届ける

癖が強い相手はいるけど、相手は変えられないし、そしたら自分の対応を変えて少しでも自分の心地よい方向に向けていけばいいんだな、って感じたり。


訪問看護の仕事で気づいたことは

看護師がやりたいことをやる!ではなくて

【相手が望んでいること】を汲み取って

【相手が望むような形】に看護を整えて手渡すことだと感じるようになった。


病棟では

「元気になりたいなら言うこと聞いてよ!」

という気持ちが少なからずあって、そう思ってしまう自分も嫌でした。


今は時間的、気持ち的に余裕が出てきたからか

「相手は何を望んでいるだろう?」

とまずは相手の望みを把握することを意識するようになりました。

そのためには相手の話をしっかり聞くようになりました。



利用者の方の中には訪問看護を利用すること自体消極的な方がいます。

これまで自分でなんでもやってきたのに、高齢となり、できないことも出てきたことを受け入れるのはとても難しいことです。

しかし家族や周囲の方の強い希望もあります。


そのようなときは訪問看護を利用することによっていかに

【本人にメリットがあるのか】

【相手に響きやすい言葉】

で伝える必要があるのだと感じる日々です。


どんなに良いものでも相手が望まない限りそれは【不要なもの】であり

また例えどんなに相手にピッタリだったとしてもうまく伝えられなければ【相手が価値に気づけない】

このことに気づけたのは訪問看護ステーションで働き始めたこと

同行に多く行くことができたからだと感じます。


また明日も学びを生かしていこうと思います。







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