スーパーカブ110プロについてタラタラと語る

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何の前触れもなく発表され来月発売予定の新型プロ。無印スーパーカブ同様、キャストホイールにチューブレスタイヤ、フロントディスクブレーキとABSが備わり、エンジンも無印同様に新型ロングストロークエンジンが搭載されます。メーターまわりも無印と同じようにシフトインジケーターの付いたものに刷新されます。

正直なところ、無印スーパーカブよりもプロに惹かれたりもしております。なんせその名の通り「プロ」仕様ってのが堪らんす。

大きな前カゴはフレームマウントになっているので、重たい物を載せてもハンドルが取られ難くなってますし、ヘッドライトとウインカーは前カゴのさらに前側に移設され、前カゴに荷物を載せてもライトを遮らないようになっています。本来ヘッドライトがあった場所にはポジションライトが付き、これは手元灯としても機能するようです。

タイヤは無印17インチに対して14インチと小さくなっていますが、これは重たい物を載せた際にも走り出しが軽快であったり、小回りや取り回しのし易さにも貢献します。もちろんそれに合わせてサスペンションも変更されています。

ブレーキキャリパーは無印スーパーカブが1ポットに対してプロは2ポットとなり、ブレーキディスクにはカバーまで付いているようです。

リアキャリアはかなり大きな物が標準装備されています。キャリアのお尻が跳ね上がった形状は、ボックスを取り付けるというより、紐で直接荷物を括り付ける際に威力を発揮しそうです。サイドスタンドはスイングアームにマウントされる形で強化され、それによって耐荷重も増しています。さらに停車時にサイドブレーキのようにブレーキをロックする事も可能。プロ、恐るべし。

タラタラ書いてますが、やっぱいいな。欲しくなるぜよ。CBR1000RRや600RRがレース用に開発されたプロ機なら、スーパーカブプロはまさに運搬に特化した仕事用に開発されたプロ機ですね。スーパーバイクの1000RRと市販車の1000RRがあるように、MD110(郵政カブ)のカブプロと市販のカブプロがあるようなもん。

よくわからない例えでしたが、まぁそんな感じです。ようは「プロ」は「RR」なみにコンペティティブな存在ってこってすよ。とは言え、これは個人的な僕の感想であって、そんなふうにカブプロを見ている人はなかなかいないとは思いますが。

まじで欲しくなってまして、もし購入するなら偽郵政仕様にペイントしたいなぁ。

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