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眼球というレンズと、網膜というセンサー、脳という処理エンジン??

ソニーさんのサイトによると「画角が47°前後のレンズが人間の肉眼で見える範囲と近いといわれており、一般的に標準レンズと呼ばれています」と書いておりましたが、いやいや、僕の目にはほぼ「真横」が見えとりますよ?

てことで僕の目のスペックを考えてみる。視野角170°はあります。たぶん。そしてグリグリ動くチルト式であります。魚眼レンズのような見え方をしないのは脳という画像処理エンジンが補正をかけてるんでしょう。つか網膜に写る画像は逆さまになってるはず?よね?知らんけど。

視野角170°の超広角でありながら、距離感はフルサイズ換算65mmくらいのファインダーを覗いた時と同じ様に思えます。そして圧縮効果はフルサイズ換算40〜50mmくらいと同じ様な感じなのかなと。標準とは、圧縮効果が肉眼に近いから標準、なのかしら?知らんけど。

僕の裸眼視力は0.3なので解像力は終わってます。しかし絞り倒すと(目を細めると)視力0.6くらいまでは解像します。脳による補正(予測)を頼りにすると0.9を叩き出した事もあります。まあカメラレンズとはまるで比べモノにならん低解像って事には変わりありませんけどね。

僕の目も絞ると光芒が伸びますが、その本数は特に決まってはいないようです。強い光に弱い僕の目には、フレアやゴーストもそれなりに出ます。

だがしかし、網膜というセンサーや脳という処理エンジンは素晴らしく、感度やダイナミックレンジはカメラに負けてはおりません!ハイライトはそうそう飛ばないし暗部も粘ります。真っ暗闇でも何となく見えたりもする超高感度であります。測光も適切に行われている模様。

フォーカスは迷う事なく合焦しますが、動体は苦手でブレて捉えられません。シャッタースピードが遅いって感じですかね?最短撮影距離は年々伸びている気もしなくもありませんが、それでも20cmくらいまでは寄れてます。

映像の書き出し時間がたまにバグる時もあるようでして、時計の秒針が一瞬止まったように見える時もあります。処理エンジン(脳)の能力が追いついていないのでしょう。

そんな感じの僕のレンズであったりセンサー、処理エンジンです。もはやオールド感を醸し出しておりますが、手放す事無く、末永く愛用いたします。

3才児息子のレンズはホントに隅々まで解像しているようです。センサーや処理エンジンも最新式です。
「あ!あれ見て!」と指を差しては、自分が良いと思った物事を教えてくれますが、我がオールドレンズでは捉えきれないモノが多ございます。

息子の目に写る世界はどんな感じなんだろうか?目を輝かせながらアレコレ指を差しては教えてくれる3才児息子の人。きっと世界も輝いて見えてるんだろうね。

そんな世界の写真が撮れたら良いなとシャッターを切る日々であります。写真趣味、面白いですよね。

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