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S5 + EF28-105mmF3.5-4.5 USMの運用について

EF28-105mmですが、まさにフィルム一眼レフ時代のレンズらしい写りで、中央の画質はまだ良いのですが、ミラーレス時代の今のレンズと比べるとどうしても周辺は甘い。周辺減光も盛大にあって、カメラ単体ではそれを補正する事もできません。

そこで思い付いたのは、レンズの中央付近の、おいしいトコロだけを使えば良いんじゃないか?って話です。

カメラ本体、S5にはAPS-Cレンズを使うモードがあります。APS-Cのイメージサークルに合わせて、センサーの中央付近のみを使うようになるんだと思われます。その分、画素数はかなり減る(2400→1200万画素)事になりますが、ポスターを作るでも無い限りは十分なはずです。

つまり、フルサイズレンズ使用時でありながらAPS-Cレンズ使用時と同じ事をカメラにさせてみるって事。減光する四隅が切り落とされ、レンズのおいしいトコロだけを使えるようになる、という思惑です。

まぁ早い話、クロップする訳ですね。焦点距離は28-105mmですが、このクロップによりフルサイズ換算42-158mmくらいの画角が得られます。広角苦手マンとしては42mm始まりは全然余裕です。そして望遠端は158mm、むしろこの方が良くね?

しかしコレはですよ、レンズの「味」の部分を切り落とす行為でもありますし、画素数至上主義マンにとっては大問題であります。まぁ僕的にゃ1000万画素ありゃ平気ですけどね。どちらが良いのかは、まあその時々、と言うか、その人、使用者の感性の部分でしょうか?

「解像度」では無く「解像感」のお話としては、このEFレンズの場合、画素数を落としたほうが良く見える感じもあります。クロップして画素数が落ちた際に、なんとなくそんな気がしました。

フジノンXFレンズにも「高画素未対応レンズ」がある理由と同じでしょうか?もしかしたら、このEFレンズには2400万画素は必要無いのかも知れませんね。(レンズの中央付近のみを使っているのでそう感じるのかも知れませんが)

もし2400万画素がオーバースペックだと言うのであれば、クロップ無しのフルフレームでも、あえて画素数を落として運用するのもアリかも知れません。レンズの「味」を残しつつ解像感は良いように見える?まあ実験は続きます。

ちなみに周辺減光ですが、マウントコンバーターがそうさせるのか?ケラレてるのか?とも思いましたが、

フィルム一眼レフ、EOS5QDで撮った写真もガッツリ減光しとりますので、うんむ、レンズのスペックですね。

コレ↑はS5で撮った写真ですね。あと露出ですが、結構アンダーめに写る傾向にあるかも知れません。AEが上手く働かないのか、測光が取れていないのか。なんしか、+1/3か+2/3くらいは露出補正をしても良いと思います。

ホワイトバランスもガッツリ白よりにはならないのか、フジの雰囲気優先オートか?という感じになるようにも思えます。これはアンダーめに撮ったがためにそう思うだけなのかも知れません。

完璧で無いからこその面白さ。いろいろ実験して、自分なりの使い方を定めたいと思います。あと随時、クロップ撮影や、画素を落とした撮影での写真を上げて行きたいと思います。

まぁ低画素撮影写真は上げても分からんか。(そもそもブログ用にダウンサイジングしてますゆえ…)

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