CoderDojo活動と私の話(2021年版)
この記事は「CoderDojo Advent Calendar 2021」の12月14日分の記事だ。
例年通り予定の日程に構わずマイペースに投稿する。
尚、投稿が遅れた理由は、ネタ出しでダラダラ書いていたら3万字以上になって収集つかなくなったからと、 Duolingo で年内最終週(12月26日〜)に Diamond League への昇格を目指して躍起になっていたから。
それはさておき。
事前(?)にアンケートを取ったところ、なんとなく近況報告を望まれている傾向が高めだった。
そんな訳で、いつも通りとっちらかった散文を略しめに書く。
最近の活動のこと
とにかくCOVID-19の影響が非常に大きいなァ、と。
参加者たちのこと
最近のニンジャは5〜8名、小3〜小6の常連が中心。
(たまに兄弟参加で小1、中1の子も来る)使うツールに特段の制約を設けていないがこんな感じだった:
マイクラ(統合版、Java版、M:EE)、HackforPlayとJS(ハックフォープレイをハックする意味で)、はじプロ、Scratch、プロゼミ、UnityとC#、Python、AviUtilリモートに特化した参加者が増えた
「現地じゃないと参加しないニンジャ」が一人も来なくなった
ボランティア専業の人が一人もいなくなった(また私がワンオペ…)
作品発表の時に保護者が積極的に合いの手を入れてくれるのが救い
私 x CoderDojoっぽい活動のこと
昨年のことをどこにも書いていなかったので2年分ひとまとめに。
書き漏らしていることはあったっけかな。これで大丈夫かな🤔
【2020年】
3〜6月はフルリモートで毎週開催
施設が完全に使えなかったのと、子供たちの居場所づくりを是非という強い要望があったので。市民活動に興味ある人向けの講座に協力・受講者の受け入れ
…をしたら、成果発表会で公開処刑された。笑顔で全員から全否定。DojoCon Japan 2020 に実行委員として参加
参加は4回目。他人様に迷惑かけまくって数ヶ月凹む。
関係者各位、本当に申し訳ありませんでした…。
【2021年】
小平市子ども会育成者連絡協議会(子育協)に加入
地域のネットワークづくりと「子ども会」を整備しようかなと…。「でかドージョーwithみんコワ」開催
先のDojoCon同様、無力感から抜け出せず…スミマセン…。年次アンケートをとりつつ、寄贈されたScratch書籍とAIプログラミング冊子をばらまいた
毎度結果にメンタルがえぐられるが、今年も中々の威力だった。
中にはこれら一連の行事のおかげで状況が好転したものもあったので、結果的には良いことと悪いことの半々だったかな、と。マイクラカップ対策勉強会を開いてみた
…ら、武蔵村山の川上さん経由で何故か運営事務局に巻き込まれた🤣
二次審査ではダメダメ審査員だったけれど、現役教師陣らの巧みな問いかけ技術を目の当たりにして、楽しみながらたくさん勉強させてもらえた。
(追記:巻き込まれるにあたってこんなイベントも協力させてもらった)
そもそも勉強会を開いたのは「昨年の審査で凹んでいた人たちのフォローアップ」目的だったが、当事者は誰一人参加せず😭
後日談によると昨年の悔しい思いから再起を図って、戦略的に行動して、その成果は出たとのこと。相変わらず結果が出ないと近況を一切教えてくれないのが悲しいが、行動に結果が伴ったようで、何より。1月始めから9月末までフルリモート開催だった
施設が夜間休館だったため。
今年の現地開催は10月以降3回、実際にニンジャが来たのは内2回…。7〜12月は月4開催した
「リモートなら毎週やっても良いかな」と。開催曜日は色々実験中。申し込みフォームを2回作り直した
今年も最適解を見つけて迷走。
安定のサイレントクレーム多発。「保護者の皆さんが望む形の運営に近づける」方法を悶々と考えていたらノイローゼ気味になった
コミュ力ないし、無力で無能でスミマセン…としか…。子育て支援・特別支援教育・学習支援関連の講習を色々と受講した
少しはメンタリング力と対人対応力が向上すると良いなぁ…。
この2年間に関する雑感
自己肯定感の低さという無間地獄
冒頭の通りダラダラ書いていたら3万字以上になってしまったのは、CoderDojo の直接的な活動とその周辺活動と私の心の動きを片っ端から列挙していたからだ。 この1年を総括する上で、昨年の出来事も、周辺活動と私の心の動きも、全て不可欠だったから仕方がない。
その中で、私の直接的に影響しているのは「自己肯定感の低さ」だと実感した。 そもそもの影響範囲が CoderDojo の活動だけではなく私の人生全てに及ぶので今回は割愛するが、本当に重大かつ深刻な問題だと感じている。
一朝一夕に改善することではないし、現状は「いまできることをしていくしかない」としか言い様がないが、そんなところだ。
でもまぁ無理矢理自己肯定感を上げて行っても、そんな私と関わる人も辛くなるだろうし、よしんば何も感じないとしても「自己肯定感が高い人ならこんな無茶振りをしても大丈夫だろう」という謎の注文が爆増しかねないし、それなら心身に無理のない範囲でやる方が良いんじゃないかなぁ…と…。
公言すべき「ゴール」が未だに分からない
設立当初から様々な人たちに「この活動のゴールは何ですか」と尋ねられては回答に窮している。 そもそも「運営のゴール」なのか「学習者として参加しているニンジャのゴール」なのか。 「ゴール」という言葉が抽象的で、本質的に何を聞かれているのかが分からない…。 幼稚園児レベルの知能の人にもわかるように説明して欲しい…。
運営については「学習機会の均等」が目標と言えば目標だけど、ゴール…なのか…? 「どこまでやるの?」という意味では「自分のキャパで収まる範囲でこぢんまり」以上に考えていない。いや、仲間もいないのにそんなデカイことできないし…それでは駄目なのだろうか…。
学習者のゴール考えてみる。わからん…。 「CoderDojo 憲章」をベースに「自由な学習活動を行う」だけでは説明になっていないのだろう。
本質的には、参加者達に「あなたが参加しているDojoは、どのようなプログラミング道場ですか」と尋ねたときに、「どのような」を自分なりの言葉で答えられること、そしてそれが各自がバラバラなりにも活動の趣旨から大筋ズレていないように、ゴールなり活動指針を共有できているのが良いような…。 それで、その中身は…?うーん…🤔
「具体的な言葉を使って、自分の思いや感情を表現する力を養う」というのが中間目標にあって、それを含めて「他人との交流を通じて表現活動や自己研鑽を行う」かな。
それじゃ駄目なのかな。うーん、なんだろう。うーん…。
来年(2022年)に向けて
しばらくはリモート中心・時々現地…かな
運営上、現状の明確な問題は3つある。
ボランティア専業の人が一人もいない
現地のみの参加者が一人もいなくなった
ニンジャたちが強くやりたいことと、私が大の苦手とすることがピッタリマッチしている
(私は3DCGの操作で速攻で体調を崩すし、2DCGも「ビデオゲームの操作」がド下手くそなのでハンデやチート抜きに遊べない)
少なからず保護者が手伝ってくれているとはいえ、技術的な支援の意味でのボランティアの人がいないのは本気でキツイ。有償で雇うカネもない。 だから、運営体質を見直しながら、新しい参加者の受け入れ体制を整える必要がある。
また「現地のみ」参加希望者の大半は、リモート参加に何かしらの障壁を感じている人たちだ。 「学習機会の均等」という私の理想から考えても、現地開催を必ず実施したい。 もちろん、リモート参加しかできない人にも機会を提供したい。
いろいろ考えていると「参加者の需要を満たすために、必ずしも現地開催とリモート開催を同一日程で行う必要があるのかな?」という疑問が生じる。 正直、現状で並行開催するのは本当の本当に私の負担になっている。
そんなこんなで、リモート中心で別途時々現地開催を行う、が最適解かな、と。 年明けからリモート月3〜4、現地月0〜1の予定。
次の元旦で通算200回目
通常セッションは次回で200回目になる(単発企画を除く)。
偶然にも開催日は元旦。企画を何も立てなくても目出度い日程だが、 Twitterで「みんなで書き初めしますか」というリプを頂いて「コーディング書き初め」という謎案が浮かんだので、そういう企画を少々検討中。
参考記事(過去記事など)
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