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電子書籍でヒストリエを買った

ヒストリエの単行本が数冊部屋の中で行方不明なのでkindleで全巻買いました。

いやでもさー、kindleっていつまで保つんかね。amazonが潰れたり本屋をやめるのとヒストリエの完結とどっちが早いかっていうと、おれは6対4ぐらいで前者のが早いと思ってるんだよね。せめて電子書籍がpdfダウンロード形式で発展してくれればこんな心配なかったんだけど。いや同じか?データと閲覧媒体が分かれてるの、紙より脆弱だと思うんだよなそもそも。

でもまあ、今現在ヒストリエが部屋のどこにあるのかわかんなくて読めないわけですよ。だから電子書籍で買った。次巻も気長に待つ感じだろうし。もう最近長くなりそうな漫画だいたい電子書籍ですわ。

電子書籍にはいいとこもあって。いまとにかく漫画の種類が多いせいか絶版が早いんですよ。何かで読んで面白かった作家の前作、だいたい通販サイトでも店頭でも全巻揃ってる方が珍しいです。マイナー出版社の長い漫画になると連載中でも最初の方の巻なかったりとか。で、それが電子書籍なら読めるんですわ。あとは雑誌で最近さっぱり描いてない漫画家がkindleで本出してたりとかね。今日は最後にそういうのを紹介しておこう。

第七女子会彷徨
概ね一話完結SF青春まんが。紙で持っておきたいぐらい好きなんだけど、知ったときにはもう紙の新品はどこにもなかったので電子書籍で買ったやつ。

高木さんと金やんの2人女子会が事件に巻き込まれる感じでいつも話が進むんだけど、事件の振れ幅がギャグからシリアスまで広くてなんでもありなのが良いんです。変なガムの話もあればなんか宇宙そのものがやばくなる話もあればという。

作者のつばなは現在少し不思議なアイドルまんが「誰何Suika?」を連載中なのでぜひ読んでくれ。完結作なら惑星クローゼットも良いぞ。

堕天作戦
マンガワンで連載してたんだけど途中で終わったやつを作者の山本章一がなんか権利を色々してkindleで連載を続けているというちょっと特殊な事例。

遥か未来の地球で人間と魔人が戦争していて、主人公の不死者アンダーは何もかもイヤになっていて…という所から始まる話。仕事とか成長とか復讐とかわかりやすい話じゃないので、先の展開が全然読めなくて面白いんですよ。完結まで続けてくれるといいな。

第三惑星用心棒
SFまんが。最終戦争的なやつが終わってだいぶ経ってそれなりに長閑になった世界で、たまに見つかる迷走兵器(ロストボーイ)から人間を守る用心棒アンドロイドの話。

作者の野村亮馬はアフタヌーンで「ベントラーベントラー」とか「キヌ六」とか超面白いSF漫画を描いてたんだけど、いつの間にかkindleでたまに超面白い漫画を出す人になっていた。続けていってほしい。


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