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東京で大学生やらせてもろてます 日常報告

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僕と陸上 #3 高校時代〜現在

 そんな行く末も見えない夏、顧問や担任が、僕の今までの経緯を聞く時間を設けてくれた。今まで苦しかった事、本当は大学で駅伝がしたい事、でもどうしようもならないこと。胸の内を全て語った。  そしてそこから、僕はプレートを抜釘する決断をする。普通は、5年も経つとスクリューが骨と同化して全ては取れないことが多い。医者にものけるデメリットはたくさん言われた。しかし、僕は覚悟を決めて手術に臨み、結果は全て外すことができた。奇跡だと思った。  すべてプレートが外れたことで、もう一度、大

    • 僕と陸上 #2 高校時代

       高校でやらないつもりだったけれど、結局陸上を続けることになる。思えば、高校がとても苦しく虚しい陸上生活だった。  プレートの事も気のせいだと言い聞かし、頑張った。朝練もするようになった。しかし、やはりこのハンデは大きすぎた。記録は伸びないのはもちろん、普通の人のようにテンポよく走れない。そのことでストライドをむやみに広げて、めちゃくちゃに走って怪我ばかり。そして足の変形も目立ってきた。  本当はこんなはずじゃないのに。とても辛かった。高2のシーズン終わりにいよいよやめよ

      • 僕と陸上 #1 中学時代

         僕は現在大学一年生。陸上は今はしていない。中学から高校まで陸上の長距離種目をしていた。本当は走るのは好きだが今は走るのさえも嫌だ。今日はなぜ私が現在のようになったかの経緯を話そうと思う。  私は中学1年生の春に左腕橈骨を骨折した。完全にぽきっと。自転車でふざけていてこうなった。自業自得だ。プレート固定をしてそれを高3まで入れていた。そしてそれから陸上を始めた。  初めのうちは何も考えず走っていた。しかし、このプレートが影響して腕振りが遅くなることに中3の時くらいから気づ

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