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秀麗富嶽十二景ハーフ

秀麗富嶽十二景ハーフを一泊二日で。

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コースと距離、累積は下記。

距離:65km
累積:4938mD+
コース:扇山→(権現山)→奈良倉山→(榧ノ尾山)→(石丸峠・天狗棚)→小金沢山→牛奥ノ雁ヶ腹摺山→(大峠)→(黒岳)→(湯ノ沢峠)→大蔵高丸→ハマイバ丸→滝子山→(大鹿山)→(お坊山)→(米沢山)→笹子雁ヶ腹摺山→笹子駅。

秋の関東は気持ちの良い秋晴れになることが多いこと、毎年11/3は扇山百蔵山トレイルランに出場するため、当該山域に遊びに来ていること、毎度富士山が綺麗に見えること、これらが決め手となってこの山域をラウンドすることに。

家から扇山登山口、奈良倉山まで

当日は、朝7:45にO氏と扇山山頂で待ち合わせ。
鳥沢駅に車を置くとした場合、扇山山頂までCT2時間なので6:30鳥沢駅スタート。渋滞なしで鳥沢駅まで1:30だから、5:00に家スタート念のため4:30から4:45かなと思って翌朝4:45に家をスタート。渋滞にハマることなく鳥沢駅に到着。・・・が、どこにも駐車場がない・・・まじか、ほんと何処にも駐車場がない。登山口入口しか駐車場がない。仕方なく登山口まで移動して駐車する。
ラウンド終わってから、鳥沢駅に戻り、そこからCT1時間かけて登山口まで戻るのか・・・面倒だな・・・

というわけで、扇山の梨ノ木平登山口をスタート。熊注意の看板がめっちゃあるし、早朝だからなのか人は誰もいないし、薄暗いし怖いなーと思いながらスタート。まずは標高560mから1128mまで500mアップ。

▼扇山山頂。
扇山山頂へ登頂。O氏と合流。

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ここから奈良倉山に向けてレッツゴー。CT3時間。このコースも誰もいない。権現山やいくつかピークとテクニカルな箇所を超えて林道に出る。ちょっとしたアップダウンと最後にちょっとだけ藪があって、そこを超えると奈良倉山まで続く林道に出る。

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林道の横を見ると向こうに三頭山が見える。この林道はじんわりとアップしていく感じ。扇山からこの林道の間には、熊らしき💩 がめっちゃあった。

▼奈良倉山

長い林道の途中にトレイルがあって、50mほど登って奈良倉山到着。

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奈良倉山〜大峠まで

ここから大菩薩峠までは気持ちの良いトレイルを進む。この道は歩きやすく紅葉が見事。登山者も多い。

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いくつかの山頂と峠を超えて、300mアップほどして石丸峠到着。
ここから小金沢連嶺スタート。先ずは小金沢山へ。

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▼小金沢山
小金沢山到着。ここも秀麗富嶽十二景。
朝7時に扇山を出発し、小金沢山で16時くらい。9時間かけてここまで30kmしか進んでない。歩いていたとはいえ結構時間かかるなー。日没が近いので先へ。小金沢連嶺はアップダウンの連続。(奥武蔵ほどではないけど)

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▼牛奥ノ雁ヶ腹摺山
小金沢山から30分ほどで牛奥ノ雁ヶ腹摺山に到着。すぐ着いたけどここも秀麗富嶽十二景である。だんだん日が落ちてきた。

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ここから黒岳に向かい、黒岳手前の分岐から大峠に東下。この辺りで夜間パートスタート。300mダウンしたところで大峠到着。

大峠〜滝子山まで

大峠に到着したのは何時か覚えていないけど、たぶん19時くらいだったと思う。すでに先客が2組。1組は車の横でBBQをしており、もう1組は車はあるものの、人の気配はなかった。

大峠の水場で水を汲んで(ここは水量豊富で枯れることはなさそう。)、ちょっとお休み。夜飯はやはりカレーメシである。

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このカップ飯は最高だよな。日清最高。カレーメシのCMも吉岡里穂を出してくれ(違

しばらく休んで再出発。

大峠から黒岳まで300mアップし、黒岳、白谷ノ丸をパス。白谷ノ丸にはテントが2つ。ここは木もなく月明かりに照らされた富士山が綺麗に見えたから、ここでテントを張って泊まるとか最高だな。この白谷ノ丸、富士山が綺麗に見えて最高。天候のおかげで夜なのに富士山見えるし、朝昼夕なら最高だったろうなと思う。

▼白谷ノ丸から見た富士山(午前4時)

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歩を進める。湯ノ沢峠をパスして大蔵高丸へ。途中に柵があり、お花畑ゾーンへ。冬前だから一切お花はない。春から秋は綺麗なのかな、今度来てみよう。

▼お花畑ゾーンで見た木

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ここから5分ほどで大蔵高丸についた。秀麗富嶽十二景の一つ。

▼大蔵高丸からみた富士山

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10分ほど歩き、今度はハマイバ丸に到着。

▼ハマイバ丸からみた富士山

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大蔵高丸とハマイバ丸からの富士山はこの行程におけるベスト富士山だった。なんでベストかというと、開けた眺望と富士山と周りの景色のバランスなのかな。とにかく富士山が綺麗に見えた。

ここからアップダウンが厳しくなる。ハマイバから米背負峠まで降りて、そこから200-300mほど登り返して大谷ヶ丸へ。そしてまた2,300mほどダウンしてから上り基調のトレイルを30分ほど進み、最後は300mアップしたところで滝子山に到着。

▼滝子山(1634m)

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滝子山到着。ここも秀麗富嶽十二景であり富士山が綺麗だった。ただ、手前にそれなりに大きい山々があるせいか、ベストかと言われると疑問である。次回はこの手前の山々を歩くんだな〜

滝子山〜笹子駅

ここからは1200mまで400mほどダウンする。滝子山を100mほどダウンすると川沿いの道が現れる。ここは紅葉が綺麗との話だったけど、もう枯れたあとかな。

下り基調だが微妙なアップダウンがある川沿いをもくもくもくと進み、お坊山登山口到着。この山、ちょっとでかいなーと思い、登山口で飯タイム。これから300mほどアップだけど、急登だったので、ざざざと登って終わらせた笑。ここからがテクニカルの連続だった・・・

お坊山山頂から2つピークをパスして米沢山へ。米沢山をパスしたところで急な下り・・・落ち葉で足元見えないし、どこに足置いていいか分からないし最悪・・・恐る恐る下り(ほんと遅かった)3つほどピークをパスすると秀麗富嶽十二景の一つ笹子雁ヶ腹摺山に到着。

今回の旅ではラスト秀麗富嶽十二景。「最後だーっ!!最高の富士山が見たい!」と思ったんだけど、他の秀麗富嶽十二景と比較すると景色は悪い気がするし、天気もちょっとアレ気味になっちゃって残念。
しかも景色がアレなわりに、最もカメラビューポイントと言える場所におっさんが絶対に移動しませんっ!と背中で語っていて、もはや写真撮る気が起きずスルー。

ここから700mダウンしてロードに出てゴール笹子駅に到着しました。
移動時間は13時間、経過タイムは31時間。まぁ、そんなもんかな。
次回は、笹子駅から中央線の南側の秀麗富嶽十二景をラウンドしよう。

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