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ヘンプリを3時間しかやってないけどソフりんの考察するよ

へんたーい、止まれ!

昨日3時間ほど『ヘンタイ・プリズン』をプレイしたのですが、ソフィーヤ・シコレンコ看守長がこのゲームのメインヒロインなんでしょうか。
とても可愛らしくて、それでいて陰があって素敵です!
そんな素敵キャラのソフりんを、3時間の知識でできるだけ分析して見ようと思います。進度は『審問会』が終わったところまでです。
未プレイの人にはネタバレになるので気を付けてください。既プレイの人にはこいつ滅茶苦茶な推理してる!と小馬鹿にしながら楽しんでください。

では、へんたーい、進め!

・ソフりんの行動原理を考える。


潔癖で、変態行為を忌むソフりん。なぜ彼女は刑務官をしているのか。
彼女のモノローグから、ソフりんの行動原理を探っていきます。

『数年勤めて理解した。』
『ここにいる囚人なんて、全員クズだ。』
『期待なんて、もう絶対にしないと決めた。』

『ちゃんと務めを果たせる。』
『私は立派な刑務官なんだから。』

『どうせ、お前にも私の言葉は届かないのだろう。』
『私は、お前が憎たらしいよ。』
『……けど本当は、その理由もわかっているんだ。』
『受刑者だから、じゃない。』
『囚人だから、じゃないんだ。』
『お前は、そう。』
『どこかあいつに、似ているから……』

中々ヘビーなモノローグです。
ここから読み取れそうなことを要約すると

  1. 過去に囚人に裏切られたことがある。

  2. 新人の“立派な刑務官”でない頃に問題を起こした可能性がある。

  3. それが原因で、刑務官を辞められない、“立派ま刑務官”にならなければいけないという楔になったと思われる。
    ただし、ソフりんが看守長まで出世していることを考えると、ソフりんに過失がないor庇われた、ということになる。

  4. 主人公があいつに似てるから憎い。

です。

では、これらを満たすソフりんの行動原理を考えてみましょう。

まず、最も気になる点から。
モノローグの『お前があいつに似ているから憎い』という旨の発言です。
これは自分を裏切った囚人と、主人公とを重ねて憎んでいる、という訳ではないと私は考えています。
なぜなら。『ここまで御しきれない奴は初めてだ。』という旨の発言がこれよりも前にあったからです。ソフりんの中では既に主人公は囚人の中では比類するものがないほどの厄介者として位置付けているようです。
そんな主人公を裏切った囚人と比べるのは違和感があります。

では、何に対して憎しみを抱いているのか。
これは、過去の自分に対してではないでしょうか。
なぜ、過去の自分なのか。これは、”立派な刑務官”というワードから考えるとわかると思います。

ソフりんは、炭鉱事故に囚人たちと巻き込まれた際に、一人も死者を出さないように奮闘していました。囚人を死なせることに抵抗を持っていました。これは彼女が”立派な刑務官”として最後まで務めを果たそうとしていたということです。囚人への憎しみが行動原理ならば、命を危険にさらしてまで囚人を守ることはないでしょう。彼女は、囚人への憎しみよりも、自分自身への後悔・憎しみが強かったのではないでしょうか。

お前が過去の自分に似ているから憎い。』

今の主人公は、自分のプライドや矜持を守るために、自分の正しさを貫き通そうとします。
もし、かつてのソフりんも”立派な刑務官”としての正しさではなく”ソーフィーヤ・シコレンコ”としての正しさを貫いており、それが原因で事件を起こしてしまったことがあるのなら、その後悔から、自身を”立派な刑務官”として、主人公を”立派な囚人”として矯正することを責務だと感じているのかもしれません。もし、これが正しいなら、彼女を大きく変化させた出来事は、かなり重大な事件の香りがしますね……。

またソフりんは、主人公に助けられてから彼を無理やり矯正する、ということはしなくなりました。もしかしたら、主人公の持つ自分の正しさに触れ、ある程度正しさを認め、尊重しているのかもしれませんね。

ソフりん√の展開について

審問会まで進めて感じたのですが、このプリズンはかなり腐敗しています。審問員の10人中、7人が、お金で買収されていたからです。
もしかしたら今後、ソフりんの持つ”立派な刑務官”像と、プリズンの在り方が対立するときが来るのかもしれません。
ソフりんは葛藤するでしょう。その時に主人公の正しさに触れることがあれば―――ソフりん√はそういったお話なのかもしれませんね。

まあ、これだけ長々とソフりんの考察をしておいてなんですが、
私は山岸刑務官が一番好きなんですけどね。
んぴゅ……。


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