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【クラブで】パーティー主催した日記【踊る方の】

2月にIS2Uというアイドル楽曲オンリーパーティーを主催したのですが、情勢もあり無観客配信となってしまいました。やってて楽しかったし無観客はやっぱ寂しいので有観客でもやりたい!ということで第2回の開催を決意。決意してから実際にパーティー開催までの日記を書きましたのでよろしければ~

2月

IS2U開催。上記の通り無観客配信のみ。出演者的には楽しかったが無観客はやはり寂しく配信中に「これは2回目もやらないかんぞ」と思う。

パーティー終了後ANiMAのmegさんに空き日程を確認。ぼんやり年3くらいのペースかなーと思っていたので6月前後のスケジュールを聞く。アイドルソング好きとオールナイトパーティーの相性は悪い(アイドルが出演する場合はその限りではない)と個人的に思っているのでデイイベで金、土、祝前を考える。何日か候補もらってまた連絡しますってことで終了。

IS2U出演者のおにぃさんとポッドキャストを収録。その時に第2回やりたいんすよねーというような話をする。諸事情で出演できなかったぼさつくんにはオファーするとしてもう一人まどろみさんにもオファーしたい旨を相談した。まどろみさんはcat house(札幌のナイスなバー)で話したときにアイドルが詳しいことと、その後mixcloud聞いたり配信見たりしてDJのスキルがあることがわかったのでオファーに至った。本当なら現場で見たかったところなのだがご時勢もあり致し方なし。

2月末。まどろみさんへのオファー前におにぃさんぼさつくんにざっくり日程を確認したところ6/17がいいのではとなった。それをもってまどろみさんにオファーしたところ快諾してくれたのでmegさんに連絡してANiMAを抑える。多分通常は箱を抑えてから出演者を集めることが多いと思うが自分の場合はまず誰に出てほしいかが大事なのでそこが揃わなければそもそも開催はしない。なので主催のパーティーの出演者数はせいぜい5人がいいところである。自分一人でコントロールできるのはそのくらいの人数なので。

3月

個人的なことだが暇な部署から割と忙しい部署への異動が決まる。4月以降どうなるかわからないので3月の内に本パーティーの準備をほぼ終わらせることとする。と言ってもやることといえば告知関係だけなのである程度余裕はある。DJとVJの準備はゆっくりすればよし。

告知画像の制作をしてしまう。前回のイメージカラーはミントグリーンだったのだが今回は何にしようかな。ちなみになぜミントグリーンなのかというと今は本屋さんの人をその昔応援していたからです(推しというほどではない)。今回は白にしました。2.5次元。なのでそれに沿って作成。フライヤーってパーティーごとにデザイン変えるのが一般的な気がするけど今回は文字色を変えるだけで背景とかは全部同じにした。リソースの節約ってのもあるけど回数を重ねていけばそのデザイン見るだけでこのパーティーを想起してくれるようになるかなって思ったので。昔代官山unitでsummitがやってたdiagonalってパーティーがそんな感じだった気がする。あれはフォントを統一してたんだっけな。まぁいいや。とりあえず白バージョンを制作したのでおにぃさんとぼさつくんに聞いてみた。いいんじゃないすかね。とのことでこれでいくことに。考えたら人からどう?って聞かれてダメです!っていう人あんまいない気がする。自分だったらよほどの事が無い限り言わないし。ここら辺難しいな。

3月10日。いつ頃から告知し始めるか考える。あんま早すぎても忘れられるし直近過ぎても来てもらえない。2ヵ月くらい前からかなと何となく考える。てことは4月半ばくらいか。ここら辺はパーティーの規模にもよる。2ヵ月前に告知初めてそこからちょっとずつ情報出していく感じかなー。前回みたいにパーティーのコンセプトmixつくろう。別にやらなくてもいいんだけどダラダラDJの練習するよりmix作るぞ!みたいな目的がある方が練習しやすいので。使い切れない曲たちの供養にもなる。

告知方法を考える。前回は前パブ(パブリシティかどうかは別として)でSNS、webページ作成、紙フライヤー配布。後パブとしてspotifyプレイリストの公開、ポッドキャストの収録を行った。今回も基本同じようにやっていく。紙フライヤーは迷うことろなんだけど名刺サイズ100枚で1,000円くらいだったのでそれで1人来てくれればペイとなる。ちょっと考える。他については自分の時間がかかるだけなので問題なし。ちなみに告知関係の画像は全てcanvaで、webページはkitekureで作っています。何の知識もないけどサクサク出来るので助かる。後パブはpodcast収録をどうするかだなー。初の有観客なので(有観客でできればだけど)話しておきたいところではある。わざわざpodcastで配信するのが必要なのかというところはあるが。普通に打ち上げで話すのも楽しいからね。プレイリストの公開は自分の分は少なくてもやる。他の出演者に関しては合意が取れればやるという感じでいいかもしれん。

フライヤーについて考えたけど大体どういう流れで作るかは分かったので次はステッカーを作ってみたい。来場者へプレゼントという感じで。とはいえ100枚とかはいらないので30-50枚の小ロットでも引き受けてくれるところないかなー。ちょっと探してみよう。サイズはポストイットぐらいで考える。スマホに貼りやすいサイズなので。

月末。とりあえず開催のツイートをする。出演者は未公開。こんなツイート別にしてもしなくてもいいのだが仕事等の関係上お知らせは早ければ早い方がいい人がいるのと単純接触効果を狙ってのこと。とはいえRTばっかりしていると逆に嫌悪感を抱かれる場合があるのでなるべく表現を変えつつ接触回数を増やしていきたい。

4月

中旬~下旬あたりに詳細公開を予定。それまでkitekureの元データ作成とかプロモーション用のmixとかの制作を行う。

下旬。予定通りに出演者の告知。多分アイドル興味ないであろう人だけどRTしてくれる人マジでありがたいのでこれからは人のパーティー告知を軽率にRTしようと思った。

5月

5月は余裕があればプロモmixの作成、kitekureの作成、TTの検討をする。あとステッカー作るならそれも。あと何よりDJとVJの準備。DJは前回から新しく発売されてプレイしたい曲が少なくても100曲は増えている。VJはやり方を思いだすところから。

中旬。ステッカー注文。演者さんと話してて「今回配信しないの?」って言われて全く配信のことを考えていなかった。今回はとりあえずいいかなーとなった。配信たまに見るけどサクッと課金できるシステムないかなといつも思う。配信は無料で来場者は有料なのは個人的に違和感がある。streamlabとかになんのかな。料金とスパチャはまたちょっと違うと思っているのでここら辺は整理が必要。例えば試聴開始時にいくらか支払ってその後見るも見ないも自由アーカイブも一定期間で見放題みたいなシステム無いのかな。

上に関連して。配信ないならkitekureいらないんじゃね?ってなった。なので作らん。時間あったらmix作ろー。

TTをざっくり考える。オーガナイザー兼出演者の場合自分の出番をどこに設定するか悩む。まぁ大体最初か最後の2択になる。自分は最初にしがちなんだけど今回は最後にしてみようかな。TTを考えるのはオーガナイズの醍醐味のひとつである。今回は出演者4人なので24パターンしか組み合わせはないがある程度に人数になると組み合わせがめちゃくちゃあるので各演者のプレイ内容を思い出しながらどこに置くかを考える。TTを組むのはちょっとDJに似ている。

ステッカー届いた。個別に切れてない…シートにステッカーがならんどる…。安いところで頼んだからですね。暇見て切ろう。

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       ※こちらが切れてないステッカーです

隙を見てやっていたDJの準備はほぼ終了。ここからは新譜を都度追加していくだけで良い。ところでVJの準備を全然していなかった。日常的に触っているわけではないのでちゃんとシミュレーションしなければ。できればrekordboxとvdmx動かしっぱなしにしたい。macが持つのか。そこらへんも含めてテストしないとなー

ANiMAのmegさんに色々確認。レイアウトやらなんやら融通きいてくれてマジありがたい。1月のアイドロックナイトでやっていたブースの前にスクリーンを置くやつやりたかったのです。

6月

TT案を出演者に聞いてみる。金曜日なので仕事とかもあるし。

TT案オッケー出た。これで準備は大体できた。VJ以外は。

VJの準備。まずは思い出すところから。そういえばゴールデンウィークにエフェクト全部チェックしたもののそれを踏まえての設定をしてなかった。1週間くらいで準備して、VDMXとレコボの同時起動負荷テストしよう。

macを買い替えたのでレイアウトの調整をしつつエフェクトを実装したりした。エフェクトのショートカットの仕様を忘れていて保存ミスを10回くらいした。バカなのかもしれない。

1週間前。VDMXとレコボの同時使用負荷テスト。VDMXは6レイヤーなのですがすべてにエフェクトかけて想定される最大負荷で放置。レコボは普通にlink proでxdj-rxに接続。1時間くらいやったけど大丈夫だった。これがM1 Proの力…。でも普通にファンは回った。
本番もDJ1時間なので多分大丈夫。

何曲か曲を追加。ここにきてめちゃくちゃいいアイドルを見つけたりしてビビる。まぁ全くダンスミュージックではなかったけど。

あとはTTの告知とか前日とかにツイートしていく。

2日前。水曜リリースの曲たちをチェックして追加していく。前回プレイ候補の曲たちに追加したら全部で500曲以上になってしまいこれはちょっと多いかもしれないぞとなった。まぁこのままやってみよう。そのうち秘伝のたれみたいなリストになるかもしれん。

当日

仕事は無理やり午後休にした。家帰ってジム行ってホテルにチェックインして(結局全然寝れなくてホテルとった意味なかった)会場入り。機材セットして本番。以下反省点。

・VJの反省
1,スクリーンをブースの前にしてもらったんだけど投影状況をちょこちょこ確認しに前に回ることがあったのでANiMAさんが設営時に言ってくれた投影状況がわかるモニターを使わせてもらえばよかった。
2,VJ中出力がコマ落ちになった。macの高負荷が原因かもしれんとエフェクトとかオフにしたら落ち着いた。ここら辺の限界を把握してなかった。m1 pro macだと6レイヤーエフェクトマシマシはきついのかもしれない
3,apc miniのLEDが途中からvdmxと連動しなくなり状態の把握が難しくなった。vdmx動かしてるときにusbケーブル抜いて再接続したら復旧するのかどうかわからなかったためそのまま続行した。トラブルシューティングの知見が無かった
4,プレイされてる曲のPVが無かった場合のVJがワンパターンになった
などなどいろいろあった

・DJの反省
1,出番までにVJをやっていたので消耗が激しく集中力が保てなかった
2,上記の通りプレイしたいリストが500曲以上あったので多すぎて適切に曲を選びきれなかった。
3,手癖でmixしてしまったところがあり、よくなかった

・主催者としての反省
1,集客が芳しくなかった。想定の1/5くらいだった。宣伝が足りなかった、パーティーのイメージをうまく伝えられなかった、そもそも需要が無いのではなど要因はいろいろある。
2,VJとDJでほぼステージに張り付きとなってしまったのでもう少しフロアでお客さんと話したりすべきだった。

ざっとこんなところ。
良かった点は出てくれたDJの選曲が本当に良かった点と来てくれたお客さんは楽しかったーって言ってくれたところ。
あと一度はやってみたかった「オレからここにいるみんなに1杯おごるぜ」をやったこと。

反省点を活かして次回開催につなげたいところはあるのだがそもそも次回どうする!というところがある。すくなくともVJのワンオペはやめたいぞ

・事後

翌日各出演者からプレイ履歴もらってspotifyでプレイリスト作って公開。履歴もらうときにリスト作ってくれてた人もいて助かった。
前からちょっと思っていたけれどmixを作るよりプレイリスト作る方がみんな聞くかもしれない。

各出演者のプレイした曲とspotifyプレイリストはこちらにまとめています







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