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フランスで入国拒否された話
こんにちは!
スペイン・バルセロナ在住、月に一度海外旅行をしている者です。
7月はフランス・リヨンに行くつもりでしたが、Windowsのトラブルに巻き込まれ旅行に行けませんでした。こちらが前回の旅行記。
そのため近場のペルピニャンにバスで行くことにしました。タイトル通り入国はできませんでしたが、旅の思い出を綴らせていただきます。
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BlaBlaCarでフランスへ
今回は初めて格安バスBlaBlaCar (ブラブラカー)を利用しました。往復30€くらいだったと思います。安い!
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時間になりチケットチェックと身分証確認があり、ここで身分証を忘れたことが発覚!やらかしました!!!でもコピーは持ってるよと訴えたら乗車を許してくれました。
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ペルピニャンに到着
8:30にバルセロナを出て、時間通り10:30にペルピニャンに到着しました。さぁ出ようかと思ったところ、警察の方が車内に入ってきました!みんな当たり前のようにパスポートを出し警察に見せていました。
やばい、やばい、、!!!!
旦那はNIEを用意。私は携帯に入っていたパスポート画像を準備し、とにかくパスすることを願いました。(絶対無理笑)
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ネットより画像を拝借させていただきました
友人からシェンゲン協定によりNIEカードで入国できる聞いていましたが、本来外国人はパスポートを携帯していなければいけないそうです。(警察に見つからなければ実際はNIEだけで旅行できます笑) ただオリンピック期間中のためか警備を強化しているようで、結局警察署に連行となりました。
警察の方はふざけんなよ、何で持ってないんだよ、みたいな顔していて、まじでごめんと思いました。
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パトカーもヨーロッパはやっぱりマニュアルなんですね。車種はルノー。あとこんな立派なタッチパネルがついた車ヨーロッパでは珍しい気がします。ほとんどの車が平成初期みたいな装備なので。私の友達の車は、手動ハンドルで窓を開けます。
警察に連行
こんなこと考えていましたが、内心はちゃんとドキドキしてました。罰金はいくらか、拘束時間は決まってるのか、今後フランスに入国が難しくなるのか、とか。
そしてようやく連行された場所はここ!
バスターミナルから車で5分くらいのところでした。
ひたすら待ち!待ち!待ち!
警察署に連れて行かれ、ベンチに座って待っているよう指示がありました。(留置所ではありません)荷物も取り上げられず、携帯も自由に使えました。指示以外の説明は一切なく質問したいことはありましたが、みんなフランス語しかしゃべれないようだったので黙って座っていました。聞こえてくるフランス語の響きがとても美しかったです。
約1時間後スペイン語が話せる人が来てくれ、私たちは入国できないこと、今から国境付近の村の警察署に移送することを伝えられました。
GoogleMapで調べると、そこからバルセロナまで13時間かかると出てきて今日帰れるのか途方に暮れましたが、まぁ仕方がありません。とりあえず無事に解放されることだけ祈りました。
スペインの警察署へ
そこからさらに1時間後、パトカーに乗せられスペインの警察署に移動しました。高速道路では、音なしのサイレンを点けていたので前にいる車がどんどん避けてくれ、最高時速163KMでぶっ飛ばしてくれました笑
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警察署に到着すると同じように捕まったと思われる旅行客が2~3組いました。スペインの警察官に引き渡されるまで駐車場で待機しなくてはならず、私たちを連れてきた警察官は他の旅行者を連れてきた警察官と楽しそうにおしゃべりしていました。久しぶりだな、今度飲みに行こうぜって感じののり笑
1時間後ようやくスペインの警察官に呼ばれ警察署に入ることができました。「ありがとう。さようなら」とフランスの警察官に伝えると「ありがとうはちがう」とスペイン人に言われ笑、部屋に通されました。
そこには怪しい南米人ぽい人がいましたが、私たちの対応を先にしてくれ、指紋採取をして5分もたたずに解放されました。日本人であることに本当に感謝です。先人たちありがとう。
フィゲラス行きのバス停に到着
警察から解放され、バルセロナ行きのバスや電車があるフィゲラス行きのバス停を教えてもらいました。先ほど13時間かかるとGOOGLEMapに出てきたので本当に一安心しました。
このバス停はグーグルマップにも出てこなかったので一応シェアしておきます笑(同じように連行された方に届きますように!)
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なぜかアラブ系の人やお店がたくさんいました
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乗車券は車内で現金かクレジットカードで購入できます。フィゲラスまで3.7€くらいだったと思います。乗車時間は30分くらいでした。
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バス停での出会い
バスを待っている間モロッコ人2人と仲良くなりました。「ここはフィゲラス行きのバス停ですか?」と私たちが質問したことをきっかけに、いろいろお話できました。オレオまでくれ本当にありがたかったのですが、なんか怪しい人たちでした笑
ようやくバスが来て私たちが先に乗車。次に彼らが乗ってきたのですが、乗車賃が足りなかったらしく運転手が座席から立って彼らに降りるよう促しますが、彼らは拒否。明らかに運賃が足りないのにこれでいいじゃん、頼むよみたいにお願いしていました。(これが日本の未来の姿なのかな…)
私たちに助けは求めてはきませんでしたが、さっきクッキーも頂いたので2人の乗車賃を払ってあげました。ここからポルトボーという国境沿いの街にいくと言っていましたが、果たしてどうやって行くのでしょうか。そこに何があるのか興味が湧きました。最後はきちんとお礼をしてくれ、律儀な人たちではありました。
いろいろありましたが15:00頃には無事フィゲラスに到着しました。勿体ないからフィゲラス観光して帰ります!
今回の教訓
自分へ
・気持ちを引き締めろ!慣れが一番怖い!
・外国人であることを忘れるな!
これから旅行される方へ
・パスポート忘れないでください(笑)
・警察の方は優しい方なので安心してください。
・入国拒否されても罰金や懲罰などはありません。
絶対フランスリベンジしてやるーーー!
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