見出し画像

縄文楽検定(初級)第14回33.34.35 漁の道具、おこげ

【33】
縄文時代の出土人骨からは様々なことがわかる。研究の結果、出土人骨から指摘されていることはどれ?

a)潜水せんすい作業の専業化
b)耳飾みみかざり装着の風習
c)刺青いれずみの風習
d)土偶祭祀どぐうさいし








答: a)潜水作業の専業化
縄文時代の出土人骨を調べると、年齢、性別、身長、食生活や栄養状態など、様々なことがわかる。
抜歯風習や潜水作業の専業化などについても出土人骨から知ることができる。








【34】
縄文時代の遺跡からまだ見つかっていない漁の道具はどれ?

a)釣針
b)うけ
c)もり
d)底引き網








答: d)底引き網

広島漁連



a)釣針

世界遺産オンライン


b)うけ

wikipedia


c)もり

琵琶湖文化館







【35】
火焔型土器の時代、土器に残された「おこげ」の分析をとおし、土器で煮て食べていたものの種類がわかるようになってきた。
あてはまらないものはどれか?

a)シカ・イノシシ
b)クリ・トチ
c)サケ・マス
d)ナウマンゾウ








答: d)ナウマンゾウ
「おこげ」の分析から、シカやイノシシ、クリ・トチなどの堅果類、サケ・マスを土器で調理していたと考えられるデータが得られている。一方、日本列島では、ナウマンゾウは約2万年前(旧石器時代)に絶滅したと考えられている。

wikiped


縄文文化と火焔土器

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?