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2月20日Ryu Cafe(神戸市・塩屋)

この日は回るお店は1軒だけだったので広島県三原市のホテルから在来線でゆっくり揺られながら神戸市の塩屋駅までやってきました。各駅停車しか停まらない小さな駅で駅前はバスも通らない小さな道が入り組んでいる。そこにちょこちょこ商店が並び、激安の定食屋や人情味のあるお豆腐屋さんがあるようなところ。それでいて空き巣注意の貼り紙が 笑 神戸というとキラキラしてる高級な場所ばかりだと思っていたけど、こんな下町のようなところがあるとは知らなかったです。

目指すお店は駅から1分とすぐ近く。ただ、本当にこんなところにお店があるの?と不安になるような場所にあります。

この先にお店が

車も通らない、人が2人並べば道を塞いでしまうような狭い通路の先。そのお店はランチは予約制ですぐに満席になってしまうほどの人気店。14時〜予約なしで入れる喫茶の時間を狙っての訪問です。そんな人気店がこんな狭い道の先にあるのは想像し難い。そんなお店がRyu Cafeです。

赤い飾りが目印

外から店内を覗くと満席です。入れるところあるかなと思い入り口を見るとcloseとなってる。予約でいっぱいだからcloseしてると思って14時過ぎてるし入ってみました。お店の男性がやってきて、今日はもう満席で閉店なんですと言われてしまいました。14時から予約なしでも入れるんじゃないですか?と問うと、今日は喫茶営業はお休みなんですと男性は言う。リサーチ不足かとショックを受けていると、男性が遠くから来られたんですか?と聞かれたので、豆花が食べたくてきたんですと返すと、豆花ならあるのでいいですよと店内に案内してくれました。空振りに終わるところをお店の好意で豆花にありつけることができました。お店には本当に感謝です。

1階は予約のお客さんで満席なので2階に案内されました。2階は広いのですがそこに大王1人。ちょっと緊張。古民家を改装した店内でおしゃれな空間になってる。しばらく中を見渡して待っていると、女性店員が豆花を持ってきてくれました。そこで大王の名刺を渡して自己紹介すると男性に伝えてくれました。すると、男性が2階に来てくれてお礼しに来てくれました。この男性はお店のオーナーで昔、大王のお店にも複数回食べにきてくれていた方でした。まさか大王のお店に来たことがある人だったとは思わなかったです。お店の仕事もあるので男性は一旦降りていきました。嬉しい気持ちで豆花を食べます。

生姜の感じるシロップで柔らかく滑らかな豆花。本格的でレベルが高いです。トッピングはいちご、小豆、白キクラゲ、ハトムギ。豆花は冷たいもののみ。昔はトッピングが選べたんですが今は日によって決まったトッピングが入るようにしてるそうです。

また2階に上がってきた男性に本格的ですごく美味しいと言うと、そんなことないですよと謙遜してました。お店のことを詳しく聞くと、男性は東京出身で台湾人のお嫁さんと共に縁もゆかりもないこちらにお店を開くことになったそう。この建物は阪神大震災以来使われていない空き家で壁も崩れているほどだったのを地元の協力もあって改修しお店を作ったそう。夫婦は星野リゾート出身で台湾で料理を作っていた経験もあって台湾料理のお店にしたということでした。この塩屋周辺は決して高級なエリアではないけれど、お店に対して優しく好意的にしてくれる人が多く、料理が美味しいというのもあって、まだ1年半ほどしかオープンしてから経ってないのにたちまち人気店に。男性はここの人には本当に良くしてくれていると感謝していました。

営業が終わったというのに、今夜のホテルの予約や明日の予定の確認などでゆっくりさせてもらい、大王も男性に良くしてくれました。豆花は美味しいし、半分はやさしさでできてるお店でした。←バファリンじゃないwww
行く時は予約かインスタで確認を。

ちなみにお店のすぐ近くにあるお豆腐屋さんから豆乳を購入しているそうです。そこで売ってた油揚げやがんもは大王も買ってホテルで食べました。安くて美味しかったです。150円分しか買ってないのにおまけが付いてきてサービス旺盛です。

近所のお豆腐屋。安い。

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