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2月18日2軒目銀湾(岡山県倉敷市・倉敷)

1軒目の無天茶坊さんを12:20ごろに出て駅に向かいます。電車の本数が1時間に1本なので計画的に動かないと次のお店の営業時間に間に合いません。茶屋町駅で降りて倉敷駅行きのバスに乗り換えGoogleマップで目当てのお店に近くなったところで下車。次に行ったのは銀湾さんです。

倉敷に台湾の味が


お昼しか営業していません。
豆花の文字も

倉敷駅から徒歩20分くらいでお店もまばらになってくる場所にあります。電光掲示板にメニュー名が流れていて、その中に台湾豆花の文字もありました。ここはランチしか営業していなく15時までだったので、急いで来ました。


昼時を過ぎてたのでお客さんは無し。小ぢんまりとした店内です。奥の席に座ってメニューを見ます。台湾のポスターやメニュー写真が壁に貼り付けています。縁起担ぎの飾りがところどころに飾られていて個人店によく見られる光景です。家庭的でなんかいいんですよね。

注文票。値上げのため価格が変わってます。

テーブルには台湾らしく注文票をお客が書き込むシステム。ただ、金額は値上げのため壁のメニュー写真の金額の方が正しいです。壁のメニューを見てると注目されてる町中華ぽくていい感じ。肉まんが売りっぽかったので注文すると最近作ってないらしく蛋餅と魯肉飯の並、豆花を注文。豆花は緑豆とピーナッツのを選べるとのことなのでピーナッツにしました。

蛋餅
魯肉飯の並
ピーナッツ豆花

最初に来たのが蛋餅。生地はもちもちで挽肉みたいなのが入ってる。甘めのタレで食べやすい。次に魯肉飯は豚肉を結構細かくしています。挽肉にならないくらいに。切るの結構大変だろうな。濃いめの味付けでご飯がないとしょっぱいくらい。その分、ご飯が進みますね。煮玉子も台湾らしい味付け。黄身は真っ黄色。日本人は半熟が好きだけど半熟にしたら台湾ぽく無くなります。これが正解 笑
最後に豆花。豆花はしっかり固めてありつつ豆花として美味しい食感になってます。シロップはピーナッツスープ。カウンターに置いてあった花生湯の缶詰があったからピーナッツもそれを使ってました。食事がメインのお店ですからトッピングまでこだわるのはなかなか難しい。仕方ないことですし、下手なもの出すよりこの方が美味しい。緑豆のも多分、缶詰なんだろう。

台湾人のおばちゃんと娘さん

おばちゃんに豆花のお店を食べ歩いている大王ですと名刺を渡すといろいろお話させていただけました。昼しか営業しないのはもったいないですよと言うと、この辺は夜暗いからお客さんが不安になるからしてないんだそう。もったいない。肉まんも売りなのに物価高で利益が少なく値上げしたら買ってくれないからと作るのを控えていたり。いろいろ難しいですね。ここで働く若い男性と女性がいるんですが、おばちゃんのお子さんで双子なんだそう。将来は子供2人にお店を継いでもらうことになっている予定。まだ23歳だそうで将来どうなるのか気になります。

娘さんが台湾の味じゃないと口コミに書き込まれたことがありますと話されていました。このお店での味はおばちゃんの台湾の味を出しています。台湾の味といっても人によって味が変わります。だから台湾に行って食べた味と違うからと言ってこのお店のは本場の味じゃないというのは、にわかの言う人です。味噌汁が地域によって違うのと一緒。大王の豆花も台湾の味じゃないなんて言われたことありますが、そういうことを思う分には構いません。口コミに書くのは自重してほしいなって思います。もしくは配慮した書き方をしてほしいです。単にあなたの口に合わないだけで美味しいと思う人は他にいるわけですから。

岡山の好日さんとも繋がりがあるそうで、岡山で台湾の風を吹かせ続けてほしいです。

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