【保存版】TOEIC全パートまとめ
どうも、個人TOEICコーチの佐々木Timです。
めちゃめちゃそもそもの話です。
そもそもTOEICって何?ですね。
#それ第一話でしょ
今回は7つあるPartが
それぞれどのような問題なのか。
またどのように対策すれば良いのかという点を
まとめていきたいと思います。
【TOEICとは】
TOEICとはいうものの今回は
TOEIC ®︎ L&R TESTについてまとめます。
L&R(Listening & Reading)
なので問われる技能は
もちろんリスニングとリーディングのみ。
なのに!!
国や企業などで取り入れられているんです。
詳細→ 上場企業における英語活用実態調査
英検などであればスピーキング能力なども
見られるのに!
なんてもったいない日本の企業たち!!
とはいえ転職や就職などを
考えている人たちからすれば
めちゃラッキーですよね。
この対策だけでも幅広い企業が
高い評価をしてくれる
「英語力」の肩書きが手にはいります。
更に、基礎学習として
本当によくできたテストですので
入社後もしスピーキングなども
必要となった際には
TOEIC対策で身につけた力は
絶対無駄にはなりません!!
長くなってしまいましたが
ここからがTOEIC自体の説明です。
【7つのPartと時間】
TOEIC L&R はリスニングと
リーディングの2つからなります。
リスニングセクションは45分間で、
Part 1〜4までの問題数100問。
リーディングセクションは75分間で、
Part 5〜7までの100問。
トータル2時間で200問の問題です。
問題は全てマークシート方式で、
問題や選択肢などは全て英語で書かれています。
ここでアウトプット(話たり書いたり)の力
や和訳の力は一切問われません。
リスニングやリーディングが
言っていることをマークできれば
極論満点可能なのですね。
こちらが概要です。
といったところです。
むずそうですね〜!
大丈夫。一個ずつ見ていきましょう。
【Part1】
絵を見て答える問題
6問
問題用紙にはこのような写真のみが並びます。
例)
このようなアナウンスの中から
正しく写真を描写しているものを選ぶ
という問題です。
【Part1の勉強法】
ここについては特別な対策をするよりも
Part3,4のシャドーイングを通して
リスニング自体に慣れた方が
勉強効率が良いです。
なぜなら全体で6問しか設定されていない超少ない問題なのです。
ただこのPart1にだけよく出るフレーズ
というのが存在しますので
おすすめ図書の
『出る単特急 金のフレーズ』p90-105で
Part1に出るフレーズがまとめられています。
ここは完璧におさえておきましょう。
【Part2】
正しい返事を選ぶ問題
25問
このPartは問題用紙を見なくて良いです。
完全にリスニングだけで解く問題となります。
例)
これらのアナウンスを聞いて答えます。
ここでは
「新しいコピー機どこ?」
「僕のデスクの横にあるよ。」
このような流れとなる(A)が正解ですね。
【Part2の勉強法】
ここに関しても専用の練習に
あまり時間をかけないようにしたいところです。
Part3.4をシャドーイングすることで
Part2のスコアもついてきます。
ただ一方でコツがあります。
最初の疑問詞を聞き逃さないことです。
ここを聞き落としてしまうとなにを
聞かれているのかを
取れないので一気に答えづらくなります。
逆にここさえ聞き取ってしまえば
答えるべきことがなんなのかはおさえられます。
先の例だと、
where?
さえ聞き取っていれば
少なくとも
(c)by--- 〜まで
のような選択肢は選ばなくなります。
このように、Part2では
最初の疑問詞を落とさないように聞き取る
というところが大原則となります。
【Part3】
会話を聞いて正しい内容を選ぶ問題
3問✖️13題 = 39問
例)
TOEIC対策のトイグル様の
例題を参考にさせて頂きました。
大変情報がまとまっているサイトですので
ぜひご活用ください。
Q32. Where most likely are the speakers?
(A) At a sport center
(B) At a university
(C) At a factory
(D) At a grocery store
Q33. What is the problem?
(A) A bridge is under construction.
(B) A printer is out of service.
(C) A photocopier has been Questions 32 through 34 refer to the following conversation.
Q34. What will the man do next?
(A) Lease a printing device
(B) Consult with his tutor
(C) Purchase a mobile phone
(D) Visit another room.
はい、急にレベルアップですね。笑
ただ焦らないでください。
めちゃめちゃ簡単です。
ここでのポイントは2つ
・リスニング力
・速読力
まずはリスニング
ここに関してはスクリプトがとても
良いものですのでシャドーイングを
取り入れてとにかくPart3の問題と
話の流れに慣れます。
似たような問題が何回もでるのが
TOEICなので例えば先程の例題だったら
あぁ何かが故障してるパターンね。
とすぐに流れをイメージできます。
リスニングについては
Part3をシャドーイングしましょう。
詳しくやり方はこちら
次に速読力
リスニングなのに速読!?
そうなんです、ここは速読力めちゃ必要です。
なぜかというと先読みをするからです。
Part3.4ではリスニング音声が
始まる前に時間があります。
ここでどんな質問が聞かれるか把握しておく
訳です。
これをできるかできないかで
リスニングの負担がかわります。
■速読で質問がわかってる人
→リスニングを要点だけ聞けるから楽
■質問読めてないから何聞かれるかわからない人
→リスニング全部聞かないといけなくて不利
こんなような特徴があるのがPart3です。
一点注意としては
図を見て答える問題が3題(9問)あります。
リスニングに加えて
図も参照しないといけない問題です。
大切なことは変わりませんが
先読みの時に図も先に見て
何が聞かれそうなのか、
どの問題で何を参照させるのか、
予測しておきましょう。
【Part3の勉強法】
ここは解き終わったら
とにかくスクリプトをシャドーイング
しましょう。
会話表現もでますし
会話の流れにも慣れます。
もちろんリスニング力自体を
上げられるのでとにかく
シャドーイングします。
【Part4】
アナウンスを聞いて正しい内容を選ぶ問題
3問✖️10題 = 30問
ここは正直ほぼPart3と同じです。
二、三人以上が話しているかのが先程のPart3ですが
Part4では一人の人が
アナウンスをしているという問題になります。
Part3の問題のスクリプトが
一人になるだけですので
例題は長くなるので割愛します。
図形を含むものも
入ってくるので注意しましょう。
【Part4の勉強法】
こちらに関してもシャドーイング一択です。
Part3と同じ要領で対策します。
【Part5】
語彙・文法問題
30問
ここでは大きく分けて
2種類の問題タイプがあります。
1.語彙問題
2.文法問題
まず、
1.語彙問題
特徴: 選択肢が全く異なる単語4つが並ぶ
シンプルに単語の意味知ってるかどうかの問題
このように(A)〜(D)まで違う意味の単語が
並びます。知らんかったら飛ばす。が大原則です。
次に
2.文法問題
特徴: 文法知識を問う問題
問題によって問われる文法事項は様々
例題はその中でも頻出の品詞の知識を問われる問題
---------の直前は副詞が並びその前にbe動詞、
また意味から受け身になるだろうから
(D)などの文法処理ができるかどうか。
ここは文法知識を補うことで
解ける問題ですので
おすすめ図書『文法問題 でる1000問』などの
Part5対策本で対策します。
詳細は以下
【Part5の勉強法】
結論、この2冊です。
『でる単特急 金のフレーズ』
『文法問題 でる1000問』
ここの2冊を極めます。
金フレの単語を90%以上覚える
でる1000問を5周以上やり込む
ここで25/30ほどの正解を
導くことが可能です。
文法事項に疑問が残る方は
文法書を用意しておくと
便利です。
おすすめの文法書も
貼っておきます。
『Evergreen』
またPart5に関しての専門記事もあるので
まずはPart5!!と意気込んでいる皆様は
ぜひご活用ください。
【Part6】
空所補充問題(長文)
4問✖️3題= 全12問
例)
参照: TOEIC公式HP
1
A) interest
(B) interests
(C) interested
(D) interesting
2
(A) Let me explain our plans for on-site staff training.
(B) We hope that you will strongly consider joining us.
(C) Today’s training session will be postponed until Monday.
(D) This is the first in a series of such lectures.
このような問題が1題につき4問でます。
1の問題のようにPart5と同じく品詞の問題で解ける問題に加えて
各問題に1問含まれるのが2の問題のようなどの文を挿入するかという問題。
ここでは前後の文書の流れを考えてどのようなセリフが
適切かを判断しないといけません。
「Part5.6は読まずに解きましょう。」
などという攻略法をうたう人もいますが
これは昔の話です。
最近は難化してますのでしっかり全文読んで流れを
取らないとこうしたタイプの問題を落としてしまいます。
【Part6の勉強法】
目標点数が650までの方はまずおいときます。
#おいとくんかい
理由はPart5をしっかり対策して
文法知識を完璧にした方が効率が良いからです。
目標点数が800を超えるとPart6もきちっと対策を
して10/12くらいで正解をマークしたくなります。
こうなってきた際には『公式問題集』を使って繰り返しときながら
・前後の流れから正解を考える練習を取り入れましょう。
正解の理由を前後と紐づけるクセをつければPart6満点も難しくありません。
【Part7】
Part7 1つの文書 29問 :長文読解
複数文書 25問 :長文読解
ここに関しては
"速読力" + "情報処理"
が大切となってきます。
まずは1つの文書の問題の例題
例)
参照: TOEIC公式HP
No. 147 What is suggested about the car?
(A) It was recently repaired.
(B) It has had more than one owner.
(C) It is very fuel efficient.
(D) It has been on sale for six months.
正しい情報を選ぶにはまず選択肢の情報を概ね頭に入れます。
そのあとその4つの選択肢のいずれかに当てはまる情報を探すわけです。
こういった問題が時間の割に大量に出されるのが TOEIC。
なので基礎的な英語力に加えて
"速読力" + "情報処理"が大切になる訳ですね。
複数文書の例題はこちら
参照: TOEIC公式HP
What is most likely true about order #3397 ?
(A) It arrived within two business days.
(B) It included an extra sample.
(C) It was shipped in February.
(D) It contained four gallons of paint.
実際はこのような問題が5問でます。
これはメールとオンラインページを見比べて#3397の情報を
照合できるかが正解のポイントになります。
このように聞かれた情報を大量の情報の中からピンポイントに
見つけ出すことが必要なんです。
【Part7の勉強法】
これに関しては先程伝えた"速読力" + "情報処理"
ここの力をつけていくことが1番のポイントです。
速読力についても
シャドーイングをおすすめしています。
情報処理についてもお話したいですが
ここは長くなってしまうので詳しい勉強法は
ぜひこちらの記事をご覧ください。
いかがでしたでしょうか。
今回は TOEIC L&R TESTについてまとめてみました。
参照
https://www.jinji.go.jp/saiyo/siken/eigosiken.pdf
また申し込まないことには
受けられないので
まず申し込んでしまいましょう。
モチベアップにも繋がります。
TOEIC公式テスト申し込みHP
https://www.iibc-global.org/toeic/test/lr/guide01.html
【まとめ】
Part1 6問 対策 特有の表現
Part2 25問 対策 最初の疑問詞
Part3 39問 対策 シャドーイング
Part4 30問 対策 シャドーイング
Part5 30問 対策 金フレ、でる1000
Part6 12問 対策 前後の流れ
Part7 54問 対策 速読力+情報処理
Who Is Tim ?
佐々木TimのTOEIC上げ屋のブログでは
TOEICをいかに効率よく上げていくかという英語学習に
絞った記事をまとめています。
何を学ぶか以上にどのように学ぶかが大切な英語学習。
ぜひ本格的に学び始める前にご一読ください。
佐々木 Tim
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?