見出し画像

たった30日でTOEIC800点というTOEIC本は信じていいのかを800超え筆者が解説

「たった○日でTOEIC○点」というタイトルのTOEIC本を買ったことはありますか?

僕は何冊も持っています。(笑)

でもこれって真実なんでしょうか?

もし真実でそんなに簡単にTOEICの点数が上がったら、みんなが買ってるし、それは試験として成り立たないものになります。

でもなぜ、こういうタイトルの本を買ってしまうのでしょうか。

この記事では、そういうタイトルの本が多い理由と、効果がある人の特徴をお話します。

TOEIC本を買う前に参考にしてください。

この記事は、たった○日でTOEIC○点という本を否定するものではありません。僕も何冊も持っていますし、その中にはおすすめ教材も含まれます。
ただ、そのタイトルを鵜呑みにしないことを伝えるための記事です。

「たった○日でTOEIC○点」という本が溢れている理由

画像1

たった○日でとか、○ヶ月でTOEIC○点が取れる!みたいな本って多いですよね。

本屋に行ったらいつも目に入って、つい買ってしまっていました。

こういうタイトルが付けられる理由があります。

1. 数字が入っているので訴求力がある
2. みんな魔法を欲しがっている
3. 売れやすい

ブログやYouTubeやっている人はわかっていますが、タイトルに数字を入れるのって大事なんですよね。

真実味があり、訴求力があります。

しかも具体的に期間と点数が入っていると、それに惹かれるし信じてしまいます。

期間や数値が入っていないと、その本を読んで得られることのメリット、いつまでに何ができるようになるかという未来が浮かばないですよね?

そして、みんなTOEICの点数で伸びなんでいるので、この手の魔法に惹かれます。

よくマンガであるストーリーですよね。

成長できなくて悩んでいる人に悪い影が近寄って来て悪魔の力をくれるみたいな。

悩んでる時だからこそ人は特効薬に飛び付いてしまいます。

だからこそ売れやすい本であり、TOEIC市場が大きく、儲けられる商材なので、こういった本が多く出版されています。

そして僕はたくさんの特効薬を試したのでした。

特に600点台までにこの手の本にたくさん手を出しました。

「たった30日でTOEIC800点」は信じていいのか

画像2

信じないでください。

特定の人だけは、たった○日で○点達成ができますが、普通の人は無理です。

それができれば、みんな高得点取ってますよね!

僕なんか最低点が350点で10年かけて870点ですから…。

この10年の間に何冊この手の"たった○日で、TOEIC○点"という本を買ったことか…。

別に悪い本というわけではありません、ただ本のタイトルを鵜呑みにしてはいけませんということです。

この手の本は技に頼った解き方が多く、最近のTOEICではそこまで効果は発揮しません。

それともう一つ言えることが、たった一冊のTOEIC本を勉強したからといって、目標点は取れません。

目標点を取るには、弱点を克服するために何冊ものTOEIC本を勉強して苦手を無くす努力が必要です。

「たった30日でTOEIC800点」が達成できる人はこんな人

画像3

1. 元々、英語力がある人
2. TOEICの形式に慣れていない人

つまり、TOEICを始める前の潜在能力の差です。

学生時代に英語が得意だったとか、中学英語は完璧に理解しているとかいう人は伸びが早いです。

そういった人の中にはTOEICを初めて受けた時から高得点の人もいますが、TOEICという試験を知らなければ高得点は難しいです。

どんなレベルの人でも同じ試験を受ける必要があり、2時間ぶっ通しの試験なので、まずはこれに慣れる必要があります。

"たった30日でTOEIC800点"いう本は、そんな潜在能力はあるけれどTOEICという試験に慣れていない人が読むとどうなるでしょうか。

出題形式や効果的な解答方法が短期間でわかるので、それさえあれば高得点が取れるようになります。

まとめ

"たった30日でTOEIC800点"のように書かれている本は多く、ウソではありません。

しかしながら誰もが達成できるかというとそうではありません。

つい自分でも短期間で高得点が取れるかもしれないという錯覚が罠です。

一瞬で誰もが高得点が取れるような試験は存在しません。

あれば即改定されているでしょう…。

一瞬で自分が変われるような魔法はないのです。

自分を変えるには努力しかありません。

こういった本で効果が発揮できる人はそもそもの英語力が高いです。

つまり「既に過去に努力をしてきている人」です。

どうしても魔法の言葉に惹かれてしまいますが、地道な努力こそが近道です。

日々の努力を忘れずに、毎日のトレーニングを続ければきっと目標点に到達できます!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?