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10年勉強した筆者だから言える、TOEICで効果が悪かった勉強法4選

長かった…。

目標点を取るのに10年かかったTOEIC。

独学でさまざま勉強法を試したので、たくさん回り道しました。

何ヶ月もその勉強法を試したのに成果がでなかった、効果が悪かった勉強法があります。

1. TOEIC以外の英語の勉強をする
2. 高校以上レベルの英文法学習に時間をかける
3. 音声教材を使わない
4. 攻略法や解答方法を知らない

そんな効率が悪い勉強を避けることが目標点を取る近道になりますので、この記事で紹介していきます。

1. TOEIC以外の英語の勉強をする

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TOEICの勉強を始める前の話ですが、「そもそもTOEIC以前に英語が全くわからん…。」

そんな状態でした。

だからTOEICの前に初歩の初歩の中学英語から勉強を始めました。

嫁さんからは、まずはTOEICの過去問をやれと言われていました。

でも、過去問ができる英語力ではないので無視していました。

ここでの勉強は無駄ではなかったのですが、「英語=TOEIC」ではありません。

「英語 > TOEIC」という公式です。

つまり、英語の勉強は広すぎて、TOEICの点数を上げたいのに英語全般の勉強をしてしまうと時間がかかり過ぎるんです。

結構ここはTOEICあるあるなので特に注意してください。

「英語=TOEIC」ではなく、「英語 > TOEIC」です。

学校では教えてくれない秘密の公式です。

2. 高校以上レベルの英文法学習に時間をかける

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TOEIC400点台の頃にTOEICではなく、英語全般の勉強をしてしまったにも関わらず、またやってしまいました。

700点台に乗って800点を目指している時に、なかなか点数が上がらなかったのでまた英文法を固める必要があると思い、今度は難しい高校レベルの英文法まで手を出しました。

手を出したのは「一億人の英文法」です。

良書なのですけど、TOEICには必要ないものです。

かなり深い英文法まで載っているのに、これを最初のページからコツコツ最後のページまでやってしまいました。

内容も難しく理解もできない。

そして分厚い…。

3ヶ月も無駄にしました。

特にこの本は英語学習者のための最高の文法書であり、良書という声が高い本なので、TOEICの勉強をしている人が間違って手を出してしまいます。

あくまでも辞書的に使い、分からない文法を深く知るための教材ということでポイントのみで使っていきましょう。

でも難しいです…。

3. 音声教材を使わない

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リスニングパートはもちろん音声教材が必要ですが、高得点を狙うにはリーディングパートの勉強にも必要です。

このことが全くわかっておらず、リーディングは書いて覚えるのみでした。

これが特急シリーズに出会い、パート5対策の文法特急でさえも音声教材があるので声を出して勉強するようにしました。

そうするとどうでしょうか。

リスニングパートまで点数が上がってきたんです。

もちろんリーディングパートも点数が上がり、問題を高速で解けるようになってきました。

良書やTOEICerが出している本であればリーディングパートの本でも音声教材が付いています。

逆にいえば、音声教材が付いているリーディングパート本は良書ということです。

ここだけの話、パート7も声を出して暗唱することで劇的に理解が進みました。

4. 攻略法や解答方法を知らない

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TOEICには攻略法があります。

そして解答方法や勉強の仕方があります。

TOEICはすべての英語が様々な形式で出るわけではないので、決まった範囲で、決まった形式での試験になります。

この決まった型というのを知らなかったり、無視して勉強するのは効率がものすごく悪いです。

TOEICの勉強を始めた最初の頃はこれを知らずに、普通に文法の本を買ってきて勉強していました。

TOEICに出ない単語や文章表現が載っているにも関わらず、問題の形式も違うものをやっていました。

テニスの試合があるのに、バトミントンの練習をしているような感じ。

似ていて、ためにはなるけれども違うものなのでものすごく遠回りなのです。

まずはTOEICの型を知る、どのパートでどんな問題が出て、どんな解き方が有効なのかを体に染み込ませましょう!

ここでいう攻略法・解き方は例えばパート3, 4の先読みです。
恥ずかしながら先読みを知ったのは600点台の頃でした…。

まとめ

一言で言うと「TOEICに特化して勉強をしろ」ということです!

英語が苦手だからまずは中学英語から…ではなく。

TOEIC本の中でも初心者向けの本から始めるべきです。

今ではたくさんTOEIC本があり、初心者向けの良書もたくさん出ています。

そしてもう一つは「リーディングパートでも声を出して勉強しろ」です。

リーディングだから声を出さないではなく、リスニングと同じ勉強もしましょう。

その逆でリスニングパートでも精読します。

TOEICはリスニング・リーディングと分かれていますがすべては繋がっています。

まさに、ワンピースです。(笑)

TOEICに特化した勉強でリスニング・リーディングも同じ勉強をすることが目標点に到達できる一番の近道です。

みなさんは僕のように回り道をせず、真っ直ぐ突き進んでいきましょう!

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