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#0 登場蛇物

今回は日々お世話している飼育部屋のラインナップに軽く触れて置きます。
ペットショップで販売されているヘビなら分かるぜ!って方はスルー推奨。
特別珍しい種類は出てきません。(というか飼ってません)
本文中で種類名前を書く事がありますので、そのフォロー用です。
本の最初に有る登場人物紹介だと思って下さい。



コーンスネーク 学名: Pantherophis guttatus guttatus

◆コーンスネーク
北米版アオダイショウ。和名はアカダイショウ。
一般的イメージのヘビを具現化した小さめの頭に細長い体を持つ。
色は赤・黒・黄色で腹側が白いが、人工繁殖により多彩なカラーバリエーション(モルフ)が作り出され元の色がよく分からないかもしれない。
色のレア度によって値段が変わる。
初心者向けとして紹介される事が多いが多彩なカラーのせいで沼は深い…



左:アルゼンチンレインボーボア 学名: Epicrates cenchria alvarezi 
右:コロンビアレインボーボア 学名: Epicrates maurus

◆レインボーボア
主に南米各地に生息する少し太めで虹色に輝く種類。
和名はカガヤキボアだが個人的に地色も光り方も地味な方が好みで
カガヤカナイボアになっている。3種が在宅中。
・コロンビアレインボーボア
 焦げ茶色に太い体と青く輝く鱗。1に食欲2に食欲。
・アルゼンチンレインボーボア
 明るめ茶色に猫目。比較的小さめで数あるヘビの中で一番好き。
 自分のアイコンもこの種。
・パラグアイレインボーボア
 黒が強めで上記2種よりは少し顔が細長い。そして一番輝かない。



メキシカンブラックスネーク 学名: Lampropeltis getula nigrita

◆メキシカンブラックスネーク
真っ黒で頭と胴体に括れのない形はまるでミミズ。
脱皮前は目の場所が良く分かってかわいい。
ヘビも食うヘビの王、と言えば強そうだが性格はとことんビビリで怖がり。
捕まえると尿を撒き散らして抵抗してくる。



ニビイロアリノハハヘビ 学名: Madagascarophis meridionalis

◆ニビイロアリノハハヘビ
マダガスカル島原産。
蟻の巣を棲み処として小型爬虫類や哺乳類を捕食する為
”蟻の母”なんて可愛らしい名前が付けられているが
三角っぽい頭と目付きの悪い顔はマムシの様で毒蛇を彷彿とさせる。
(一応、後牙類と言って後ろの歯に威力は弱いが毒を持つが)



モルカンパイソン 学名: Madagascarophis meridionalis

◆モルカンパイソン
インドネシア・モルッカ諸島原産のニシキヘビ。
飼育部屋では一番大きく、胴体は500mlペットボトルより太い。
残飯処理係として大活躍してくれる、通称「蛇神様」
脱皮直後は金色の様な黄色が本当に美しい。
口の中が薄紫なのもお洒落ポイント。
何より食欲が勝るので、よく頭を叩かれて我に返る。


種類としてはこんな感じです。
ペットショップでの流通名で記入していますので
ヘビだスネークだ色々な単語が入り混じり紛らわしい事になっています。
生物や植物に和名・学名・流通名(魚だと地域によっても違ったり)と
複数の名前が有るのが原因なんですが

最初に挙げたコーンスネークを例に取っても
和名:アカダイショウ 学名:Elaphe guttata guttata
流通名:コーンスネーク CornSnake  となります。
色々と詳しい事を調べたくなったら、人工繁殖の歴史も土壌もある
海外サイトでのの情報を検索するのがおススメだったりするので
学名を知っていると少し便利かもしれません。

 英語名の方でもでスネーク・ボア・パイソンと名前が分かれておりますが
スネーク(snake)→ヘビ全般。
ボア(boa)→ヘビの一種。卵胎生(*詳細は後日)が多い。
パイソン(pyson)→ヘビの一種。ニシキヘビの仲間。といった感じです。

「グリーンパイソン」と「エメラルドツリーボア」という
どちらも木の上に住む緑色の似た種類のヘビがいます。
種類とか生態が違うんだなと名前から推測出来たりしますが…
そんな雑学が役に立つ場面には遭遇しないかと思います。

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