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「り、り、り」

todokeru,座興公演「り、り、り」にお越しくださった皆様、ありがとうございます!「コーヒー」で奥本朋美を演じた鈴江咲紀です!🐟💦

そもそもブログを更新するのが久々なので、鈴江がどう過ごしていたのか、そんな話も交えながら「り、り、り」についてお話していきます。

4月・5月
「コーヒー」の完成した台本を読む。ひたすら、読む。読む。読む。そして、考える。
私すっごいこの作業が苦手です。役者向いてないなー。
でも、久米さんの丁寧に作品に向かう姿に、私も焦らず、熱量は保って、読む読む!読むぞ!と向き合いました。
たまにはみんなも巻き添えにして……💦

永見さん、ですやんさん、ご協力有難うございました!


苦手だけど、この作業のことは好きなんだなぁ〜と気づくことが出来た期間でした。

6月
前半は『極彩色の魔法』の稽古に、これまた久米・鈴江コンビで立ち向かう日々。倉庫の暑い空気にも負けず、演劇に情熱を注ぐ県内のメンツに出会い、とても良い刺激になりました!
後半は失われた記憶(セリフのこと)を思い出す作業に必死。あまり覚えていません。丁度これくらいから、いつも仕事の昼休みに車の中でセリフを覚えてましたが、暑さで辛くなってきました。

7月
新感覚を体験しまくる日々でした。
湧き上がってくるものを信じて出すことが出来るようになってきて、新しい感覚すぎて戸惑うこともあったけど、朋美の心に触れる度、あーこれでいいんだ!と信じられるようになって、世界が変わりました。これは、マジで。

なんのシーンのなんの稽古なんかわからんけどなんか楽しそう

と、こんな3ヶ月間を経て、完成した「コーヒー」いかがでしたでしょうか。

私が演じた奥本朋美の話を。
私に似てるところが沢山ある奥本。
衝動的だし、すぐに忘れるし、態度は一丁前に生意気だし。でも、素直でかわいい。
そんな朋美の良さを引き出すことが出来てたらいいな。
演出の大木さんは奥本のことを1人だけバトル漫画の世界からきた人と表現してましたが、確かに、三作の中で出てくる人物の中でもどの人とも違う、豪快なパワーを持つ面白い人でした。

共演した久米さんとは不思議な関係。
性格も大雑把な私、丁寧な久米氏。
演技もパワー系の私、オールマイティかつスマートな久米氏。
別にプライベートで遊んだりするわけではないけど、演劇のことになると、同じ方向向いて歩めるのですよ。いや、仲良くはあるんですよ!恋バナなんかもしちゃったりなんかしちゃったりしてね!!……でもなんか、そういう関係の人が劇団内に出来たってことが嬉しいなぁとか思います。えへ。

ふへーーー。なんか真面目になっちゃいましたね💦💦
でもほんとに、全力で取り組んだ分が、ちゃんと自分にも跳ね返ってくることが多い公演でした。実り多い期間に出来て良かった。この学びと自信を、次の機会にも繋げていけるように、頑張ります!

ご来場頂いた皆様、本当にありがとうございました!


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