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クリスマスプレゼントにイチゴの種が欲しかった次男坊とタワシが欲しい長男氏の話

Merry Christmas🎄
皆さんこんにちは イラストレーターのトウドです。
このところ「トウドのnote」更新が滞っております(笑)
年末進行で何かと忙しいですね。
そこへもってきて今わたくし
病院の待合室におります💓
うふふ詰め込んで来るわね私の人生(笑)
8年前に患って散らした盲腸の痛みを彷彿する痛みを覚えて来院しております。

せっかくなので待ち時間を利用してnoteの記事を書いちゃおうという魂胆でございます。
さぁ待ち時間の間に書ききれるのか Let's try!


・クリスマスプレゼントについて

我が家では毎年子ども達にクリスマスプレゼントをあげています。
クリスマスプレゼントは両親から。とお二人には話しております。
当然「サンタさんはいるの?」問題が提起されるお年頃がやって参りますが
我が家では「サンタさんがいるかいないかは会ったことがないからわからないけど、サンタさんはきっとクリスマスプレゼントをもらいたくとも、もらえない途上国や紛争地域のお子さんの所に行くのに忙しいだろうから君たちには両親からプレゼントするよ」
と話して来ました。

サンタさんがいるかいないかのファンタジーは残しつつ子どもは欲しいものを我々に直接伝えてくれます。
というか一緒に選びに行ったりもします。

友人が昨年からその「説」を導入しクリスマスプレゼント選びがかなり楽になったと喜んでおりましたよ。

クリスマスプレゼントの聞き出しにお困りの方よろしければいっちょ参考になさってみては☺️

・欲しいものがもらえなかった我々と毎年欲しいものをもらえる我が家の子ども達


今の子ども達は本当に恵まれておりますよね。
わたくしは子ども時代欲しいもののほとんどが手に入りませんでした。
ですからクリスマスやお誕生日というのは欲しいものを手に入れる絶好のチャンスなはずですが
わたくしの両親はなかなか願ったものを買ってくれないタイプでした。
例えばシルバニアファミリーが欲しいと願っても絵本が届いたり、シルバニアファミリーが欲しいと願ってもぬいぐるみが届いたり…(どんだけシルバニアが欲しかったんだ)
朝起きて欲しかったものとは全く違うものが置いてあった時の悲しみたるや今思い出しても胸がつまります。

もらえるだけマシじゃないかとも思うけれど
ならば初めから欲しいものなど聞かないで欲しい。
聞かれて答えたらやはり期待してしまうものですよ。
子どもだもん。
初めから何も聞かれていなければ何をもらっても喜んでいたかもしれないですけれどね。

だから「クリスマスの朝は子どもにとって一年で一番くらいにハッピーな朝であって欲しい。クリスマスの朝に泣き崩れる子どもの姿を見るのはわたくしの方が耐えられない。」
という想いが強くなったたのかもしれません。

夫氏の両親も子へのプレゼントは親のお眼鏡にかなった知育系玩具しか与えなかったそうで
夫氏のクリスマスへの想いも並々ならぬものがあります。
「クリスマスとは子どもが望むものをもらえる日。クリスマスプレゼントとは大人の思惑などの混じりけのない純然たるおもちゃであること。」

我々のこの想いのもと、我が家の子ども達は日頃こそ何の理由もなしに欲しいものを買ってあげることはないものの、クリスマスとお誕生日には「本当に欲しいもの」を選んできました。

ところが子どもも小学生位になると段々、欲しいものもなくなってきてしまうのです。
そりゃそうですよね。毎年欲しいものもらっていたら、おもちゃは有形ですからおもちゃで溢れかえってしまいおもちゃ飽和状態になります。

特に我が家の子ども達はテレビを見なかったので流行りに左右されないコンサバ系おもちゃを望むことが多く
いまだに幼稚園の頃にもらったおもちゃで遊ぶことがあるくらいです。

ちなみに歴代のクリスマスプレゼントは
木製ネジ遊びセット
LEGO
ローラースケート
組み立て式ロボット
プログラミング系おもちゃなどなど。
兄弟でも使い回せるものが多いですね。
ちなみにローラースケートは今次男坊のサイズにぴったりになり次男坊が遊んでいます。

・さてさて表題のクリスマスプレゼントについて

まずは気になる長男氏の「タワシ」
これ以前 X (旧Twitter) にもあげております。

学校の課外授業で大根の収穫をした際に初めて使った(見た)タワシに何故か心をわしづかみされてしまった長男氏。
「クリスマスプレゼントにタワシが欲しい。」とねだられプレゼントしました。
今でも机の一番よいところに飾っていて
先日学校で水墨画を描いた時にも
「タワシちゃん描いてみた」といってそこそこ上手な水墨画を持ち帰りました(笑)
本人曰く「かわいい」んだそうですよ。

実は次男坊の方がクリスマスプレゼントには苦労が多く
その理由は夫氏の「純然たるおもちゃでなくてならない」という想いと衝突するからなんですね。
え?じゃあタワシは?とお思いですよね。
次男坊がイチゴの種を欲しがったのは長男氏がタワシを欲しがる3~4年前。
まだ夫氏のこの想いが強かっのです。
今やその「純然たるおもちゃであること」との想いはほとんど無くなり今年に関しては
長男氏のクリスマスプレゼントは
「お茶の苗木」です(笑)
緑茶好きの長男氏。自分で茶摘みをしてオリジナル緑茶を作ってみたいのだとか。
本当に我が道を行くね君は。

話を戻しますが、次男坊はかなりの偏食っ子なんですが幼い頃からぶれずに大好きな食べ物の1つがイチゴ。
その大好きなイチゴを育ててたくさん成ったらみんなでいーっぱい食べれる!というなんとも幼い子どもらしい発想のもと「イチゴのたねがほちい!(高音)」と願った訳ですが、夫氏との衝突を繰り返し結局イチゴの種は断念。
わたくしとしては、内容に関わらず本人の望むものをあげたかったのですが「純然たるおもちゃ」という点を譲れなかった夫氏と意見が決裂。
おもちゃでないだけでなく、イチゴは実生で育てるのが難しい為、育てさせてもわんさか実がなるなさ訳ではないのをわかっていてプレゼントするのも酷だという考えもあったようです。
その点もわたくしの意見とは対立。
わたくしはたとえ失敗に終わってもそこで終わらず次に繋げることさえできればその経験は無駄ではないと考えます。
想像と現実、検証と実践を繰り返して得ることはいつかイチゴの実以上の実りをもたらすとわたくしは思うのです。

次に次男坊が願ったのが「おままごとキッチンセット」
これもまた「男の子なのに…」という理由で却下。
その年はラジコンか何かをもらったような気がします。
(揉めに揉めて憔悴したのであまり覚えていないのです)
ちなみにおままごとキッチンセットは後に夫氏が段ボールで作ってプレゼントしましたがさほど遊ばず
何故か長男氏が簡単に作ってくれた「折りたたみキッチンセット」(紙に描いたやつ)をいまだに愛用しております。
次男坊は心が女の子という訳ではないのですが
いわゆる「女の子遊び」を好みます。
おままごと、お人形遊び、ゴム編み、アイロンビーズや羊毛フェルトなど。

ちなみにこちらは次男坊が愛するぬいぐるみ(ニャオハ)に
プレゼントした手作りのお布団です🤭


長男氏も創作は好きなので羊毛フェルトやお裁縫など好んでやりますが、おままごとなどはあまりやりませんでした。
次男坊は今でも木製のフライパンやお鍋でジュージューやってお料理してくれます。(完成したものは必ずわたくしか長男氏に振る舞ってくれます笑)

夫氏は自らの子ども時代、5歳までに事故に遭うぞと言われる程のやんちゃ坊主だったそうで、自分の子ども時代と自分の子どもとの違いを受け入れるのに多少の時間が掛かってしまったのです。

今では女の子遊びを好む次男坊の気質をナチュラルに受け入れていると思います。

次男坊は決して女の子になりたいわけではなくスカートを履きたいわけでもないのです。
ただ好む遊びの傾向がたまたま女の子寄りなだけなんです。

・期せずしてイチゴのランナーをゲットする

揉めに揉めて結局もらえなかったイチゴのたねですが数年後、期せずしてイチゴのランナーを手に入れました。

我々は毎年独居の伯母の家へ年末の手伝いをしに行きます。
お掃除や買い出し、新年を迎える準備などをしに行くのですが、その伯母の家の玄関周りを掃除していた時亡き祖父が大切に育てていたクンシランの鉢植えに見慣れぬ葉っぱを発見しました。
それは間違いなくイチゴのの葉っぱでした。
伯母に確認すると「植えた覚えはないのにいつの間にか生えていた。」んだとか。
そんなことあるんだろうか?
可能性としては鳥の糞。種が紛れた糞が運良くクンシランの鉢植えにヒットし発芽した。
何しろこれはチャンス。伯母に断ってランナーを1つ分けてもらうに。
自宅のプランターに植え付けてみました。
すると一年ほどかけてランナーは成長し、小さな小さな実を付けたのです。

おそらく次男坊が想像していたスーパーで買ってくるような大きなイチゴとは全く違っていましたが
とにかく「イチゴがなった!」という想いは次男坊の文字通り甘酸っぱい幼い頃の「イチゴのたねをもらえなかった」想いを解消してくれたのではと思います。

・イチゴの苗のその後

実は今年の猛暑で枯れてしまった次男坊のイチゴ
わたくしとしては種ではなくランナーだったし
「なったイチゴをみんなに配る」(これは毎年クリスマスにプレゼントをくれる祖父母やご近所さんへという次男坊の希望だったのですが)という夢は叶わなかったものの、しっかり自分で育てて収穫できたのだからもうお役御免ということでよいかなと思っていたのですが
なんとすっかり気温が下がった頃に寂しくなったプランターをよくよく見てみるとそこには小さいけれど間違いなく3出複葉のイチゴの葉っぱが!

取りこぼしたイチゴの種から発芽したものと思われます。
まさかイチゴの種から発芽させるという夢も叶うとは。
ランナーや地下茎で繁殖するタイプの植物は実生で育てるのは難しのですが、伯母の家のイチゴといい、この二世イチゴといい叶わなかった次男坊の願いを誰かが叶えてくれているように感じられるのです🤭
もしかしたらそれはサンタさんなのかもしれない。
そしてわたくしのサンタさんのイメージはいつも働き者の亡き祖父の後ろ姿。
「もしかしたら見守っていてくれているのかも😌」
と思えることこそ幸せだなぁと思うのです。


さて!今回はクリスマスにちなんだお話をお届けしてみましたがいかがでしたか?
そして!診察時間内に記事を書き終えるというタイムアタックは果たして?
わたくしの診察番号19番
現在17番目の方診察中とのことで大成功でしたぁ~パチパチパチ。
いやぁ年末の病院って混むんですね。
午前は発熱の方以外の患者さんの診察だけなんだそうです。
それなのに記事一本書けちゃったよ。

忙しない年末、そして寒さ。皆様くれぐれもお体にはお気を付けて暖かくしてお過ごし下さいね。

「トウドのnote」年内の更新は本日が最後となる見込みです。

今年に入ってから始めましたこの「トウドのnote」
もの書きとしてはただの素人のこのわたくしの記事を約一年ご愛読下さった皆様には心より御礼申し上げます。

お会いできた方から絵よりも先に「トウドのnote」の話題を出される事も多く、想像以上にお読み頂いているのだなと身の引き締まる思いです。

これからもゆるりと、日々思うこと綴っていけたらと思っております。


皆様よいお年を。
そして素敵なクリスマスを。

誰もが暖かい夜を過ごすことができますようにと
お祈りしております🙏😌

  TOUDO YAYOI Illustration (^_^)ノThanks!☆


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