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私の「赤」とカタルシス
人は誰でも、自分の意識が「そう」知覚した仮想現実の中を生きている。
客観的な事実としての現実と、「自分が知覚している現実」は違う。そして人として主観的な知覚を以て世界を認識して生きる限り、「本当の客観的な事実」を知ることは誰にもできない。
何も、私は「客観的な事実が存在しない」などと主張したいのではない。ある林檎の色を指さして、あなたと私とで「赤」と共通の名前で呼ぶことはおそらくできるのだ。ただ
自分語りについて思うこと
私はインターネット上ではいわゆる「自分語り」をすることをモットーにしている。自分が本当に事実として語れるのはそれしかないからであり、また、人の感じ方・考え方のサンプルのひとつとして自分に見えているものを提示したいからでもある。ときに表現がわがままであったり、稚拙であったり、視野狭窄であったりしても、できる限り人を傷つけない工夫はして、やはりそれを提示したいと思う。私が自分を語ることは、見知らぬ誰か
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