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トークイベント「AIの話をしよう」①ざっくり最近の生成AIでできること

静岡県掛川市でひとり会社を経営している株式会社あらまほしの戸田です。
8月20日(火)19:00-20:30 ポートカケガワにて、トークイベント「AIの話をしよう」を開催しました。

イベントの様子

SNSでしか告知せず、特にAIの専門家というわけでもない人間の話を1,500円払って来てくれる人がいるのか??という一抹の不安がありましたがありがたいことに8名の方にご参加いただきました。ありがとうございます。

ざっくりどんな話をしたか、noteでもかいつまんでご報告しようと思います。

トークの構成

1. ざっくり最近の生成AIでできること

ざっくり最近の生成AIでできること

今回のトークイベントでは、生成AIをほとんど使ったことのない方から仕事や趣味でそこそこ使っている方、機械学習をやっていた方など、かなりバラッバラでしたので、目線をどこにあわせるか多少悩ましいところでした。
が、基本的にはカジュアルにさわっていない方にこそ体感してもらおう!というのが主旨でしたので、まずはざっくり生成AIでできることをご紹介しました。

1-1. 思考補助

chatGPTClaudeなどで、ブレストなどに付き合ってもらったりといった事例を紹介。
「趣味でカメラをはじめたいんだけど、どう始めるのがいいかな?」といった仕事とは関係ないことも話しながら相談できるよ、的なことを見てもらいました。
また、戸田が実際に仕事でどのように使っているかも事例としてご紹介しました。
新規事業を考える際のブレストに付き合ってもらったり、研修企画のアイデア出しだったり、例題作成だったり、いつもお世話になっているのでそれはそれはたくさんあるのですが、直近だと「掛川城ナイトツアー」の海外向け案内文を作成してもらいました。
実際の告知ポストはこちら
もともとの日本語での案内文があったのですが、「これを海外ゲスト向けに英語版にして。そのまま直訳するんじゃなくて、海外の方に伝わりやすいようにしてね」とお願いして翻訳してもらいました。
結果としてすごく大げさな文章になったのですが、これくらい積極的な方がいいのかもなあ、と思ってそのまま採用しています(ミスとしてはガイドの和美さんをその名前からか女性と判断されてしまい、「Mr.」とすべきところ「Ms.」になったりしています。気をつけよう)。

1-2. 情報収集

続いて、情報収集ツールとしてperplexityを紹介。
参加者の方に「なにか知りたいことありますか?」とお尋ねし、「抹茶の点て方」とのことだったので調べてもらいました。
検索結果はこちら
これまでは検索結果のWebページを人間がいくつか読み込んでふむふむ、とやらなければいけないところをAIが複数のページから情報を整理して生成してくれます。
最近はChromeでもAIによる概要を生成してくれたりくれなかったりするしEdgeでもあるだろ、と言われてたらそうなのですが、なんとなくUIが気に入っていて戸田はperplexictyを使用しています。

1-3. データ分析・ドキュメント作成

ビジネスシーンで最も使用頻度が高いであろうアプリケーションといえばWord、Excel、PowerPointなどのOffice製品かと思います(そうでもない?)。
Copilotを使用してExcelでダミーデータを作成、それをWordに貼り付けて分析レポートを書いてもらい、さらにそれをPowerPointのスライドにしてもらう……ということを想定していたのですが、イベントではいまいちちゃんと生成されず。まあ、そういうこともありますね。

1-4. スライド生成

気を取り直してスライド生成について、Gammaを紹介。
せっかくなので先程perplexictyに生成してもらった抹茶の点て方について生成してもらいました。
生成したスライドはこちら
このアプリケーションが一番反応よかったかもしれない。

1-5. イラスト生成

イラスト生成アプリケーションも多数ありますが、企業が比較的安心して使えるものだとこれかなあ、ということでAdobe Fireflyを紹介。
これもせっかくなので「抹茶を点てている和服の男性」をその場で生成して見てもらいました。

抹茶を点てている和服の男性(Adobe Fireflyにより生成)

1-6. 音楽生成

音楽生成についてはSOUNDROWを紹介し、その場でちょっとロッキンな音楽を聴いてもらいました。

こんな感じで、すでに世の中でさんざん紹介されているものではありますが、生成AIでこんなことができるよ、という話をざっくりおさらいしました。

「2. 近年のAIトレンドとこれから」に続きます。

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