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クーラーボックス2層化で中身もスッキリ!

開け閉めのたびに冷気が・・・

僕の場合は、釣ったアジを持ち帰りたいのでどうしてもクーラーボックスが必要です。基本的に港内で釣ることが多いのでクーラーボックスを置いてもそれほど邪魔になりません。でも、ジグヘッドやワーム、その他もろもろの道具とクーラーを持ち歩くとなると、クーラーボックスは大きく邪魔になります。このため、いつもはバッカンやタックルボックスと言われる商品のようにクーラーボックスの中にいろいろと入れて持ち歩いていました。

ただこの方法だと開け閉めのたびに冷気が逃げてしまうし、それを嫌がって道具を全て外に出してしまうと、なんだか子供のように釣り場が散らかってしまってかっこが悪いです。

ということで今回は助手くん達がタイトルで言っているようにクーラーボックス内を2階建て、ではなく2層化してみます。

上の写真が僕のクーラーボックスです。これは師匠から頂いたもので、ホームセンターで売っている安いヤツなのだそうです(ダイワさんとかシマノさんのならトレイがオプションで売ってあるのでわざわざこういう工作はいらないのですけどね)。というわけで二層化に挑戦です!

工作開始!

まずはじめに準備するのは、100均で売ってあるカラーボードを2枚準備します。1枚は内壁に、もう1枚は蓋に用います。ちなみに今回はダイソーさんで入手です。

助手たちが疑問に思っているようですが、ダイソーさんのカラーボードにはちょっと普通の板とは違うメリットがありました。これは厚みが5mmあるのですが、ウレタンっぽい材質が板の間に挟まっています(下の写真を見て下さい)。これのおかげでへボいクーラーボックスも多少は保温性も上がるかもしれません。

それでは実際にカラーボードを切っていきましょう。僕のクーラーボックスは底の部分の内寸が縦19cm×横32cm×高さ22cmです。この中にワームなどを入れているハンディケースを収めたいので高さを測ってみます。

ハンディケースの高さは取っ手を含めて約12cmなので、下の層の高さは10cmに決定です。カラーボードは30cm×45cmなのでこれを有効に活用するためには下のように裁断していきます(斜線部分は余りになるところです)。

カラーボードそのものはカッターナイフで簡単に切れます。上の図面通り、それぞれの部材を切っていくと下のように部品が完成です。

それぞれに5cmの切れ込みを作ってあるので、これを上下に組み合わせて実際に仮組みしてみるとこんな感じになります。

この壁をクーラーボックスに入れてみると・・・。おお!ぴったり過ぎてびっくりです(*’▽’*)わぁ♪

さて次に蓋になる部分を作ります。蓋は2分割にするか、3分割にするかで悩みましたが、それほど大きなクーラーボックスではないので2分割にすることにしました。

助手くん達が言うように取っ手も着けました。これは余った部材を接着剤で貼ったものです。またクーラーボックス内の角は微妙に丸まってますので、黄色の〇で示したように角も落としておきます。

実際にふたをはめてみると、おお!これもぴったり。色もとても合ってます!( *˙0˙*)

助手くん達に入ってもらうと、2階建てになったのが良く分かります。ということで上の段にハンディ―ケースその他を、下の段には釣った魚を入れます。

うまくできたので一人でニヤニヤしていますが、もともとが小さなクーラーボックスなので魚の入るスペースが高さ10cmしかありません。ここに保冷材が入ってくるので魚の入るスペースがあまりないのが構造的な問題です(苦笑)。ただ今回の二層化はそれぞれの部材には一切接着剤を使ってないのでいざとなれば取り外してクーラーボックスの底に置くことができます。

これで大漁になった時も対策はばっちりです。とはいっても食べきれる量しか連れて帰らないのでクーラーボックス一杯にすることなんてないのですけどね(;・∀・)

というわけで思いのほか、簡単に工作できました。後は魚をしっかり釣ることだけですね。これが一番難しいのですが・・・



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