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休息日記⑧ やらないで悶々とするならやってから考える

だらだらうとうとしていたら午前中が終わっていて、心療内科予約の時間が迫っていた。

寝ても寝ても午前中ならいいのに

食べても食べても太らなきゃいいのに

(by ジェニーハイ『グータラ節』)は真理を突いていると思う。

心療内科では、具合がどうなったか話をした。毎日1万歩は歩くほどに外に出ては、おいしいものを食べたり友人と電話したりバドミントンしたりしてリフレッシュしていることなどなど。

その一方で、仕事のメールやチャットを見ると、仕事している自分が想像できないし元の仕事に戻れないなと感じること、など。

医師からはもう少し休んだ方がいいのでは、と言われるが、有休も少なくなると不安だし、まあ明日上司と面談があるのでどこに戻されるか次第ですかね、と話す。

すると、上司との面談ではリフレッシュしていることを前面に出すともう全然働けそうだね、と元の仕事に戻されかねないので、仕事のことを考えると気が重い、を前面に出していった方が良いとアドバイスを受ける。なるほど。

よかった、普通にリフレッシュの方を話しそうだった。危うし。

引き続き漢方薬を出してもらい、あとよく眠れない(変に早い時間に目が覚めてそのあとうとうと二度寝してしまう)ので、依存性低めの眠れる薬を出してもらう。

おなかがすいたので前から目をつけていたビリヤニのお店へ。スパイスが効いていてピリッと辛い、と思ったところに後がけのココナッツミルクの甘さが複雑に絡み合い、そしてマトン肉がとてもおいしい。これは柏手ものですなぁ。

どこに行くかなと迷った結果、眠れる薬を飲み出したらしばらく行けないかもしれない、と献血へ。いつもは成分献血なのだが血をどんと抜きたいという欲求にかられ全血献血にする。冷えにより進みが遅くて、後から献血入った人のほうがどんどん終わってくので、給食食べるの遅くて残らされてる感が出る。

献血を終え、ユニクロ行ってストレート体型に合うジーンズを試着の末、購入。診断の結果が生きる生きる、本当にレーヨン似合わんしコットン似合う。なぜ今まで気づかなかったのかというくらい顕著。

そのまま帰るかなと思ったところで、やっぱり行かなきゃ後悔しそう、と映画館へ。『破壊の日』。制服を着ていたような古のころから豊田利晃好きなんだよ、『青い春』とかさ。映画観てあんな気持ちになるということを初めて教えられた感ある。マヒトゥの、魂を絞って出したような叫びと音楽の爆音感がよかった。豊田利晃はマヒトゥ好きだろな、と思った。『青い春』の新井浩文的な。

豊田利晃の、わかりにくい感じのストーリーの中で、それでも狂気に振り切らない、バランス感が良いなぁとかみしめる。

このご時世を忘れるかのような人の多い街中を抜けて、帰路に着くのであった。

またあした。