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天皇賞(秋)2023 〜回顧〜

2023/10/29(日)に開催された富士ステークスのレース回顧を記載していきます。

また、本記事は個人的見解を基に作成しており、実際の因果関係と異なる場合がございますことを予めご了承ください。

なお、レースの基本情報等は以下記事を参照ください。

1.はじめに

当該レースの各出走馬に対する自分の所感を残して、各出走馬の次走レースの予想に繋げるための備忘記事です。

2.レース結果

【順位】
🥇7番.イクイノックス
🥈6番.ジャスティンパレス
🥉9番.プログノーシス

[レースタイム]
全体:1:55.2
前半:57.7

[馬場コンディション]
馬場状態:良
クッション値:9.0
※クッション値については以下を参照

3.レース回顧

🔸ペース展開

ジャックドールが先手を奪い、前半5F 57.7のペースでレースを展開し、11着に沈んだことからハイペースであったと感じるが3番手を追走したイクイノックスが優勝し、2番手を追走したガイアフォースが5着入線したことからミドルペースであったと推察する。

🔸馬場状態

当日は2勝クラス(本栖湖特別)で芝2400mで2番手追走して2:22.8のタイムで7馬身差で勝利していることから開幕週同然の馬場状態+G1特有のタイムを出させようとする細工をしたと推察する。

🔸本レースのポイント

以下2点と推察する。
・陣営の調整力
・騎乗技術(ポジショニング&ペース配分)

🔸全体を通して

以下が勝因となるポイントであったと推察する。
①競走馬の能力
②騎手の経験値
🥇C.ルメール騎手
→ 今年度リーディング暫定1位(137勝)
🥈横山武史
→ 今年度リーディング暫定3位(102勝)
※関東所属騎手
🥉川田将雅
→ 今年度リーディング暫定2位(132勝)

4.出走馬に対する所感

順位ごとに各馬の所感を記載。

1着.イクイノックス(6枠7番)

🔸鞍上
C.ルメール
🔸道中のポジション
3番手
🔸勝因
以下に起因すると推察する。
①競走馬の能力
→馬場影響もあったとはいえ、3番手追走で上がり3位で2馬身差つけてのレコード決着をしたため
②騎乗技術
・道中のポジショニング
・仕掛けるタイミング 
③中間調整
・放牧(ノーザンファーム天栄)
・帰厩後の調整

2着.ジャスティンパレス(6枠6番)

🔸鞍上
横山武史
🔸道中のポジション
10番手
🔸敗因
勝ち馬との適正含む能力差と推察する。
→ペース展開的にはベストな騎乗であったと感じる

3着.プログノーシス(7枠9番)※単勝馬券購入

🔸鞍上
川田将雅
🔸道中のポジション
11番手
🔸敗因
勝ち馬との適正含む能力差と推察する。
→ペース展開的にはベストなポジショニングではあったと感じる。(4コーナーを大回りした印象)

4着.ダノンベルーガ(4枠4番)

🔸鞍上
J.モレイラ
🔸道中のポジション
8番手
🔸敗因
以下に起因すると推察する。
①勝ち馬との適正含む能力差
②中間調整
→美浦から離れるノーザンファーム早来を選択
※関東所属馬が放牧先を選択する際はノーザンファーム天栄を選択する傾向にある

5着.ガイアフォース(5枠5番)

🔸鞍上
西村淳也
🔸道中のポジション
2番手
🔸敗因
以下に起因すると推察する。
①勝ち馬との適正含む能力差
②騎乗ミス
→積極的で素晴らしい騎乗ではあったが、ペース配分を考慮する必要はあったと推察する

6着.アドマイヤハダル(8枠11番)

🔸鞍上
菅原明良
🔸道中のポジション
9番手
🔸敗因
勝ち馬との適正含む能力差が起因すると起因すると推察する。

7着.ドウデュース(3枠3番)

🔸鞍上
戸崎圭太
🔸道中のポジション
4番手
🔸敗因
以下に起因すると推察する。
①勝ち馬との適正含む能力差
②中間調整
→調教内容から2歳時のベストパフォーマンスに戻せなかった
・朝日杯FS
栗東CW 78.4 - 11.4(仕掛け⑨ 武豊 12/8)
・天皇賞(秋):
栗東CW 81.1 - 11.2(一杯⑥ 武豊 10/19)

8着.エヒト(2枠2番)

🔸鞍上
横山和生
🔸道中のポジション
7番手
🔸敗因
勝ち馬との適正含む能力差と推察する。
→道中インにこだわった見事な騎乗ではあった

9着.ヒシイグアス(7枠8番)

🔸鞍上
松山弘平
🔸道中のポジション
6番手
🔸敗因
以下に起因すると推察する。
①勝ち馬との能力差
②騎乗ミス
→終始外を回し、距離ロスを産んだための順位と推察する
③中間調整
→当日馬体重が前走より−12キロ

10着.ノースブリッジ(1枠1番)

🔸鞍上
戸崎圭太
🔸道中のポジション
5番手
🔸敗因
勝ち馬との適正含む能力差と推察する。
→道中はインにこだわった見事な騎乗ではあった

11着.ジャックドール(8枠10番)

🔸鞍上
藤岡祐介
🔸道中のポジション
1番手
🔸敗因
以下に起因すると推察する。
①勝ち馬との適正含む能力差
②調整ミス
→当日馬体重−10キロ
③騎乗ミス
→本順位になったのはペース配分によるものと推察

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