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山田裕貴のANNX G/安井順平 その② 初対面など

約10年前、劇団イキウメの『散歩する侵略者』を観た時が安井順平との出会いだった。あんなに泣いたことは無い、大好きな舞台だったと、熱く語る山田裕貴。『嬉しいよ、ありがとう』と満足気な安井順平。(敬称略)

山田「初めてお会いしたのは、それこそ10年前、『散歩する侵略者』とかの舞台を観に行った時ですね」
安井「そうだね」
山田「あ!お前って、多分バカだろ
安井「そう、ドラマの撮影の時にね、裕貴が挨拶に来てくれたんだけど」
山田「あ、ドラマの撮影の時か…」
安井「支離滅裂で何言ってんのか全然わからなかった、テンションでぜんぶ胡麻化そうとしてたから
山田「はい」
安井「あれ、ひょっとしてお前バカだな、って言ったのが多分、第一声だと思うんだよね」
山田「はい、それも僕、気持ち良くって。なんか印象に残って。あ、この先輩、絶対いい先輩だって。初めましてで、『バカだろ』って言ってくれる人がいてくれてるんだって、ア、俺のことちゃんと見てくれたんだなって思ったんすよ。これガチで」
安井「でも、そのあともしっかりバカを発揮してたから」
山田「あははは」
安井「あんとき共演者でGACKTさんがいたんだよね。もの凄いオーラを放って、撮影が終わって帰った後にGACKTチェアってチェアがあって」
山田「ははは、はいありましたね」
安井「その時に、バカな山田裕貴が『安井さん、安井さん(初対面だよ!)GACKTさんの椅子がありますよ、安井さんに似合うにはGACKTさんの椅子ですよ!』って言って、オレGACKTさんの椅子に座ってGACKTさんの物真似やったっていうエピソードあったよね」
山田「はい(笑)ありました、あはは」
安井「座らされたんだよね、あれね」
山田「僕が座るんじゃなくて」
安井「オレが座るっていうね!」
山田「あははははは」
安井「あった、あった」
山田「で、10年ほど前に出会い、2019年には舞台『終わりのない』で共演させてもらいました。もうホントにこれが僕にとって人生を変えた舞台にもなりました。ホントにありがとうございます」
安井「嬉しいです」
山田「生きていくには、独りじゃ生きていけないんだ。本当に、なんだろうな、あの~本当に印象深い」
安井「あれだよね、個であり全体、」
山田「そう!個であり全体!これはもうこの話をしだすと僕は宇宙の話までしだす」
安井「まだ、俺のプロフィールの途中だからね」
山田「プロフィールの話しなきゃいけない、ハイ!更に今日、最終回を迎えた『テミスの教室』でも共演させていただきました」
安井「こちらこそ」
山田「今喋った通りですね、エピソードが色々出てきます。僕はあんまり覚えてなくても安井さんが全部覚えてくれてます。僕のことよーく知ってくれているだけでなく!フリートークに先ほどもダメ出しくれました5点ですと、先週の放送は。ね、この番組のリスナーでもあります。ね、本当にありがとうございます」
安井「ヘビーですよ、けっこうヘビーリスニングですから」
山田「そのダメ出しで悪い点数を言うっていう『お前、このまえのフリートーク、ちょっと緩急が、ちょっとテンポが』っていうのは」
安井「すはは…(嫌な予感がして笑う)」
山田「あれは、別に、要約すると『聞いてるよ、裕貴』っていう」
安井「そういうこと、そういうこと!」
山田「ふはは」
安井「ちょっと勘違いしないでよ、なんか凄い、イヤな先生みたいになってるけど。最終的には愛情で返してるじゃない
山田「はい、あっはっはは(と手を叩く)」
安井「ただ、ね、あのフリが良くなかったねっていう話がなんか」
山田「もちろん本気でダメ出ししてくれてる訳じゃないって、半分ボケて」
安井「そうですよ、もちろんですよ!」
山田「この数分でちょっと分かってくれたんじゃないでしょうか?僕がもの凄く喋りやすくさせてもらってる、本当に優しい先輩でございます。49歳です(いじる感じ)」
安井「49だよ」
山田「ははははは、49歳なんですよね安井さん」
安井「半世紀生きてんだからさ」
山田「ホントですね」
安井「そうだよ。もうちょっとしたら『死』を考えなきゃいけない時期になるかもしれない」
山田「いやぁーホントに、ホントにじゃない、ははは」
安井「半分、半分以上だよ」
山田「織田信長だったら、人生50年って言ってるんで」
安井「そうだね」

山田「さて、今夜は、こんなテーマでメールを募集します」
安井「はい」
山田「山田裕貴への質問!回答者、安井順平!
安井「回答者、俺なの?」
山田「ボクに聞いてみたい(笑)マジな質問を送って下さい、しかし!答えるのは僕ではありません。山田裕貴という人間を客観視してくれる、数少ない理解者である安井さんが答えてくれます。安井さんが答えたあとに、ボクも正解を発表します」
安井「いや、意味分かんないな!ちょっと待ってよ、何この2度手間みたいなやつ?」
山田「(笑いながら)安井さんが答えたことを、ボクが!」
安井「裕貴に質問送って、裕貴が答えればいい、コレは、なんで一回、オレかませるのよ?」
山田「ちがうんす、やっぱり、安井さんね、たまにやるライブあるじゃないすか?」
安井「インスタライブ」
山田「はい、それで僕の、あ、ホントはこういう事が言いたいんだっていうのをちゃんと言語化して伝えてくれるじゃないですか」
安井「それは、俺のインスタライブに裕貴のファンの人が裕貴の質問してくるからね。オレのインスタライブでね
山田「ひゃひゃひゃはは(笑)」
安井「裕貴クンは元気ですか?って入ってくる。知らねえ、と」
山田「(大笑い)」
安井「1週間前は元気だったけど(笑)」
山田「たまに僕が拝見すると、あ、安井さんやはり分かってくれてんだなと、本気で思えるぐらい僕の真意をついてくれている、というか、正解を言ってくれるわけですよ」
安井「ああ、なるほど」
山田「だから今日もちょっと違うよってときは『惜しい!』って言います」
安井「(苦笑)」
山田「違ったら、それは違うんです、ってちゃんと訂正するんで」
安井「オレが間違えるわけないじゃない。全部正解出せばいいって事でしょ」
山田「そうです。安井さんがどれだけ僕のことを理解してくれているのか分かる仕組み、と、両方ですね。安井さん分かっているのか?リスナーの皆さんに山田裕貴をもっと深く知ってもらおうというのと」
安井「なるほど。結果的に、ゲストの質問コーナーではないんだね」
山田「あ、もちろんそれも」
安井「あるの?」
山田「もちろん!ボクだけの質問を寄せるわけないじゃないすか」
安井「あ、良かった(嬉しそう)そうかそうか。ゲストに来て、パーソナリティーへの質問にゲストが答えるって、意味が分からないからさ」
山田「(うれしそうに)ふはははは」
安井「オレ、何しに来たのかな?ってなっちゃうからさ」
山田「バシバシ僕の本心をあばいてください、と。今日はホント深いとこまで行っちゃおうよ、と」
安井「頑張ります」
山田「そういう、フカフカ(深々)ラジオでございます
安井「ああ、聞き覚えある(笑)こういう訳の分かんない単語のやつ」
山田「今、ラジオの前の人たちもシーンとしたっていう空気が伝わってくる。何?フカフカラジオって(笑)」
安井「首をずーーーっとかしげてる感じね」
山田「更に、安井さんへの質問もお持ちしています」
安井「もし、よろしければね。ないってのは無しよ
山田「ふへへへへ(笑)yy@allnightnippon.comです。山田の最初のスペルYを2つ重ねて、Y!Y!です(安井さんとユニゾンで)これやってくれるの安井さんしかいねえんだろうな(笑)本当に毎週聞いてる人にしか分からないこのテンション(笑)
安井「あー、本物だー!本物の山田裕貴だー」
山田「怖い怖い怖い」
安井「ヘイヘイ!」
山田「ヘイヘイ!とか言うんですね」
安井「言うよ。ラジオだから。テンションは多少アゲていく」

山田「ここで一曲、安井さんに選曲していただきました」
安井「私、子供の頃からサザンオールスターズが大好きで、裕貴とカラオケ行ったとき歌ったら、裕貴が『ものすごくいい歌ですね』って言った歌をリクエストしたいと思います。それでは聞いてください。サザンオールスターズで『わすれじのレイドバック』」

『わすれじのレイドバック』
作詞作曲 桑田佳祐
俺をとろかせる女でいてよ
抱かれたいようなしぐさ切なく Baby Baby~


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