リーダーの先輩としてのアドバイス
ちは!東京大学運動会応援部リーダー二年の李です。時間が経つのがあっという間すぎて、二年部員になったという実感がまだ湧きません。二年部員唯一の留学生としても日本でしか経験できない思い出一杯の一年を過ごすことができました。このノート以外にも、朝日新聞の一面に私が応援部に入部した理由が詳しく書いてあるので、ぜひ見つけて読んでみてください!
さて、今回私がお話しするのは、リーダーの一年部員としてこれまで印象深かったことです。4年間の応援部生活を始めるにあたってとても重要な話だと思います。この話を参考にして、有効な一年部員の生活を送っていただけたら幸いです!
① ごっつぁんでフルコース 応援部では先輩の方々にご馳走してもらうことを「ごっつぁん」と呼んでいます!リーダーは練習が終わると非常に高い確率で先輩にごっつぁんしていただけます!色々な店に行って自分なりのメニューをお試しするなど、練習を乗り越える大きな力になります!私はいつもコンビニでごっつぁんする時は、おにぎりとサンドイッチを含めて、ドリンクとデザートまで、様々な食べ物を食べることができました。お店でごっつぁんしてもらうのも良いですが、コンビニならではのごっつぁんもぜひ経験してみてください!独特なコンビニメニューの組み合わせをここで一緒に探してみましょう。
② 1年で全国の友達が作れる 応援部の魅力といったら、様々な部活の応援に参加させていただき、色々な人たちに出会えることです!また、東京大学の中だけでなく、1年にかけて、全国の大学の応援団と交流があることにも注目するところです!入部したリーダー新人にとって最初のステージとなる「六旗の下に」では、慶應義塾大学、明治大学、早稲田大学、法政大学、立教大学の東京六大学の応援団の同期と初めて顔合わせをします!ステージが始まる前に、控え室で初めて挨拶をして交流を深める楽しみがあります!夏頃になると、旧帝国大学の7大学による七大戦があり、北海道大学から九州大学までの応援団と出会えます!冬になると、様々な大学の応援団による団祭のステージがあります。私は東京六大学のステージを全部見に行きました!ステージを行うのは東京六大学だけではないので、他の大学のステージに行って交流できるかはあなた次第です。2月頃には筑波大学、一橋大学、京都大学とのコンパがあるなど、他の大係との交流の機会は無限大にあります!ぜひ、応援団員だけで知り合い100人を作ってみましょう!
③ 練習はいわばファッションショー
リーダーの練習はほとんどの場合、練習着で行われます。そのため、自前の服を練習でお披露目するのも、練習のお楽しみになります。一般的なのは応援部の練習着ですが、他の大学の服や、高校の服を着て他の部員を刺激することも多いです。対慶應義塾大学戦想定の小マスで、慶應義塾大学の服を着てくるような大胆な人もいます。練習着が被るときはカップルだと疑われることもあります。服はサイド責任者をする時のネタにもなりますので、かっこいい服、面白いネタの服を着て、その服を他の部員に自慢しましょう!
④ 今からネタを貯めろ!
リーダーとは常にネタとの戦いです。まず、4年間を通じて演芸は避けられません。演芸とはお笑いのようなもので、モノマネをしたり、面白い話をしたりします。演芸はあじさいステージや、淡青祭の幕間でなど、様々な機会があります。一人でやったり、二人以上でコンビを結んでやったりするなど、決まった口上はありますが、内容については自由なので、面白い演芸を極めるのもリーダーの資質と言えるでしょう。特に、演芸だけでなく、一年部員の時は幹部の方々をいじるような場面も来ます。いつかは来てからのお楽しみですが、その時のためにも二年部員、三年の先輩方に幹部の方々のネタを聞き出すのも良いかもしれません。演芸だけでなく、二年部員になったら、サイド責任者として、ブロックや、試合を盛り上げるためのネタが多く必要になってきます。ネタを集めることこそリーダーのやるべきことです。面白い話はあれば、取っておいてネタとして使ってみてください!
応援部に入って最初の一年は知らないことばかりで、ついてくるだけで手一杯かもしれません。でも、応援部には大変さと比例して大きな魅力と楽しみが待っています。応援部でのやり甲斐は応援部で練習を乗り越えるためにも必要だと思います。それがごっつぁんでも良いし、同期との楽しい時間でも良いです。「これのためなら続けられる」と思えるようなことを見つけてください。それが今後こ大きな力の源になります。もし、応援部を続ける上で悩むことがあれば、いつでも相談を受け付けておりますので、4年間の応援部生活を楽しく、かけがえのないものにするためにも一緒に頑張りましょう!
リーダー二年 李