見出し画像

26:生きるのがしんどい人へ 中編

前回の続きというか補足みたいなもの。

とはいっても前回から1週間経っているので、続きを書くのがしんどいわぁ。生きる以前にこれを書くのがしんどいけど、適当に書いていきますわ。

人は死ぬ 人生に意味はない

これは『檻の中ダンス』という本のまえがきあたりに出てきた(多分)フレーズですが、今現在でもこれは真実である、だって人は死ぬし人生に意味なんてないじゃん、と思っております。

※ちなみにここだけの話だが、引き寄せにハマって頭キラキラ☆ハッピーになった際、「もうこんなネガティブな本は必要ないんだ!!」と、『完全自殺マニュアル』『人格改造マニュアル』『僕たちの完全自殺マニュアル』『無気力製造工場』『檻の中のダンス』全部捨ててしまった。何度も読んでいるので頭には入っているが、勿体ないことをしたものである。捨てるべきはインチキ引き寄せ本の方だったと気付くのは、何年も後になってのこと。

それはともかく、「人は死ぬ(肉体的な形が移ろう、焼かれて骨と灰になるの意味)」について反論するキチ○イはいないでしょうが、

「人生は意味はない」については、「嘘だ!人生に意味はある!」「意味を探すのが人生だ!」なんて戯言をいう人間がいるでしょう。特に綺麗事が大好きな学校の教師とか(偏見)

しかし、ここまで読まれてきた賢明な方ならお分かりでしょうが、「人生の意味」なんてものは、前回の「理想」と同じく、全部頭の中で決めたこと、つまりエゴの作り出したインチキなのであります。(「人生の目標」「生きる意味」「人生の意義」等についても言葉が違うだけで同じ)

エゴは「目標」だの「意味」だのが大好きなので、そういうものを探したがりますが、昔流行った「自分探し」と同様、いくら探しても見つかりません。だってインチキだもの。

そんなもの探そうとするから「俺の人生は一体何なんだ」とか「もっと意義のある生き方をしたい」なんて下らない「理想」が生まれ、生きるのがしんどくなるんじゃないでしょうか。だって無いものを探し続けてるんだもの。

なので、生きる意味なんて無くてOKだし、どうしても「意味」が欲しいなら、「何か生まれてきたけどまだ死なないし、生存本能のせいで自殺するのも怖いから生きてるだけです」くらいで充分でしょう。

それでも不満なら『夜と霧』みたいな強制収容所(現代だとT塚ヨットスクール)にブチ込まれたり、雪山で遭難するのがよろしい。

ああいう状況下では生存本能がビンビンになり「生きる意味=1日でも生き延びる」になりますからな。

目の前のことをただやればいい

こんな事書くと「じゃあライト兄弟はどうなんだ!」「ニコラテスラはどうなんだ!」なんて、本人でもないのに言ってくる阿呆がおりますが、私も本人じゃないけど言わせていただくと、

彼らは別に「空を飛ぶことに人生をかけた」とか「発明に人生の意味を見出した」なんて考えておらず、やりたい衝動に突き動かされてやっていき、後で振り返ったら結果としてそうなっただけでしょう。

大体、そんな大義名分なんて、大抵がやましいことをする時に付ける「言い訳」みたいなもんじゃないですか。戦国大名が他の国に攻め込んだりカルト宗教が犯罪を起こすときとか。

この辺でしんどくなったので次回に続く。

応援、ありがとー