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大阪万博、グダグダになる見通し 下らないニュース解説番外編その12

コロナでやられた嗅覚が復活したけど、相変わらず寝苦しい夜が続く今回のニュースはこちら。

海外パビリオン建設始まらず…「万博が成立しなくなる」と国に危機感 建設業界に協力求める

大阪万博「海外館が間に合わない→日本が建設代行!」相次ぐ誤算にツッコミ殺到「万博ちゃうやん」

万博建設費、450億円増の2300億円 当初比1.8倍の見積もり

こんな感じで他にも色々出ているけど、案の定こんなグダグダなことになっているのが再来年開催予定の大阪万博。

大失敗した挙げ句利権まみれだった東京オリムピック()と同じ結末になるのだから、万博なんて止めてしまえばいいのに、と思っているのは私だけではないはず。

まあ東京オリンピックは何を見ても全然面白くなかったが、万博は面白いパビリオンがあるかもしれない…
などと思いましたが、前回と異なりこれだけ情報網や物流網が発達し各国の情報を調べることができる昨今、万博なんてする意味あるのでしょうか?

千里にある万博公園で前回の万博の様子見ても、当時なら「わー凄い!」だったのかもしれないけど、現代の価値観で見たら「フゥン」「あーそーなの」で終わるモノばかりじゃないですか。

当時のパビリオン内。今見ると何の面白みも無い。
ただし音楽があの武満徹。武満徹レベルって今誰かいるの?
TAROMANの人。今岡本太郎レベルの芸術家はいないから、ズッコケること必須ではなかろうか。

そもそも、今更ドイツ館やフランス館見て一体何が楽しいねん。そんなにフランスパンやドイツパンが珍しいか?フランスパンなら近所のスーパー、ドイツパンもカルディとかで売っとるで。

どうせやるなら金満ギンギラのドバイ館とか、「君も現地人と同じ体験ができる!」みたいなソマリア館とか、そういう針が極端に振れているパビリオンでなきゃ珍しさなんてないでしょう。

なんばのマルイには「大阪IR建設決定!君もカジノで働こう!」みたいなポスターあるけど、一体どうなってしまうのでしょうか。

維新前の大阪は汚かった

こんな感じで、万博を誘致した維新の会はどう責任とるんやと思ってしまうのですが、じゃあ維新が駄目なのかというとそんなことはないというのは、大阪市民および府民の方々ならお分かりのはず。

何が言いたいのかというと、自民党時代の大阪は汚いわハコモノは乱立させる等の税金の垂れ流しをしていたわでロクなものではなかった、ということであります。

私が大阪を離れたのが橋下知事当選前で、それから10年以上経過して戻ってきたわけですが、まず驚いたのが御堂筋。

2000年代の御堂筋線なんて異様な臭いがしていたけど、今は全くそんなことなく、なんか丸ノ内線みたいな感じになっていたのでビックリいたしました。

他にも新今宮界隈がキレイ(当社比)になっていたり、不要なハコモノが潰されていたりと何か色々変わったなあという印象を受けました。

要するに維新が出てくるまでの大阪は、自公だけでなく民主党や共産党も含めた既成政党や公務員達が甘い汁を吸い続けてやりたい放題していたわけで、維新が出てきてようやく「マシ」になった(良くなったとは言わない)、のであります。

よって、維新にケチをつけているのは昔のように公金チューチューしたい連中だというのは大阪では周知の事実であるので、選挙の度に維新が勝ってしまうのであります。(なんでも自民と共産が組んで維新に反対していたみたい。共産党ってそうなのー?)

まあでも、いくら維新になってマシになったとはいえ、今回の万博には公金チューチューしてなくてもケチをつけたくなるよなぁと思いつつ、今回はここまで。

応援、ありがとー