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小指に湿布は花粉症に効くのか 下らないニュースその58

いきなり暖かくなると共に関西でもメチャクチャな量の花粉が飛び、私にも症状が出始めた今回のニュースはこちら。
ニュースソースはよりによってTogetterという有様。

今年も「小指に湿布を貼ると花粉症がラクになる」という情報がTwitterで出回る季節になった

要は、ドラッグストアとかに売っている湿布を、両手小指の第一関節と第二関節の間に巻いておくと、花粉症の症状が緩和されるというもの。

はっきり言って胡散臭いことこの上なく、インチキとしか思えない情報なのですが、花粉症の症状が酷くなってきたので背に腹は代えられず、
実践するのに金はかからないし、リスクも特に無いし、効果が無ければクソミソにけなす記事を書くことができるのでやってみたのでした。

驚愕の結果

そんなわけで用意したのは、数年前にサンドラッグかマツキヨかどっかで買った、今年8月に使用期限の切れる安物の湿布。

上記のTogetterに書かれている通り、この安物湿布を適当な幅に切って両手の小指に巻き付けたのでありました。

するとどうでしょう、鼻血の如く流れ出ていた鼻水が何故かピタリと止んだではありませんか!

これは一体どういうことなのでしょうか。
効果なんて最初から信じていなかったので、まさかプラシーボではないと思うのですが、その効果に感激することしきり…

となったのは初日だけで、次の日から全然効かなくなったで。どうしてくれんのこれ。

あまりに酷いのでフェキソフェナジン60mg×2を60mg×3に増やしたら何とかおさまったのでありました。

何が合うかは人それぞれ

というわけで、最初効いてビックリしたのだけど、結局効かなくなってインチキだったという、何とも言えないオチとなってしまいました。

これは前々回書いた「禁煙の効果とやらは疑わしい」の記事と同じことで、小指湿布も効く人には効くのでしょう。

禁煙といえば、私は本格的にタバコを吸う前は花粉症の症状が酷くて夜も眠れない有様だったけど、タバコを吸っている頃はそこまで花粉症に悩まされたことはなく、タバコを止めたら花粉症が再発したという経緯を辿っているので、

実はタバコって花粉症に効果あるんじゃないの、病院等のサイトでは「喫煙は花粉症を悪化させます」なんて書いてあるけど、少なくとも私はそうではなかったで。

日本人における喫煙と花粉症リスク
<要約>2002年のアンケート調査にて花粉症に関する4症状について尋ね、ベースライン時における喫煙状況との関連を評価した。男女とも喫煙者は喫煙したことのない者に比べ、有意にその後の花粉症発症のリスクが低下していた。

という「高山コホート研究」の結果もあるみたいだから、やっぱそうなのでしょう。

あと、前々回載せたレポートと同じフォーマットの医療レポートで、医者に無断で飲酒を再開した患者が、何かの臓器の数値が正常に戻ったという、酔拳か何かみたいなビックリレポートも見た覚えがあるのだけど、何か探しても出てきませんわ。

このように、何が効くのかなんて人それぞれで、そうでなければあんな沢山の種類の薬なんて世に出ていないし、迷信を盲信するのと同様、西洋医学、というか1人の医者の意見や1つの治療法を、まるで「人類全体に効果のあるものだ」と盲信するのもいかがなものかと思ってしまうのであります。

結局何が言いたいのかというと、どうあがいても遅かれ早かれあなたも私も死ぬので、どうせなら自分が良い思った方を選べばいいんじゃないのということで、

そういや大学時代は保健センターでポララミンもらってたわ、酒とポララミンのちゃんぽんは気持ち良かったヮと思い出しつつ、今回はここまで。

応援、ありがとー