コミックマーケット96

「ジェムカン目当てにC96へ行ってきました。」コミケ96初日レポート

戸田ささめ

GEMS COMPANY（ジェムズカンパニー、通称ジェムカン）というアイドルグループを推しているささめと申します。今回はコミックマーケット96にて初めて企業ブースでグッズを販売することになったジェムカン目当てにビッグサイトまで行ってきた8月9日の様子について書きたいと思います。

コミケってなんぞ？

コミックマーケット準備会が主催する世界最大の同人誌即売会です。日本最大の展示施設である東京ビッグサイトが最も混雑するイベントでもあります。コミックマーケット96は2019年8月9日（金）、10日（土）、11日（日）、12日（月）の日程で開催されました。

C96に向けての準備

ジェムカンがコミケでグッズを売ると言い出したので、せっかくならば手に入れたいと、どうやったら手に入れられるか予定を確保したり予算を確保したりといろいろ準備をしました。

いろいろ準備をした中身についてはこちらの記事にて簡単にまとめております。

これを書けたことで自分でもかなり当日のイメージが掴めました。

普段は閑散としているこの場所が、当日はコミケ参加者で文字通り埋め尽くされるのです。

企業ブース（青海展示棟）

2020年の東京オリンピック・パラリンピックで東京ビッグサイトが使用されることから、ビッグサイトの施設の一部は工事の真っ最中です。これまでビッグサイトを全館貸し切りで開催されてきたコミケへの影響も大きく、開催期間を例年の3日間から4日間に延ばして、さらに企業ブースをビッグサイトから1.5km離れた青海展示棟へ移すという奇策を講じてどうにか開催へと至りました。

青海展示棟は江東区青海に建てられた東京ビッグサイトの施設です。まだ建てられて間もないため、近隣の案内板には青海展示棟の存在が記載されていませんでした。

青海展示棟へやってきたのは11時40分過ぎでした。この時間には既に入場の待機列も消え去っていて、すんなりと会場内へ進むことができました。

建てられて間もない施設なので割と綺麗で、外のうだるような暑さと比べれば中の気温も快適でした。

青海展示棟にはKDDIの基地局や、NTTBPの臨時無料WiFiがありました。WiFiは思っていたよりも活用できました。

今回のお目当てのジェムカングッズは、ジェムカンをプロデュースしているスクウェア・エニックスのタイトルである「グリムノーツ/グリムエコーズ」のブースに間借りする形で販売されていました。

2441　グリムノーツ/グリムエコーズ

列の長さこそ私が並び始めたときには70分待ちの掲示でしたが、ブースの大型モニターでは常時PVが公開されていてそれを眺めながら順番を待っていました。

グリムノーツとグリムエコーズに加えて、ニーアシリーズとジェムカンのグッズもあるということで、列にはそれぞれのシリーズのファンが並んでいました。

グッズの種類が多いので、配布されたオーダーシートを記入して待ちます。

PVに混じってジェムカンのMVも流されていて、「JAM GEM JUMP!!!」と「形而境界のモノローグ」が流れるとモニターを見上げる人が列やブースの周りに多くいました。ジェムカンで検索している方も見かけました。

70分弱並んで無事にジェムカングッズを購入することができました。グリムノーツ/グリムエコーズのショッパーはブースの前で積極的に配布をしていたので、コミケ会場内や帰りの交通機関でもこのショッパーをかなり見かけました。

今回販売されたクリアファイルとクリアポスター。

A3サイズの程よい大きさ。

ジェムカンの他にも面白そうなブースが沢山ありました。

1111　郵便局物販ブース

1225　ムー公認コミケショップ

青海とビッグサイトの移動

ビッグサイトと青海展示棟は1.5km離れています。とにかく移動が大変です。

南展示棟から青海展示棟方向を眺めた写真。この撮影地点からだと2km歩くことに。

ゆりかもめの当日の臨時ダイヤが朝ラッシュ並の3~4分待てば来る頻度になっていたのもあり、一番使いやすかったのはゆりかもめでした。

りんかい線は安定の輸送力で隙がありませんでした。こちらもおススメできます。

およそ8分間隔で運行されていた無料のシャトルバスにも多くの参加者が集まっていました。乗客を限界まで詰め込んでいたので到底快適とは言い難いものでしたが、何より無料で使えるのはありがたい存在だったと思います。

下見では都バス利用も検討しましたが、ビッグサイトと青海方面を結ぶ路線は運行本数が少なく、ダイヤに大きく縛られてしまうのは使い辛いと感じました。

ビッグサイト西展示棟と南展示棟

C96では東展示棟は工事中で使えませんでした。

必然的にビッグサイト内のお食事処も少なくなっておりました。

ローソンとセブン-イレブンがフル回転しておりました。

（セブン-イレブンは下見時の写真）

南展示棟にもコンビニ出店予定のスペースがありましたが、C96当日は何もありませんでした。

西1・2はある程度見慣れた光景が広がっておりました。

西3・4への移動は少し面倒です。

館内の広告はスマホタイトルが目立ちました。やはり勢いがある業界です。

新築の匂いのする南展示棟は西展示棟の南側に建てられました。連絡通路には動く歩道が3本あり、下見では京葉線東京駅ホームへ向かう乗り換えを思い浮かべました。

3Fの休憩スペースはC96当日も解放されており、多くの参加者の姿がありました。

フロア表示では1Fにある南1・2は2Fから降りて入場をしておりました。

2020年のポスター。

4Fの南3・4もキレイでした。屋上を通る西3・4との行き来は物凄く楽でした。

あとがき

こうして私のC96初日は終わりました。無事に戦利品を持ち帰ることができてほっとしております。

帰りつくまで耐えきれなかったショッパーと、3リットル飲み切ったペットボトルが、夏コミの過酷さを物語っていました。紙のリストバンドが意外と耐えていたのは頑張ったなと思います。

おつかれさまでした。

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