4年

戸田真琴として表に立って活動するようになって、今日で４年が経ちました。

今もこうして見守ってくれている方々がいること、そしてその人たちが私自身も好きになれるような素敵な人たちであること、全部ひっくるめて幸運だと思っています。

日々、自分にできることの少なさに愕然としてばかりなのですが、落ち込む暇よりも受け入れる潔さの方がきっと私にとっては大事にしたいものなので、掌にあるほんの僅かな向いていることや才能と呼べるものを少しずつ育ててゆきたいです。そして、心に対して適切じゃないことからは、少しずつ離れていきたい。

日付が変わった瞬間に大好きなファンのみなさんからメッセージや画像やイラストなどが送られてきて、つい泣いてしまいました。

便宜上、"ファンのみなさん” とお呼びするたびに、心の奥底でかたい友情が結ばれていることを誤魔化しているようで少しずるい気がするのですが、いつも、私の心が友達でいることを知っていてください。連絡先を知らなくても、本名を知らなくても、何ヶ月もゆくえがわからなくても、そういうことが全く関係がない場所にある愛こそが、無敵です。なにもねだらなくていい。強制し合わなくていい。ずっと自由の海で揺蕩うだけのわたしたちでいようね。

わたしこんな風だけどなんとか頑張って生きているからね、君もどこかで生きていてね。と祈ることばかりが人生です。

お金をたくさん儲けるためのアイデアなんか一つも出てこないのに、君がほんの少し楽しくなるためだけの小さなアイデアばかりが出てくる、自分の頭が嫌いじゃない。真心ぐらいしかあげられないけど、それが尽きないようにずっとちゃんと、渡したものをまた巡ってこの手に返してくれる、あなたたちがとても好きです。だからまたきっと渡すから、君の好きな形で投げ返してね。そういうことの繰り返しで、ずっとにこにこしていたいね。

応援してくれる皆さん、いつも本当にありがとうございます。