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実年齢以上のおもちゃを与えることは、その子の「お気に入り」界のフライング?

なんだかんだ8日間連続で投稿できました。不思議な達成感!嬉しかったので無理のない範囲で続けてみようと思います。

突然ですが、我が子がどんなおもちゃがを好きになるかって、楽しみじゃないですか??

息子は1歳3カ月。よちよち歩く、ちっちゃな存在が選ぶ「お気に入り」。グッとくる。ぜ、ぜひ私の作ったおもちゃもノミネートしたい!そんな衝動から、牛乳パックとシールフェルトでおもちゃを作りました、というお話。


最近、思っていることがある。そしてそのことと私は戦っている。

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対象年齢が実年齢よりも高いおもちゃには、子供が興味を惹かれて当然なところがないだろうか?

同じ複雑さのものを「よーい、ドン」と与え、できるだけ、その子の内面からのみ湧き上がってくる興味を見てみたい。
先の年齢のおもちゃというのは、「お気に入り」界でのフライングをしているかのように強い。
子供がスマホを好きになることが多いのも、大の大人が今楽しいものなのだから当然、ということで説明が付くと思う。

0歳の時、なんとなく買ってきた真っ赤なスポーツカーのおもちゃがあった。リアルな作りで、赤くピカピカしていて、息子は一瞬で気に入った。それ以来、車が大好きだ。でも、その車の対象年齢は3歳。それまでは木でできた車や、丸くてコロコロ転がるおもちゃが好きだったのに、関心は逸れてしまった。

いずれ、その車のタイヤを噛むようになってしまい、小さいタイヤが外れた。対象年齢は、危険のないように考えられたものなので、単純に危なかった。飲み込んでしまうといけないので、見えないところにしまった。

最近になって、息子はプレゼントでもらった救急車のおもちゃが大好きだ。対象年齢は3歳。本物そっくりのカッコイイ救急車。
赤いスポーツカーがいつのまにか見当たらなくなった喪失感もあったのか、より大好きになった。もちろん男の子はみな乗り物が大好きだと聞くわけで、遅かれ早かれこう言う結果だっただろう、と今は思っている。


だけど。


拭えない心残り。


それは、積み木一つで遊べる時期に、私はだいぶタイムスリップした魅力を与えてしまったのではないだろうか、という気持ち。
そして、手作り物を喜んでほしいという理由のない思い。

息子を見る。救急車も、パソコンのマウスも、細長い積み木も、車と同じように押している。そして、玄関に畳んでおいてあるベビーカーに寄って行き、そのタイヤに手を伸ばしている。

むむむ!タイヤが動いて進むものが楽しいのならば、せめて、せめて、ママが作ったこの牛乳パックバスも、ノミネートしてほしい!!

ただ、そんな一心で、おもちゃを作りました。

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